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「ゲーミングノートパソコン」選び コンパクトな13型クラスのおすすめ3選【2020年秋最新版】

ゲームを快適に楽しめるスペックの「ゲーミングノートパソコン」ですが、そのサイズによって、使い方は大きく変わってきます。持ち運びしやすい13型クラスのディスプレイを搭載する製品は、ゲーミングノートとしては小型の部類。15型や17型より薄型・軽量で可搬性が高く、場所を選ばずにゲームを堪能したいというユーザーに適しています。

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 パソコンゲームを快適に楽しめるスペックを持つ「ゲーミングノートパソコン」ですが、そのサイズによって、使い方は大きく変わってきます。

 13型クラスのディスプレイを搭載する製品はゲーミングノートとしては持ち運びしやすい小型の部類。15型や17型より薄型・軽量で、場所を選ばずにゲームを堪能したいというユーザーに適しています。

13型ゲーミングノート選び:搭載プロセッサーをチェック

 ゲーミングノートで最も品ぞろえが豊富なのは、15.6型クラスの製品。13.3型になるとサイズが小さいことから、冷却能力の関係でスペックが控えめになってしまいます。そのためミドルクラスのプロセッサー、エントリークラスのGPUを搭載しています。

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コンパクトなゲーミングノートでは利用するプロセッサーも限られます。現行世代で人気なのが「Core i7-1065G7」

 現行世代で搭載例が多いのは、Intel(インテル)の第10世代Coreプロセッサー「Core i7-1065G7」です。また、少数ですが世代の古い内蔵GPU搭載の「Core i7-8709G」を搭載する例も。スペックが控えめ、といってもゲーミングノートとしてはの話。Core i7が搭載されていればひとまず大きな問題はないと言えるでしょう。

13型ゲーミングノート選び:グラフィックス性能をチェック

 ゲーミングパソコンを“ゲーミング”たらしめているのは高いグラフィックス性能ですが、13.3型クラスのゲーミングノートは設計の都合上、搭載できるGPUに制限が生まれます。強力なGPUでは冷却が追い付かなくなってしまうため、エントリークラスの「GeForce GTX 1650 Ti」、あるいはIntelの「Iris Plus Graphics」やAMDの「Radeon RX Vega M」を搭載するのがせいぜいといったところです。


13.3型のゲーミングノートは、サイズの関係であまり強力なGPUを搭載できません。エントリークラスの「GeForce GTX 1650 Ti」、あるいは「Iris Plus Graphics」「Radeon RX Vega M」といったGPUが主なターゲットです

 このクラスのGPUは、軽量なFPSタイトルやMMORPGをプレイするのであれば十分ですが、大作タイトルではプレイのために画質設定の調整が必要になることもしばしば。画質に関しては、ある程度の割り切りが必要になるため、妥協したくない場合はより大型のゲーミングノートに狙いをつけるほうが賢明と言えます。

13型ゲーミングノート選び:ディスプレイのスペックをチェック

 ゲーミングノート選びでは、搭載ディスプレイのスペックにもしっかり気を配る必要があります。GPUを生かすには、「1秒間に画面が何回更新されるか」の指標となるリフレッシュレートが高いディスプレイが適しています。


ゲーミングノートにおいては、リフレッシュレート(画面更新回数)もチェックしておく必要があります。ハイリフレッシュレートなディスプレイでは、激しく画面が動くような場面でも残像感のないなめらかな写りを実現可能です

 具体的には60Hzを上回るリフレッシュレートが良いでしょう。13.3型のゲーミングノートでは他のスペック同様、ディスプレイパネルも控えめなスペックになりがちですが、120Hzのハイリフレッシュレートを実現している製品もあります。代表的なのが、Razerの「Razer Blade Stealth 13」で、120Hzまでの表示が可能なため、軽量なFPSタイトルをプレイするユーザーであれば検討に値するでしょう。

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13型ゲーミングノート選び:スペック別おすすめモデル3選

「Razer Blade Stealth 13」

 「Razer Blade Stealth 13(RZ09-03102J22-R3J1)」は、13.3型クラスのゲーミングノートとして圧倒的な人気を誇る「Razer Blade(レーザーブレイド)」シリーズの最新モデルです。


「Razer Blade Stealth 13」

 CPUはIntelの「Core i7-1065G7」、GPUはNVIDIAの「GeForce GTX 1650 Ti」と、このサイズでは最強クラスのスペックを備えています。メモリは容量16GB、ストレージは512GBのNVMe SSD、ディスプレイは120Hz対応と、基本性能にもスキはありません。

 さらに特筆すべきはその可搬性の高さ。本体サイズはおよそ304.6(幅)×210(奥行)×15.3(高さ)mmで、重量に関しては脅威の1.41kg。ほとんどゲーミングノートであることを意識する必要がなく、日常的な持ち運びも可能な製品です。実売価格は23万8800円前後とそれなりに高価ですが、唯一無二の13型ゲーミングノートと言えます。

「Razer Blade Stealth 13」Iris Plus Graphicsモデル

 同じ「Razer Blade Stealth 13」でも、搭載GPUなどを見直すとぐっとお手頃になります。上位モデルと同様「Core i7-1065G7」を搭載する場合でも、GPUをIntelの「Iris Plus Graphics」にすると、実売価格は16万3700円前後になります。


Razer Blade Stealth 13

 またディスプレイのリフレッシュレートは60Hz、SSD容量は256GBまでスペックダウンされており、処理能力が求められるタイトルではやや心もとないかもしれません。

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 一方で、スペックを削ったことにより本体重量は1.36kgとさらに軽量化されており、ゲーミングノートとしては最軽量クラスです。軽量なMMORPGやブラウザーゲームに使いたい、といったユーザーにはおすすめできます。

マウスコンピューター「G-Tune P3」

 「G-Tune P3」はマウスコンピューターの13.3型ゲーミングノートパソコンです。CPUはIntelの第8世代Coreプロセッサー「Core i7-8709G」で、内蔵GPUとしてAMDの「Radeon RX Vega M GH」を搭載。いわゆる「Kaby Lake G」プロセッサーを採用する珍しい製品です。


マウスコンピューター「G-Tune P3」

 メモリは容量16GB、ストレージは512GB SSDで、ディスプレイは60HzのフルHD グレア液晶を搭載しています。

 本体サイズはおよそ307(幅)×215(奥行)×19.9(高さ)mmで、重量は約1.7kgと、こちらも持ち運びは簡単なサイズ。直販価格が15万7080円と、それなりに安価に購入できるのもポイントと言えるでしょう。軽量なMMORPGやブラウザーゲーム向けにおすすめです。

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