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Geminiを抜き2位へ 縮小する生成AI市場で利用者を増やした意外なアプリAIニュースピックアップ

米国の生成AIチャットbotアプリ市場は成長の鈍化が続いている。大半のアプリが利用者を減らした2026年8月、逆に利用者を増やし、GoogleのGeminiを抜いて2位に浮上したアプリがある。首位ChatGPTを追う新たな2番手はどれか。

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 モバイルアプリ市場分析を手掛けるApptopiaは2026年9月2日(現地時間)、米国の生成AIチャットbot市場に関する2026年8月のデータを公表した。市場全体の縮小が続く中で、主要アプリの順位に変動が生じている。

 市場全体の日次利用者数(DAU)は2026年7月から8月にかけて3.9%減少した。Microsoftが2026年8月にコンシューマー向け「Copilot」を法人向けアプリに統合した影響を除いても3.4%減で、3カ月連続の縮小となり、同年5月のピークを13.9%下回った。主要8アプリの合計ダウンロード数は同年7月比で1.4%増えたものの、同年3月の高水準からは28.3%減少している。前年比で見れば市場の拡大は続くが、成長率は2026年に入って毎月鈍化している。

 大半のアプリが利用者を減らす中、あるアプリだけが8月に利用者を増やし、Googleの「Gemini」を抜いてOpenAIの「ChatGPT」に次ぐ2位に浮上した。

Geminiを抜いて2位に浮上したのは?


米国生成AIチャットbotアプリ市場の規模とシェアの推移(出典:ApptopiaのWebサイト)

 2位に浮上したのは、Metaの生成AIアシスタントアプリ「Meta AI」だ。

 Meta AIの米国DAUシェアは17.7%となり、Geminiの17.2%を上回った。カテゴリー全体が利用者を減らした月に、唯一利用者を増やした形だ。ただし1人当たりの平均利用時間は増加したものの、依然として主要アプリの中で最も低い水準にある。利用者が離脱する割合は53.0%に上昇した。

 なおApptopiaの調査対象はモバイルアプリに限られる。GeminiはWebブラウザや他のGoogle製品からも利用できるため、Apptopiaは「Gemini製品全体の利用者数がMeta AIを下回る」とは結論付けていない。

 Copilotを巡っては、Microsoftが2026年8月にコンシューマー向けアプリを法人向けアプリに統合した。統合前の時点で、コンシューマー向けCopilotの米国DAUは2026年3月から7月にかけて84%減少し、110万人から18万1000人となっていた。

“AI反発”はアプリ利用に届いたのか

 米国ではこの夏、AIを支えるデータセンターへの反発が話題となった。米調査会社Gallupの調査では、米国人の71%が居住地域へのデータセンター建設に反対した。Pew Research Centerの調査では、AIに「期待」よりも「懸念」を抱く成人の割合が52%となり、2021年の37%から上昇した。

 一方でアプリの利用データを見ると、利用者数の伸びは鈍化しているものの、利用の深まりは続いている。「Grok」を除く主要アプリの1人当たり利用時間は、2026年8月に前月比6.8%増加した。Grokは同13.5%減となった。

 急成長が注目されてきたAnthropicの「Claude」は調整局面に入った。米国DAUシェアは2025年12月の1.3%から2026年7月には16.6%まで拡大したが、同年8月はDAUが7.0%減少し、6月のピークを12.4%下回った。シェアは14.4%に低下し、ダウンロード数は前月比10.9%減の320万件と、同年3月の最高値から57%減となった。Anthropicは2026年6月1日、新規株式公開(IPO)に向けた登録届出書のドラフトを非公開で提出している。

 xAIは2026年8月12日に「Grok 4.6」を公開した。Grokの米国ダウンロード数は前月比16.6%増の190万件となり、2026年1月以来の増加となった。DAUも1.9%増え、同年2月以来の増加に転じた。

 利用者数の伸びが鈍る一方で順位の変動は続いており、米国の生成AIチャットbotアプリ市場の勢力図は引き続き流動的だ。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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