ニュース
グローバルで活躍する高度人材の採用に向けて人事システムを刷新 メドレー
医療、介護プラットフォームを展開するメドレーが人事システムを刷新した。目的はグローバルで活躍する高度人材の獲得だ。人事システムと高度人材獲得の関係は。
ワークデイは2022年9月1日、同社の人材マネジメントプラットフォーム「Workdayヒューマンキャピタルマネジメント」(Workday HCM)をメドレーが導入したと発表した。メドレーは、同プラットフォームを事業拡大に向けたデジタル基盤の構築に活用する。
導入の決め手はリアルタイムの情報更新
メドレーは医療・ヘルスケア分野で、医療プラットフォームや医療人材採用システム、介護サービスのマッチングなどの事業を展開する。同社は成長に向け、事業の多角展開や、世界で活躍する高度人材の採用に適した人材基盤の構築を検討していた。経営陣がデータに基づいて意思を決定し、ビジネスの能力を最大限に発揮できるようにすることを目的にWorkday HCMを導入した。
同プラットフォームが人事情報をリアルタイムに更新、閲覧できることが導入の決め手になった。今後は、同プラットフォームが人事プロセスや組織開発を強化し、人事の役割を向上させることを期待しているという。
ワークデイのメドレーに対する支援は次の通りだ。
関連記事
- クラウドERP市場で三大勢力が激突 SAP、オラクル、ワークデイがエンタープライズアプリ業界に起こす変化とは
クラウド利用の進展とともにエンタープライズアプリケーション市場の新たな勢力争いの構図が見えてきた。最近の動きを踏まえて考察してみたい。 - クラウドHCMの“黒船”、ワークデイが本気の攻勢 「“驚くほど小さい”日本のクラウドHCM市場を拡大したい」
SaaS型クラウドサービスで今後の成長分野と目されているHCM(Human Capital Management)。この市場で存在感を高めているワークデイが、今後の成長戦略を打ち出した。果たして、日本のクラウドHCM市場へのインパクトやいかに――。 - グローバル展開を支える次世代リーダーの育成を加速――大塚製薬、グループ全体の人材管理に「Workday HCM」を活用
大塚製薬はグローバル人材の育成と組織力の最大化に向け、ワークデイの人材管理クラウド「Workday ヒューマン キャピタル マネジメント」を導入。グループ全体の人材を一元管理する人材プラットフォームを構築する。 - マネジメント基盤の「脱ERP」がカギ Workdayが財務管理機能を国内提供開始
HCMで知られるWorkdayが、HCMと同じデータモデルで扱える財務管理機能の国内での展開を本格化する。マネジメント基盤の「脱ERP」を目指すとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.