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2024年「データ分析」注目記事ランキング もっとも読まれたのは「○○○」解説記事だった編集部コラム

2024年も「ITmedia エンタープライズ」をご愛読いただきありがとうございました。本稿ではITmedia エンタープライズに掲載された「データ分析」分野の記事の中でも特に注目度が高かった10本を紹介します。2024年の振り返りとしてお楽しみいただければと思います。

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 2024年も「ITmedia エンタープライズ」をご愛読いただきありがとうございました。年末ながらOpenAIやGoogle、Anthropicなど生成AI関連企業が争うように新しい大規模言語モデル(LLM)や機能を発表しており、情報の波に襲われている頃かと思います。

 本稿ではITmedia エンタープライズに掲載された「データ分析」分野の記事の中でも特に注目度が高かったもの10本を紹介します。2024年の振り返りとしてお楽しみいただければと思います。

「データ分析」注目度ランキング

順位  記事タイトル
1 LLMを自社特化にする「RAG」を使いこなすには 具体的な実装パターン2選
2 “生成AI依存”が問題になり始めている 活用できないどころか顧客離れになるかも?
3 世界を驚かせたMicrosoftの「BitNet b1.58」とは? 一般公開で今がまさに“変革期か”
4 自社用LLM構築にむけて RAG評価ってどうやればいいの? 最新フレームワーク「Auepora」をチェック
5 生成AIは検索エンジンではない 当たり前のようで、意識すると変わること
6 マクドナルド、数千店舗にGoogle Cloudを導入 オペレーションを大幅改善へ
7 生成AIで素人が“ちゃんと動くソフトウェア”を作れるのか
8 AWSが無料のAIトレーニングコースを拡充 生成AIに関連した5つのコースを新設
9 “勝ち組”日立は生成AIを「本当に」活用できるか? 社長のIR向け発言から考察
10 「Gemini」でBigQuery、Lookerはどう変わる? 新機能の詳細と利用方法

「データ分析」おススメ記事ピックアップ

LLMを自社特化にする「RAG」を使いこなすには 具体的な実装パターン2選

 LLMにデータベースを接続して回答を生成させる技術「RAG」(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)の基礎解説記事です。RAGの仕組みから実装パターン、ビジネス上の価値までカバーしています。

生成AIで素人が“ちゃんと動くソフトウェア”を作れるのか

 プログラミングの教育を受けていない記者が、生成AIサービス「Claude」でソフトウェアを開発する記事です。本文には書いていませんが、2024年5月に話題になった「生成AIで素人がランサムウェアを開発して逮捕された」というニュースを受けて「生成AIで素人が“ちゃんと動くソフトウェア”を作れるのか」試したコラムです。当の容疑者はその後刑が確定し、懲役3年執行猶予4年となりました。

記者の一言

 2024年の注目技術は生成AIの中でもRAGでした。ChatGPTのリリースからはや2年、2023年はLLMのビジネス活用を探るフェーズだったかと思いますが、2024年は本格的な運用に向けてさまざまな企業が動き始めた年でした。RAGも企業が自社の課題を解決するためにLLMを活用する上で重要な技術の一つであり、死蔵されていた非構造化データを価値あるものに転換できるものでもあるでしょう。2025年もまた、データをいかに生かすかが勝負になるのかもしれません。

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