センシンロボティクスとSAP、大規模プラントの設備保全を効率化する統合プラットフォームを提供
センシンロボティクスとSAPは国内外で石油やガス、電力などの大規模プラントを保有する企業向けに設備保全を効率化する業務自動化統合プラットフォーム「SENSYN CORE」の提供を開始した。省人化や自動化に加え、サステナビリティや環境衛生面、安全面の便益も期待できるという。
センシンロボティクスとSAPジャパン(以下、SAP)は2022年9月12日、石油やガス、電力企業の大規模プラント設備保全を効率化する業務自動化統合プラットフォーム「SENSYN CORE」(センシンコア)をSAPの業種別クラウドソリューション「インダストリークラウド」の新ラインアップとして提供開始した。
SAPのインダストリークラウドは、SAPとパートナー企業が協力して提供する業界固有のニーズに対応するソリューション群だ。クラウドアプリケーション開発プラットフォーム「SAP Business Technology Platform」を使ってオープンなPaaS(Platform as a Service)に構築したソリューションを提供する。
プラント設備保全を自動化 人的ミスを減らすSENSYN CORE
センシンロボティクスは産業用ドローンや自律ロボット、スマートデバイスなどと、ドローンやロボットの自律制御、取得データの管理、AI(人工知能)による分析解析などを実施するソフトウェアを組み合わせて、送電設備やプラント施設、建設現場などの点検や管理を自動化、効率化するサービス、プロダクトを開発する企業だ。
今回、センシンロボティクスとSAPのパートナーシップによって、SENSYN COREをSAP Business Technology PlatformでSAPの設備保全ソリューション「SAP Asset Intelligence Network」と連携させたソリューションとして提供する。
SENSYN COREはロボットの自動制御やデータ分析、解析、外部システムとの連携など業務に必要な各種機能を備えたプラットフォームだ。コンポーネントの組み合わせで、対象業務に特化したアプリケーションを短期間で開発できるとしている。
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