Androidユーザー向けの「スマートウォッチ」5選 「Google Pixel Watch」だけじゃない! OSや機能別に紹介【2022年10月版】
健康管理を目的に、スマートウォッチやスマートバンドを身に着ける人が増えています。直近では新型Apple Watchである「Ultra」「Series 8」「SE(第2世代)」や、Google初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」などが注目されています。今後もさまざまな新製品が発表されることでしょう。そんな活気あふれるスマートウォッチ市場ですが、今回はAndroidスマートフォンユーザーが使いやすいスマートウォッチを紹介します。
健康管理を目的に、スマートウォッチやスマートバンドを身に着ける人が増えています。直近では新型Apple Watchである「Ultra」「Series 8」「SE(第2世代)」や、Google初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」などが注目されています。今後もさまざまな新製品が発表されることでしょう。
そんな活気あふれるスマートウォッチ市場ですが、今回はAndroidスマートフォンユーザーが使いやすいスマートウォッチを紹介します。やはりスマートウォッチはスマートフォンと連携して使用するからこそ、その能力を発揮できます。同期するスマートフォンがAndroidでないと、スマートウォッチのすべての機能を使えない……といった製品もあります。ぜひスマートウォッチ選びの参考にしてみてください。
南たな子
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品などを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では何とか2児の母をやっています。10年以上クラシックバレエをやりながら、チアダンス部に所属するなど踊り続けてきましたが、いまはチアダンスを習う子供の応援が趣味。また読書も趣味で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。愛車はホンダ・フリード。
→著者のプロフィールと記事一覧
スマートウォッチのOSで選ぶ
Androidスマートフォンと相性が良いのは、やはり「Wear OS」でしょう。特にGmailやGoogleカレンダー、Google Payなどを使用しているなら、迷わず「Wear OS」搭載のスマートウォッチを選びたいところです。iPhoneとも同期できますが、Androidスマートフォンでないとすべての機能を使えない点からも、Androidユーザーは要チェックといえるでしょう。
また、Huawei(ファーウェイ)とその子会社HiSilicon(ハイシリコン)が開発中のOS「HarmonyOS」も要チェックです。まだ開発されたばかりで今後に注目のOSとなりますが、Huawei製品ユーザーはチェックしておきたいところです。
そして、サムスン電子がGalaxy Watchシリーズに搭載していた「Tizen」ですが、2021年に「Wear OS」との統合を発表。Googleとサムスン電子が共同開発した新しいプラットフォームは、「Wear OS」の名を継承しています。
何を重視する? 選ぶポイント
スマートウォッチを購入するとき、どのようなシーンで使用したいのか、どんな機能を重視するのか、事前に確認しておきましょう。手持ちのスマートフォンとの相性もありますが、健康管理に特化したものや、特定のスポーツに対応しているものなど、スマートウォッチの種類はさまざまです。
機能についても、「LINEの通知は必ず受け取りたい」「Googleカレンダーを表示させたい」「Suicaが使えた方が良い」など、それぞれの希望があると思いますので、それらを購入前にリストアップしておくとよいでしょう。
Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Google Pixel Watch
10月に発売されたばかりの、Google初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」。Googleは2021年にFitbit(フィットビット)を買収したこともあり、公式オンラインストアには「GoogleとFitbitの最高の強みを組み合わせた初のスマートウォッチ。」という文言があります。Androidユーザーだけではなく、Fitbitが気になっている人も要チェックのスマートウォッチです。
何といっても、丸型ディスプレイのかわいらしい形状が目を引きます。別売りのバンドは20種類以上あるので、おしゃれに身に着けられそうです。またGoogle PayやGoogleマップ、Gmail、Googleカレンダーなど、Googleのサービスを一通り使えるのも魅力です。
運動管理はFitbitアプリで行います。Fitbitの高精度のヘルスケア分析を使用できるイメージです。さらに「4G LTE」オプションを選べば、スマートフォンが近くになくても通話やテキストメッセージの受信、Google Pay、音楽再生などができます(対応する4G LTEワイヤレスサービスプランの契約が別途必要)。もちろん「Bluetooth/Wi-Fi」オプションもあります。
対応機種は、Google Pixel全機種とAndroid 8.0以降を搭載したスマートフォンです。公式オンラインストアでの販売価格は3万9800円(税込、以下同)となっています。
Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Xiaomi Smart Band 7
7月に発売されてから大人気の「Xiaomi Smart Band 7」も見逃せません。Amazon.co.jpのスマートウォッチ売れ筋ランキングでも、発売から常に上位にランクインしています(2022年10月14日現在)。
110種類以上の運動に対応しており、1日中血中酸素レベルの測定が可能な点からも、健康管理をしたい人におすすめのモデルです。通常使用で14日間も持つロングバッテリーも使いやすいポイントでしょう。
「Mi スマートバンド 6」と比較すると約25%大きくなった1.62インチの有機ELディスプレイを搭載しており、AOD(常時表示)にも対応しています。対応機種は、Android 5.0またはiOS 10.0(iPhone 5以降のモデル)以降およびBluetooth 5.1を使用するデバイスです。公式オンラインストアでの販売価格は6990円です。
Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Galaxy Watch5
