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Fortinetの複数製品にCVSS 9.8の脆弱性 PoCコード公開済みのため直ちに対処を:セキュリティニュースアラート
Horizon3.aiはFortinet製品の重大な脆弱性CVE-2025-32756に関する解析とPoCコードを公開した。CVSSスコアは9.8で、未認証の攻撃者が任意のコードを実行できる危険性がある。
セキュリティ企業のHorizon3.aiは2025年5月22日(現地時間)、Fortinet製品に存在するリモートコード実行の脆弱(ぜいじゃく)性「CVE-2025-32756」に関する解析結果を公開した。
同脆弱性は共通脆弱性評価システム(CVSS)v3.1のスコア値で9.8が付いており、緊急度が非常に高くなっている。Horizon3.aiはCVE-2025-32756に関するPoC(概念実証)コードを公開しており悪用の危険性がある。
Fortinetの複数製品にCVSS 9.8の脆弱性 PoCコード公開済みのため急ぎ対処を
脆弱性の詳細は以下の通りだ。
- CVE-2025-32756: スタックベースのバッファーオーバーフローの脆弱性。特別に細工したハッシュクッキーを含むHTTPリクエストを送信することで、認証されていないリモートの攻撃者が任意のコードまたはコマンドを実行できる可能性がある
影響を受ける製品およびバージョンは以下の通りだ。
- FortiCamera 2.1.0から2.1.3までのバージョン
- FortiCamera 2.0の全バージョン
- FortiCamera 1.1の全バージョン
- FortiMail 7.6.0から7.6.2までのバージョン
- FortiMail 7.4.0から7.4.4までのバージョン
- FortiMail 7.2.0から7.2.7までのバージョン
- FortiMail 7.0.0から7.0.8までのバージョン
- FortiNDR 7.6.0
- FortiNDR 7.4.0から7.4.7までのバージョン
- FortiNDR 7.2.0から7.2.4までのバージョン
- FortiNDR 7.1の全バージョン
- FortiNDR 7.0.0から7.0.6までのバージョン
- FortiNDR 1.5の全バージョン
- FortiNDR 1.4の全バージョン
- FortiNDR 1.3の全バージョン
- FortiNDR 1.2の全バージョン
- FortiNDR 1.1の全バージョン
- FortiRecorder 7.2.0から7.2.3までのバージョン
- FortiRecorder 7.0.0から7.0.5までのバージョン
- FortiRecorder 6.4.0から6.4.5までのバージョン
- FortiVoice 7.2.0
- FortiVoice 7.0.0から7.0.6までのバージョン
- FortiVoice 6.4.0から6.4.10までのバージョン
修正された製品およびバージョンは以下の通りだ。
- FortiCamera 2.1.4およびこれ以降のバージョン
- FortiMail 7.6.3およびこれ以降のバージョン
- FortiMail 7.4.5およびこれ以降のバージョン
- FortiMail 7.2.8およびこれ以降のバージョン
- FortiMail 7.0.9およびこれ以降のバージョン
- FortiNDR 7.6.1およびこれ以降のバージョン
- FortiNDR 7.4.8およびこれ以降のバージョン
- FortiNDR 7.2.5およびこれ以降のバージョン
- FortiNDR 7.0.7およびこれ以降のバージョン
- FortiRecorder 7.2.4およびこれ以降のバージョン
- FortiRecorder 7.0.6およびこれ以降のバージョン
- FortiRecorder 6.4.6およびこれ以降のバージョン
- FortiVoice 7.2.1およびこれ以降のバージョン
- FortiVoice 7.0.7およびこれ以降のバージョン
- FortiVoice 6.4.11およびこれ以降のバージョン
FortiCamera 2.0、FortiCamera 1.1、FortiNDR 7.1、FortiNDR 1.5〜1.1に関しては修正リリースに移行するよう推奨している。該当製品を使用している場合、再度セキュリティ情報を確認するとともに、適切な対応を取ることが望まれている。
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