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「インスタントなカメラ」の選び方とおすすめ3選 デジタル・アナログを問わず比べてみました【2020年最新版】

写真をスマートフォンで撮ってスマホで見るだけでなく、紙で残すとまた違った楽しさがありますよね。モバイルフォトプリンタがあれば、外出先でも撮ってすぐに紙の写真を印刷できます。デジタル・アナログを問わず、インスタントなカメラの選び方とおすすめアイテムをピックアップしました。

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 写真をスマートフォンで撮ってスマホで見るだけでなく、紙で残すとまた違った楽しさがありますよね。モバイルフォトプリンタがあれば、外出先でも撮ってすぐに紙の写真を印刷できます。またスマホを使わなくても、撮影できるモバイルプリンタなんてものも販売されています。

 そして、アナログのフィルムを使うインスタントカメラも人気です。デジタル・アナログを問わず、インスタントなカメラの選び方とおすすめアイテムをピックアップしました。

チェキでおなじみ アナログなインスタントカメラ

 世代によっては懐かしく、またスマホ世代にはデジタルにはない新鮮味が受けているのが、専用のフィルムを使うアナログなインスタントカメラです。

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富士フイルムの「instax チェキ」シリーズ

 かつては、撮影したその場で現像できるのが最大のメリットでした。スマホ写真が全盛の今は、フィルム1枚で1回の撮影、加工やシェアを目的としないその場だけの思い出、という特別感やライブ感が評価されているようです。

 代表的な製品が富士フイルムの「instax チェキ」シリーズです。フィルム(プリント用紙)のサイズは3種類ありますが、多く使われているのがカードサイズの「mini」。フレーム部分にカラーバリエーションや装飾を設けたり、キャラクターとコラボした用紙もあります。

撮影はいつものスマホで みんなで使えるモバイルフォトプリンタ

 いつものスマホで撮った写真をその場でプリントしたいなら、バッテリーで動くモバイルフォトプリンタの出番です。フォトアプリで盛りに盛った写真もプリントできますし、同じ写真を何枚もプリントできるのも便利。1台あれば、みんなのスマホを交互に接続してそれぞれのお気に入り写真を印刷することもできます。


キヤノンの「iNSPiC PV-123」

 メーカーや製品によって規格が異なり、それぞれ専用のプリント用紙を使う点に注意が必要です。例えばキヤノンの「iNSPiC」シリーズは「ZINKフォトペーパー」と呼ばれる用紙を使いますが、同じキヤノンでも「SELPHY」シリーズは別の「昇華型」と呼ばれるプリント用紙を採用し互換性はありません。

 富士フイルムの「instax mini Link」「“スマホ de チェキ”instax SHARE SP-3」はチェキ用のインスタントフィルムを利用できます。それぞれ使えるフィルムサイズが異なりますが、アナログのチェキと一緒にスマホでもインスタント写真を楽しめるのがユニークです。

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ミニプリンタが一体化したインスタントカメラ

  モバイルフォトプリンタの中には、撮影機能を持たせたモデルもあります。撮った写真を印刷できるのはもちろん、スマホの写真も印刷できるのがメリットです。


「Kodak Instant Camera Printer C210」

 コダックの「Kodak Instant Camera Printer C210」と「C300」は、撮影した1枚の画像を背面液晶で確認してから印刷できるプリンタ。画像の保存はできないためデジカメのように使えませんが、インスタントカメラのシンプルな使い勝手です。専用用紙は「4 PASS」という独自の昇華型プリント用紙を採用。ちなみに用紙は、コダック製のモバイルフォトプリンタ製品と共通です。

 キヤノンの「iNSPiC ZV-123」も撮影できるモバイルフォトプリンタ。こちらは液晶モニターはありませんが、画像を外部メモリとしてmicroSDメモリーカードが利用できます。

 富士フイルムの“チェキ”「instax mini LiPlay」は、撮影画像を背面の液晶モニターで確認できるデジカメ的な製品です。microSDメモリーカードか内蔵メモリに画像を保存でき、チェキシリーズのインスタントフィルムにプリントします。もちろん、スマホと接続してモバイルフォトプリンタ的に使うこともできます。

インスタントなカメラ おすすめモデルはコレ

お手頃価格のチェキ 富士フイルム「instax mini 8+(プラス)」

 富士フイルムの“チェキ”「instax mini 8+(プラス)」はチェキシリーズの中でも手軽かつ手頃なモデルです。価格は接写レンズと純正ショルダーストラップが付いて8580円(税込、以下同)。

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チェキ「instax mini 8+(プラス)」

 お手頃モデルですが、自撮り用の小型ミラーや、暗い失敗写真を防げる明るさ調整ダイヤルなどを備えました。明るさ調整でアーティスックなハイキー写真を撮ることもできます。

 標準フィルムの価格は10枚入り1パック814円、シールタイプやフレームに絵柄が入ったフィルムも用意されています。

スマホ写真をスクエアフォーマットで印刷 コダック「P300」

 「Kodak Instant Printer P300」はSNSのインスタグラムと同様に、真四角のスクエアフォーマットで印刷できるモバイルフォトプリンタです。スマホとはBluetoothで接続し、一回の充電で約20枚を印刷できます。


「Kodak Instant Printer P300」

 専用アプリにはフィルターや画像調整機能があり、フレームやスタンプなどのデコレーションも楽しめます。専用用紙は独自の昇華型プリント用紙「4 PASS」を使います。本体価格は16800円前後、用紙は20枚入り1680円前後で販売されています。

撮れるモバイルフォトプリンタ キヤノン「iNSPiC ZV-123」

 キヤノンの「iNSPiC ZV-123」は、デジカメとモバイルフォトプリンタが一体になった製品です。レンズの周辺に自撮り用ミラーとLEDリングライトがあるのが特徴的です。

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「iNSPiC ZV-123」

 カメラ部は800万画素のセンサーと25.4mm(35mm換算)のレンズを搭載。液晶モニターはありませんが、画像をmicroSDメモリーカードに保存できます。本体価格は1万9668円。専用用紙はZINKフォトペーパーと呼ばれる技術を使ったもので、20枚入り990円程度です。


「iNSPiC ZV-123」

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