防災用「ヘルメット」「手袋」おすすめ5選 災害時に頭と手を保護する【2022年最新版】
災害時に頭や手を守るために、防災用の「ヘルメット」「手袋」を準備しておきましょう。特に頭は急所の1つなので、しっかり守る必要がありますし、災害時は病院へ行くことも困難になるため、手を含め可能な限り負傷しないよう備えておくことが大切になります。今回は、災害時に役立つ防災用ヘルメット・手袋の選び方とおすすめの製品を紹介します。
災害時は物が落ちてきたり、飛んできたりして、けがをするリスクがあります。ガラス片やがれきに触れたことで、ふいに手を切ってしまう危険もあります。災害時に頭や手を守るために、防災用の「ヘルメット」「手袋」を準備しておきましょう。
特に頭は急所の1つなので、しっかり守る必要がありますし、災害時は病院へ行くことも困難になるため、手を含め可能な限り負傷しないよう備えておくことが大切になります。今回は、災害時に役立つ防災用ヘルメット・手袋の選び方とおすすめの製品を紹介します。
防災用ヘルメット・手袋:「労・検」のラベルが付いているかチェック
災害時に身を守るためには、国家検定にクリアした安全性の高い製品を使う必要があります。基本的に防災用ヘルメットは、厚生労働省の「保護帽の規格」という安全基準に基づいて製造されており、これらの基準をクリアしているかが重要なポイントになります。
保護帽には主に「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」の2種類の規格が存在します。衝撃吸収性と耐貫通性を測る試験によって、規格に適合しているかが判断されます。試験を合格した製品には、「労・検」というラベルが付けられます。
安全性を確保するために、まずは「労・検」ラベルの有無を確認しましょう。理想としては、上記2種類の規格の両方をクリアしている製品が良いですが、防災用なら飛来・落下物用のみにクリアしている製品でも問題ないでしょう。
防災用ヘルメット・手袋:ヘッドバンド付きなら、安定感のある装着が可能
避難中にヘルメットが外れると危険なので、ズレたり落ちたりしないように、しっかり頭にフィットさせられるかチェックしましょう。あご紐が調整できるだけでなく、ヘッドバンドが付いていると、装着したときに安定しやすくなり、簡単には外れなくなります。
ヘッドバンドは後頭部に設けられたバンドのことで、頭とヘルメットを密着させるのに使います。アジャスター付きで長さ調節に対応している製品も多く、自分の頭の形にフィットさせられます。
防災用ヘルメットを選ぶ際は、重さも確認しておきましょう。重過ぎると首に負担が掛かってしまうため、400g以下のできるだけ軽いモデルを選びましょう。
安全性を重視するなら、衝撃吸収ライナー付きのモデルがおすすめです。ヘルメットの上部に発泡スチロールなどの衝撃吸収材が使用されており、頭部に何かが落下したときでも、その衝撃を和らげてくれます。
防災用ヘルメット・手袋:耐切創レベルと滑り止め加工の有無をチェック
災害時に作業するときは、割れたガラスやがれきなどでけがをしないよう、カッターに触れても切れないくらい頑丈な「防刃手袋」を用意しておきましょう。防刃手袋を選ぶときは、まず「耐切創レベル」に注目してください。
耐切創レベルは手袋の切れにくさを評価する数値のことで、1~5まで評価値が設定されています。参考までに、一般的な軍手の場合は耐切創レベル1程度と言われており、このレベルだとガラス片や刃物で手を切ってしまう危険があります。
避難経路にたくさんの障害物が予想される場合や救助活動も視野に入れているなら、最大値の耐切創レベル5を実現している防刃手袋があると安心ですよ。
また、作業中に重たいものや鋭利なものを落としてしまうと危険なので、滑り止め加工が施されているか確認しましょう。グリップ力がアップするので、力を入れてしっかり持つことができますよ。
防災用ヘルメット・手袋:おすすめモデルはコレ!
DICプラスチック「折りたたみヘルメット IZANO2」
DICプラスチックの「折りたたみヘルメット IZANO2」は、飛来・落下物用と墜落時保護用の国家検定をクリアしたヘルメット。折りたたみ式で、厚さ6.3cmまでコンパクトになるため、収納や持ち運びの際にかさばりにくいです。
サイズアジャスターバンドを使って、頭囲に合わせて調整できるので、子供から大人まで使用できます。衝撃吸収ライナーが付いており、頭部への衝撃を緩和する作りになっています。販売価格は5000円前後です。
加賀産業「折りたたみ防災用ヘルメット オサメット」
加賀産業の「折りたたみ防災用ヘルメット オサメット」は、重さ約375gのヘルメット。折りたたみ式で、たたむと4.5cmの薄さになるので、机の中や本棚、かばんの中など、ちょっとしたスペースに収納できます。
飛来・落下物用の国家検定に合格した、安全性の高いモデルです。上部には衝撃吸収ライナーがセットされており、頭部への衝撃を吸収します。
調整可能なあご紐やスライド式ヘッドバンドを採用しているので、頭にしっかりフィットさせられます。販売価格は4400円前後です。
ミドリ安全「折りたたみ防災ヘルメット TSC-10N フラットメット2」
ミドリ安全の「折りたたみ防災ヘルメット TSC-10N フラットメット2」は、耐用年数6年のヘルメット。飛来・落下物用国家検定合格品です。ヘッドバンドは47~62cmの間で調整できます。
折りたたみ式のモデルで、厚さが3.3cmになるため、省スペースで収納できます。重さは420g、専用の収納袋が付属します。販売価格は4620円(税込、以下同)です。
ヘックスアーマー「耐切創・耐突刺 手袋 9011」
ヘックスアーマーの「耐切創・耐突刺 手袋 9011」は、耐切創レベル5の安全性の高い手袋です。手のひらと指の部分に耐切創・耐突刺特殊生地を採用しており、ワイヤー、金属、ガラスなどの侵入を防ぎます。
ラテックスコートが施されており、高いグリップ力を実現。洗濯できる製品なので、清潔さが保てます。販売価格は3200円前後です。
ショーワグローブ「耐切創手袋 S-TEX 581」
ショーワグローブの「耐切創手袋 S-TEX 581」は、耐切創レベル5を実現した手袋。滑り止め加工が施されており、油が付いている状況でも、確かなグリップ力を発揮します。
耐摩耗性にも優れており、丈夫な作りになっています。柔軟性があるのでしっかり手にフィットしますし、装着時でも手を動かしやすいのが特徴です。
透湿性にも優れており、手袋内の蒸れを軽減できます。販売価格は1600円前後です。
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