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Microsoftが予測、“2023年のセキュリティに起きる5つの変化”
Microsoftは、2023年におけるエンドポイント管理やエンドポイントセキュリティの将来を予測した。予想はユーザーが2023年に何をすべきかの検討材料として役立つと説明している。
Microsoftは2022年12月20日(現地時間)、同社のブログで、2023年における組織のエンドポイント管理の予測を発表した。
2023年のエンドポイント管理における5つの変化とは?
Microsoftによる2023年のエンドポイント管理の将来予測は以下の通りだ。
- 2023年が弱いマクロ経済シナリオで展開した場合でも、クラウド成長率は依然として良好であることが予測されている。各種調査や分析はその予測を示している他、予算の削減やインフレ圧力に対処する方法として企業が取る手段としてクラウドの使用を増やすことが上位の回答に挙げられている。Gartnerは、企業において2022年には50%の使用率だったクラウドベースの統合エンドポイント管理(UEM)製品が、2025年までには90%を超えることになると予測している
- 脆弱(ぜいじゃく)性の減少と自動化を促進するために、セキュリティソフトウェアと統合コンソールの統合が進む。さらに、潜在的なサイバー攻撃に気が付きやすくするために従業員に対して実施するスキルアップへの投資が増加する
- ここ数年で大きく普及したハイブリッドワークに対して、保護技術が追い付くようになる。2023年にはハイブリッドワークに加えて、5G対応デバイスの大量採用が見込まれており、ビジネスパーソンはどこにいても生産的に仕事ができることを求める傾向が強まる。だが、新しい作業スタイルや新しいネットワーク、新しいデバイスは新しいサイバー攻撃が発生する可能性も意味しており、さまざまな場所から業務に従事する従業員を保護する必要がある
- 国や地域特有の要件が増加する。2023年には公共機関においてデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展が予測される。しかし、こうした機関は民間組織と比較してデータの保管場所や保護場所に関する要求など、国や地域特有のセキュリティやコンプライアンス規制を受ける傾向がある。そのため最高情報セキュリティ責任者(CISO)はエンドポイント管理ソリューションやテクノロジーアーキテクチャ全体がローカル要件に対応できるように行動する必要がある
- エンタープライズソフトウェアソリューションにおける高度なAI(人工知能)技術の導入と、より優れた自動化技術の導入が進む。こうした技術の導入によって人間の労力が削減されることが期待される
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