トヨタ、新型「ノア」「ヴォクシー」発表 デザイン一新、充実の機能・装備（1/2 ページ）
トヨタが新型「ノア」「ヴォクシー」を全面刷新。
トヨタ自動車は1月13日、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」をフルモデルチェンジした新型を発表・発売しました。ノアには上質感あるスタンダードモデルとエアロモデルの2スタイルを設定、ヴォクシーはより先鋭的なエクステリアをまとっています。ハイブリッドモデルではトヨタ最新のハイブリッドシステムを初搭載するなど、機能・装備も充実しています。価格（税込）は267万円～396万円。
ミニバンとしての魅力がさらにアップ
8年ぶりに全面刷新された人気ミニバン「ノア」「ヴォクシー」。4代目となる新型は、車の骨格となるプラットフォームにTNGAプラットフォーム（GA-C）を採用。優れたパッケージングと使い勝手の良さを深めるとともに、最新装備を採用することでミニバンとしての魅力を向上させています。
ボディーサイズは4695（全長）×1730（全幅）×1895（全高）mmと、全長は先代と同じですが、全幅は先代の標準モデル比で+35mm、エアロモデル比で-5mm。全高は+70mmと高くなり、室内項は1405mmを確保。Cピラー間距離を+75mmの1295mmとしたことで、開放感ある室内空間が生まれています。
エクステリアではそれぞれの個性を強調。ノアの標準モデルは上質でモダンなスタイルを追求し、エアロモデル「S-Z」「S-G」は押し出し感のあるアグレッシブなフロント＆リアに。ヴォクシーは「怪しく光る」という特徴的なフロント／リアランプなど、先鋭的で独創的なキャラクターを表現しています。
充実の機能・装備！
インテリアでは、スリムなフロントピラーや低くワイドなインストゥルメントパネル、ブラックを基調としたカラーで見晴らしのいい開放的な空間を実現。インストルメントパネルは機能美と1クラス上の上質感を追求しています。
7人乗り仕様の2列目シートにはキャプテンシートを採用し、クラス初のオットマンとシートヒーター、折りたたみ式サイドテーブルなどを装備。745mmのロングスライドでシートアレンジの自由度と使い勝手も増しています。ラゲージルームは104Lと大容量で、床下収納スペースも確保しました。
パワースライドドア装着車には、ドア下から自動的に展開・格納する「ユニバーサルステップ」（助手席側）を設定。子どもや高齢者でも乗りやすくなっています。バックドアには、開閉時に任意の角度で保持できる「フリーストップバックドア」を世界初採用。後ろにスペースがない場合でも、バックドアからの荷物の出し入れが容易です。
予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」は最新版。「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、状況に応じたリスクを先読みして歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」をトヨタ初搭載しています。
ハイブリッドシステムは新世代の「シリーズパラレルハイブリッド」。1.8L直列4気筒DOHCエンジンと刷新した電動モジュールを組み合わせています。モーター・バッテリーの高出力化とシステムの高効率化により、心地よい加速と優れた燃費性能を両立。燃費は走行燃費23.4km/L（WLTCモード）となっています。
価格（税込）は、ノアのガソリンエンジンモデルが267万円～351万円／ハイブリッドモデルが305万円～389万円、ヴォクシーのガソリンエンジンモデルが309万円～358万8000円／ハイブリッドモデルが344万円～396万円です。
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