「非常食セット」おすすめ5選 災害に備えて、食料をストック【2022年最新版】
災害時は食料を入手するのが、困難になることもあります。万が一の事態に備えて、「非常食セット」を用意しておきましょう。パンやご飯、缶詰、麺類など、非常時に役立つさまざまな食料を一気にそろえることができます。今回は、そんな非常食セットの選び方とおすすめの製品を紹介します。
災害時は食料を入手するのが、困難になることもあります。万が一の事態に備えて、「非常食セット」を用意しておきましょう。パンやご飯、缶詰、麺類など、非常時に役立つさまざまな食料を一気にそろえることができます。
非常食と聞くと、おいしくないイメージを持たれることも多いですが、最近は味や栄養にこだわったものも数多く販売されています。今回は、そんな非常食セットの選び方とおすすめの製品を紹介します。
非常食セット:3日分~1週間分の食料が必要
非常食や保存水、生活必需品は、最低でも3日分用意する必要があると言われています。大規模災害が発生した場合は、ライフラインの復旧まで1週間近く掛かる可能性もあるため、できれば1週間分を備蓄しておきたいですね。
災害が発生し、普段と違う状況に置かれると、ストレスで食が細くなることもあります。とはいえ、何か食べないと体を動かすエネルギーを確保することはできないので、少しでも食べやすいよう、なじみのある食べ物を用意しておきましょう。
いつも食べ慣れているものや自分の好きな食べ物なら、味をイメージしやすいので、食欲もわきやすくなりますよ。また、アレルギーを持つ家族がいる場合は、その点も考慮して、安心して食べられる非常食をそろえておきましょう。
非常食セット:災害直後は調理なしで食べられるものが良い
災害直後とライフライン復旧後、それぞれの状況に合った非常食をそろえましょう。災害直後の電気やガス、水道が利用できない状況では、調理なしでそのまま食べられる、パンや菓子類、カロリーメイトやプロテインバーのような高カロリーのお菓子がおすすめです。
調理なしのものだけだと、栄養面で課題があったり、味も飽きやすいので、ライフライン復旧後は、ご飯類や汁物、麺類など調理ありタイプの非常食が適しています。
スープやカレーライス、カップ麺など温かいものが食べられると、栄養的にも精神的にもプラスの効果が期待できます。サバの味噌煮、肉じゃが、ハンバーグなど、食べ応えのあるおかずも多数出ているので、そちらもチェックしてみてくださいね。
非常食セット:準備・片付けが簡単なものがおすすめ
非常食セットを選ぶ際は、賞味期限にも注目しましょう。非常食の賞味期限は、3年以上のものが一般的で、10年や25年など長期保存に対応していることもあります。
「いつの間にか期限が切れていて、食べられない」という事態にならないよう、賞味期限は定期的にチェックしておきましょう。
避難生活で掛かるストレスを軽減するためにも、食べるまで手間が掛からない非常食がおすすめです。水やお湯を注ぐだけで作れるもの、缶切りなしで開けられるプルタブタイプのものなら、手軽に用意できます。
ゴミ処理に手間取らないよう、片付けの方法も確認しておきましょう。おすすめは、食べ終わったらそのまま捨てられる紙やビニールタイプの非常食です。
また、災害時は水が貴重になるため、食器を洗うことは難しいと考えておきましょう。箸やスプーンが必要な場合は、使い捨ての食器が付属する非常食を購入するか、別個に使い捨ての食器を用意しておくと良いでしょう。
非常食セット:おすすめモデルはコレ!
防災防犯ダイレクト「缶詰ソフトパン24缶セット」
防災防犯ダイレクトの「缶詰ソフトパン24缶セット」は、調理なしで食べられるパンの缶詰セット。缶切りがなくても簡単に開けられる、プルトップ型を採用しています。
プレーン、オレンジ、黒糖、コーヒー、4種類の缶詰が6缶ずつ入っています。1缶に100gのボリュームのあるパンがぎっしり入っており、しっとり柔らかな食感も特徴的です。
保存期間は5年と長め。販売価格は1万1000円前後です。
Defend Future「長期保存の非常食セット 3日分」
Defend Futureの「長期保存の非常食セット 3日分」は、3日間生き延びるために必要な、17種類20点の非常食が入っているセット。栄養士・防災士が監修しており、カロリーだけでなく栄養バランスも考慮されています。
主食となるパンはもちろん、水やお湯を注ぐだけで作れるアルファ米として、白米、わかめご飯、チキンライス、五目ご飯、田舎ご飯が入っています。ハンバーグの煮込み、野菜カレー、ミートボールなどおかず類も充実しています。
味噌汁や卵スープなどの汁物、野菜ジュース、手軽に食べられるようかん、調理用の保存水も付いてきます。1日1500kcal以上を基準にした献立表もあるので、計画的に食べられます。販売価格は1万800円(税込、以下同)です。
イザメシ「デイリー イザメシ」
イザメシの「デイリー イザメシ」は、1人3日分の非常食が入っているセット。ご飯7種、おかず9種、パン3種、スイーツ2種の計21品が入っており、ご飯、わかめご飯、ひじきご飯、マフィンは約5年間保存できます。その他の品は、約3年間保存可能です。
おしゃれなデザインのボックスを採用しており、インテリアになじみやすいのも特徴の一つ。引き出し式で、中のものを取り出しやすくなっています。
主食以外にも、煮込みハンバーグ、ごろごろ肉じゃがなど、食べ応え抜群のおかず類も入っています。販売価格は1万4500円前後です。
アイリスオーヤマ「5年保存の非常食 7日分セット」
アイリスオーヤマの「5年保存の非常食 7日分セット」は、12種42食が入っている1週間分の非常食セット。白米、きのこご飯、ドライカレー、わかめご飯、五目ご飯の5種のアルファ米、おかゆ、野菜入りおかゆが3個ずつ入っています。
けんちん汁、きのこ汁、筑前煮、肉じゃがが4個ずつ、豚汁が5個付属。主食から汁物、おかずまで幅広いメニューをそろえています。保存期間は5年が目安となっています。
炭水化物だけでなく、ビタミンや食物繊維も取れるので、栄養バランスが保てます。スプーンが付属します。販売価格は1万4080円です。
防災専門店MT-NET「非常食 7日分セット」
防災専門店MT-NETの「非常食 7日分セット」は、1日1600kcalを基準にした献立表付きの非常食セット。ようかん、クッキー、フルーツキャンディー、クラッカー、缶入りソフトパン、コッペパンなど、災害直後に役立つ調理なしで食べられるものが入っています。
ライフライン復旧後においしく食べられる、パスタ3種、マジックライス9種、フリーズドライスープ4種など、温かいメニューも充実しています。
野菜カレー、煮込みハンバーグ、おでん、肉じゃが、サバの味噌煮など全8種のおかず類もセットになっています。販売価格は2万円前後です。
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