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「画質重視の家庭用プリンタ」選び方のポイントとおすすめ3選【2020年最新版】

写真をひんぱんに印刷する機会があるなら、家庭用プリンタを導入した方が便利です。現在の主流はスキャナーを備えた複合機タイプの製品で、コピー機としても使えて便利。「写真をきれいに印刷できる」を重点に置いたプリンタ選びのポイントを確認しつつ、おすすめの製品を紹介します。

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 スマホやデジタルカメラで撮影した写真をきれいに印刷したいときには、お店のプリントサービスを利用するという人も多いでしょう。

「画質重視の家庭用プリンタ」おすすめ3選【2019年最新版】
複合機タイプのキヤノン「PIXUS(ピクサス) TS5330」

 もし写真をひんぱんに印刷する機会があるなら、家庭用プリンタを導入した方が便利です。現在の主流はスキャナーを備えた複合機タイプの製品で、コピー機としても使えて便利です。

 お店のプリントに負けないくらいきれいに印刷できる製品も数多くあり、外出先に持ち運べる小型モデルもあります。今回は「写真をきれいに印刷できる」を重点に置いたプリンタ選びのポイントを確認しつつ、おすすめの製品を紹介します。

きれいな写真印刷なら6色対応モデルを選ぼう

 きれいに写真を印刷できるプリンタを選ぶには、使用するインクの色数が重要になります。色数が多ければ、それだけ微妙な色の違いを表現できるようになるので、人物写真なら肌をより滑らかな色合いで印刷できるということになります。

な写真印刷なら6色対応モデルを選ぼう

 現在の家庭用プリンタでは4色から6色の製品がラインアップされています。6色対応は各メーカーの上位モデルになりますが、印刷コストでは上位モデルの方が有利になる傾向にあります。

自動補正機能やお楽しみ機能にも注目

 写真をよりきれいに印刷するためにレタッチソフトなどで写真の明るさや色味などを調整することが一般的になってきました。

「Colorio(カラリオ) EP-982A3」が搭載する写真自動補正「オートフォトファイン!EX」機能
「Colorio(カラリオ) EP-982A3」が搭載する写真自動補正「オートフォトファイン!EX」機能

 しかし、印刷する際に自動で補正してくれる機能を備えたプリンタもあります。手軽に写真プリントを楽しみたいなら自動補正機能を備えたモデルを選ぶとよいでしょう。

ペーパークラフトがプリントできるキヤノンの「Creative Parkアプリ」(左)と、バラエティー用紙のサンプル(右)
ペーパークラフトがプリントできるキヤノンの「Creative Parkアプリ」(左)と、バラエティー用紙のサンプル(右)

 また、塗り絵やペーパークラフト、ネイルシールなどを印刷できる面白い機能を備えたモデルもあるので、使ってみたい機能で選ぶのもいいかもしれません。

写真印刷に特化したモバイル向けプリンタ

 より手軽に写真を印刷したいのであれば、写真印刷に特化したモバイルプリンタを選択するという手もあります。

写真印刷に特化したモバイル向けプリンタ
写真印刷に特化したモバイル向けプリンタ。写真は日本HPの「HP Sprocket」

 モバイル用途のため印刷サイズが小さいですが、専用用紙を使用することで、いつでもどこででもお店でプリントしたものに近い高画質な印刷ができます。

 また、インスタントカメラのチェキやポラロイドのフィルムを利用するモバイルプリンタもありますが、こちらは高画質というより「映え」目的の強い製品といえるでしょう。

おすすめモデルはコレ!

6色インクでA3印刷にも対応した「Colorio(カラリオ) EP-982A3」

 家庭用プリンタの国内シェアを二分するメーカーの1つ、エプソンの最上位モデルが「Colorio(カラリオ) EP-982A3」です。

「Colorio(カラリオ) EP-982A3」
「Colorio(カラリオ) EP-982A3」

 A3印刷にも対応した機種で、写真をきれいに印刷できる6色インクを採用。インクはエプソン独自の「つよインク200」を使用しているので、印刷した写真が最長で300年きれいさを保つ、としています。

 自動補正機能では、人物の顔を判別して肌の色合いや明るさなどを自然な色合い・明るさに補正してくれます。

 写真やイラストをスキャンしてぬり絵を印刷できる他、A3サイズの大きな用紙の印刷やコピーも便利です。実勢価格は3万円前後です。

写真向けのインクを採用した「PIXUS(ピクサス) XK60」

 国内シェアを二分するもう1つのメーカーがキヤノン。その複合機の中でもハイグレードモデルの最新機種が「PIXUS(ピクサス) XK60」です。

「PIXUS(ピクサス) XK60」
「PIXUS(ピクサス) XK60」

 従来のインクからさらに色域が拡大された「プレミアム6色ハイブリッド」で画質がアップ。6色インクの1つに「フォトブルーインク」を採用していて、青色から白色の部分の粒状感を軽減でき、よりきれいな仕上がりで写真を印刷できます。

 自動補正機能では「エリア別明るさ補正」を搭載していて、顔や背景などを判別してそれぞれに適した明るさに調節してくれます。また、スマホと連携してペーパークラフトを印刷したり、写真などからオリジナルのネイルシールを印刷したりできます。実勢価格は3万5000円前後です。

スマホの写真をいつでも印刷できるモバイルフォトプリンタ「iNSPiC PV-123」

 キヤノンの「iNSPiC PV-123」は、スマホで撮影した写真をそのまま印刷できるスマホ専用のフォトプリンタです。アプリを使って、写真にスタンプやフィルターなどで加工してから印刷することもできます。

スマホの写真をいつでも印刷できるモバイルフォトプリンタ「iNSPiC PV-123」
スマホの写真をいつでも印刷できるモバイルフォトプリンタ「iNSPiC PV-123」

 専用の印刷用紙それ自体が発色する「Zero Ink technology」を採用し、表面にはコート層があるので光沢のあるきれいな印刷ができます。用紙はシールになっているのでノートやメモ帳に貼って写真入りの日記にするのも簡単。オリジナルグッズを作成したり、さまざまに活用できます。

サクッとプリントしてスマホをデコれちゃう
サクッとプリントしてスマホをデコれちゃう

 重さも160グラムと軽量、コンパクトなのでカバンに忍ばせておけば、撮影したその場で写真を印刷してプレゼント。なんて楽しみ方もできます。実勢価格は1万3000円前後です。

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