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CohesityとMicrosoftが協業 脅威の検知にOpenAIの技術を活用してソリューション強化へ
CohesityはMicrosoftとの協力関係を拡大し、MicrosoftのサービスやソリューションでCohesityのセキュリティソリューションが利用しやすくなると発表した。AI技術の強化も考えているようだ。
Cohesity Japanは2023年4月17日、Microsoftとの協業拡大を発表した。これにより、MicrosoftのサービスやソリューションでCohesityのセキュリティソリューションを利用しやすくなる。
CohesityとMicrosoft、セキュリティ分野で関係強化
Cohesityから発表された主な内容は以下の通りだ。
- 「Cohesity Cloud Service」を用いた「Microsoft Azure」におけるデータ保護の実現
- クラウドネイティブのセキュリティ情報イベント管理プラットフォームである「Microsoft Sentinel」の「Cohesity DataProtect」への統合。インシデントレポートやランサムウェアアラートへのアクセスの効率化実現
- IDプラットフォームである「Microsoft Azure Active Directory」、多要素認証(MFA)機能の「Cohesity Data Cloud」やCohesity Cloud Servicesといったサービスの統合
- CohesityおよびBigIDのパートナーシップによる「Microsoft Purview」の強化。Microsoft環境全体におけるデータ発見、プライバシー、セキュリティ、ガバナンスのための実用的なデータインテリジェンスの実現
大きなトピックとして、脅威の検出や分類、異常検知などにOpenAIのジェネレーティブAI(生成AI)を生かす考えも発表された。
企業は自社の情報システムをオンプレミスからクラウドへ移行、またはオンプレミスとクラウドを混在させるハイブリッド環境へ移行しつつある。こうした環境でセキュリティを確保するにはオンプレミスにもクラウドにも適用できるセキュリティソリューションが必要だ。CohesityとMicrosoftの関係強化はMicrosoftが提供するプラットフォームやサービスにセキュリティ機能をもたらし、顧客の利便性向上につながるとみられる。
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