Galaxyのスマートフォンユーザーにおすすめなのが、「Galaxy Watch5」。Googleとサムスン電子が共同開発したWear OS 3.5を搭載したモデルです。有機ELディスプレイの鮮明さと、マット調のスタイリッシュなデザインがおしゃれな印象です。
Galaxy Watch4シリーズで初めて搭載されたバイオアクティブセンサーが、心拍数や血中酸素濃度、ストレスレベルを計測します。また、血圧や心拍数を手首から直接計測し続けることが可能なので、自身の健康状態をより深く知ることができるでしょう。
特に睡眠分析が高精度で、4つの睡眠状態(非睡眠状態、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠)を追跡・分析し、タイプに基づいて睡眠シンボルアニマル8頭から1頭を割り当ててくれます。睡眠に悩みがある人にはうれしい機能です。サイズは44mmと40mmの2サイズがあります。
Androidユーザー向けのスマートウォッチ:HUAWEI WATCH GT 3 Pro
デザインがかっこよく、約14日間も持つロングバッテリーが魅力の「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」。チタン製のボディがスタイリッシュで、サファイアガラスを採用しているので耐久性も高いのが魅力です。
Androidスマートフォンと同期することで、スマートウォッチに音楽を転送・保存することができます。Bluetoothイヤフォンとスマートウォッチをペアリングすることで、スマートフォンなしで音楽を楽しむことが可能です。
また100種類以上のワークアウトに対応しており、ダイビンググレードの防水性能なのもうれしいポイントです。サイズは46mmと43mmがあります。
Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Garmin Venu Sq 2 Music
Garmin(ガーミン)の最新スマートウォッチ「Venu Sq 2 Music」もおすすめモデルの1つです。従来モデル「Venu Sq」とウォッチサイズは同じですが、スクリーンをサイズアップし有機ELディスプレイを搭載。運動中も見やすくなりました。また、心拍モニタリングは第4世代工学心拍計にアップグレードし、より精度の高い計測となっています。
さらに実年齢や週間運動量、安静時心拍数に加えBMIや体脂肪率など多くの指標から「フィットネス年齢」も算出してくれます。Musicモデルなら音楽の保存が可能なので、スマートフォンなしで音楽を聴くことができます。音楽配信サービスからダウンロードも可能です。公式オンラインストアでの販売価格は、4万5800円です。
「スマートウォッチ」最新ランキングも要チェック!
30日間無料でお試し! 9000万曲が聴き放題!
こちらの記事も要チェック!
関連記事
「Amazfit Band7」をデスクワーカーが1週間使用すると…… QOLの見える化を実感、LINEやカレンダー通知の使い勝手が気になる
2022年9月に発売された「Amazfit Band 7(アマズフィット バンド セブン)」。販売価格は7980円とリーズナブルながら、最大18日間のロングバッテリーで、従来モデルのBand 5よりもディスプレイの大型化を実現した注目のスマートウォッチ・スマートバンドです。今回は、テレワーク中心の編集者が1週間使用してみて感じた、使い勝手や気になる点などをご紹介します!3万円台までの「ガーミンのスマートウォッチ」をピックアップ! 初心者におすすめ 生活習慣を見直すきっかけに【2022年10月版】
GPS機器メーカーの「ガーミン(Garmin)」は、2022年で創業33周年を迎えました。航空・海洋・自動車産業向け機器を取り扱っているため、技術力に定評があり、多くのファンを獲得しています。そんなガーミンのスマートウォッチは、スポーツやアウトドアに特化した製品が多く、バッテリー持続時間が長いのが特徴です。今回は、ガーミンの「3万円台までのスマートウォッチ」を紹介します。これからスマートウォッチを購入しようと考えている人や、そこまで高機能じゃなくてもよいけれど、スポーツ・アウトドア用にスマートウォッチが欲しい人などにおすすめのウォッチをピックアップしました。「スマートウォッチ」エントリーモデルおすすめ5選 手軽に使えるApple Watch SE(第2世代) ほか、最初の1台にぴったりなのは?【2022年9月版】
「スマートウォッチ」は、スマートフォンの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたり、健康状態をモニターしたりと、さまざまな機能を搭載しています。最初のスマートウォッチを購入する際には、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。最初のスマートウォッチを購入する際には、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。今回は、9月16日に発売された「Apple Watch SE(第2世代)」を筆頭に、初心者でも手に取りやすい価格のスマートウォッチをピックアップしてみました。ジム通い向け「スマートウォッチ」「スマートバンド」おすすめ5選 スポーツモード豊富&軽量&音楽操作できるモデルを紹介【2022年9月版】
フィットネスジムに通っている人なら、スマートウォッチやスマートバンドで運動管理をしてみたいと思っている人も多いはず。今回は、主にフィットネスジムでの運動を習慣化している人、これから運動したい人におすすめのスマートウォッチやスマートバンドを紹介します。Apple Watch Ultraだけじゃない「スマートウォッチ」フラグシップモデルおすすめ5選 機能に妥協したくない人向けの1本【2022年9月版】
「スマートウォッチ」は、スマートフォンの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたり、健康状態をモニターしたりと、さまざまな機能を搭載しています。スマートウォッチを選ぶ際に、「フラグシップモデル」という言葉を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。「フラグシップ」の元々の意味は「旗艦」です。転じて、そのブランドを率いるのにふさわしい最も上位の代表的製品をフラグシップモデルと呼びます。そのブランドの中でも素材や機能が高水準であることが多いため、スマートウォッチ選びで妥協したくない人におすすめです。今回は、スマートウォッチのフラグシップモデルをピックアップして紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.