2月の累積更新プログラム、特定条件下のWSUSで配信されない問題が発生
Microsoftは2023年2月の累積更新プログラムが特定条件下のWSUSから「Windows 11, version 22H2」に配信できない問題について伝えた。該当している場合は修正アップデートを待つか、手動で回避策を実施する必要がある。
Microsoftは2023年2月14日(現地時間)に同年2月の累積更新プログラムの提供を開始した。
だが「Windows Server Update Services」(WSUS)経由で累積更新プログラムを配信している環境では、特定の条件に一致した場合「Windows 11, version 22H2」に対する累積更新プログラムが配信されないことが分かった。
Microsoftは現在問題の修正に取り組んでおり、修正版が配信されるまでは手動で一時的に問題を回避する方法が紹介されている。
累積更新プログラムが配信できない条件は
Microsoftは、2023年2月14日およびこれ以降に提供される累積更新プログラムについて「WSUSからWindows 11, version 22H2に配信されるアップデートはクライアントデバイスまで配信されない可能性がある」と説明した。
今回の不具合は「Windows Server 2016」または「Windows Server 2019」から「Windows Server 2022」にアップグレードしたWindows Serverが影響を受けるとされている。Microsoftによれば、該当プラットフォームは以前誤って「Unified Update Platform」(UUP)のMIMEタイプが削除されてしまっており、その影響で不具合が発生しているという。
問題を解決するには削除されてしまったMIMEタイプを追加することで配信ができるようになる。Microsoftはこれを手動で追加する方法まとめており、以下のリンクから確認できる。
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