ハイブリッドクラウドをシンプルに ニュータニックスがNC2 on Azureの提供開始
ニュータニックスがハイブリッドクラウドの環境をシンプルにし、企業の採用を促進するサービスを提供開始した。
ニュータニックス・ジャパン(以下、ニュータニックス)は2023年11月9日、「Nutanix Cloud Platform」を「Microsoft Azure dedicated host」(ベアメタルノード)に拡大する「Nutanix Cloud Clusters on Microsoft Azure」(以下、NC2 on Azure)を日本の顧客企業向けに提供開始すると発表した。
NC2 on Azureは何ができる
NC2 on Azureは、シームレスなクラウドインフラストラクチャとプライベート/パブリッククラウド環境にまたがる統合管理機能を通じ、企業のハイブリッドクラウドの採用を推進する。
ニュータニックスによれば、企業はNC2 on Azureによって自社の「Microsoft Azure」(以下、Azure)アカウントとVNET内でワークロードを展開、管理でき、Azureとオンプレミスの間でシンプルかつ一貫した運用モデルを維持することが可能になる。
NC2 on Azureは、2022年よりAzure北米リージョンの専用ベアメタルノードを採用する顧客企業に一般提供されていた。ニュータニックスは現在、NC2 on Azureの採用拡大を目的に国内でソリューションセミナーを2023年11月より実施している。また、ベアメタルインスタンスがなくても無料でトライアルができる「Test Drive」も提供中だ。
Nutanixのインドゥ・ケリ氏(エンジニアリング部門 シニアバイスプレジデント ハイブリッド・マルチクラウド担当 ゼネラルマネジャー)は「Nutanixのクラウドプラットフォームはデータセンターやエッジ、パブリッククラウドで横断的にアプリケーションを実行し、データを管理する単一プラットフォームで一貫したクラウド運用モデルを提供します」とコメントしている。
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