「車用防犯ブザー」おすすめ4選 警報を鳴らして愛車を守る! 車上荒らしやいたずら対策に役立つ【2023年最新版】
車のドアやトランクのこじ開け、いたずら目的の損壊などから、愛車を守るときに役立つ「車用防犯ブザー」。センサーが異常を検知すると、光や警報音で不審者を威嚇してくれるので、車上荒らしや自動車盗難のリスクを軽減することができます。今回は、そんな車用防犯ブザーの選び方とおすすめのモデルを紹介します。
車のドアやトランクのこじ開け、いたずら目的の損壊などから、愛車を守るときに役立つ「車用防犯ブザー」。センサーが異常を検知すると、光や警報音で不審者を威嚇してくれるので、車上荒らしや自動車盗難のリスクを軽減することができます。
最近では、機能が充実しているモデルや、車のキーレスリモコンのドアロックに連動してセキュリティーのオン・オフを切り替えてくれるモデルもあり、使いやすくなっています。今回は、そんな車用防犯ブザーの選び方とおすすめのモデルを紹介します。
木島祥尭
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
→著者のプロフィールと記事一覧
車用防犯ブザー:乾電池タイプか、給電タイプか、電源方式をチェック
車用防犯ブザーの電源方式は、大きく「乾電池タイプ」と「給電タイプ」の2種類に分けられます。手軽さを求めるなら、乾電池タイプがおすすめです。乾電池をセットしておけば、配線不要でダッシュボードに置くだけで設置が完了します。
難しい作業が無いので、機械に不慣れな方でも簡単に使い始められます。ただし、電池が切れた場合は、車に何かが起こっても、セキュリティーが作動せず、防犯ブザーとしての役割を発揮してくれないことがあります。
一方、給電タイプはシガーソケットや車のバッテリーに直接配線して使用するタイプです。常に給電できるので、電池切れの心配がなく、もしもの事態にしっかり対応できます。
ただし、配線作業の手間が掛かったり、場合によっては専門業者に依頼するコストが掛かったりする点はデメリットと言えるでしょう。
車用防犯ブザー:振動センサーやチルトセンサーなど、センサーのタイプをチェック
車用防犯ブザーを選ぶ際は、どのようなセンサーが搭載されており、どのような事象に対応できるのかチェックしておきましょう。
まず、基本的に振動センサーは、どの製品にも搭載されており、ドアや窓のこじ開け、蹴るたたく等の損壊行為による振動などを検知して、アラームを鳴らしてくれます。車上荒らしやいたずらなどの防止に効果的です。
また、傾きを検知して警報音を鳴らす「チルトセンサー」が付いていると安心です。レッカー車を使って、車をけん引する形で盗難するケースや、車を傾けてタイヤやホイールを盗難しようとするケースに有効です。
中には、振動をさせずに、ピッキングでこっそり侵入してくる相手もいます。こうしたケースには、キーシリンダーの音を検知する「音感センサー」を搭載した製品が役立ちます。
車用防犯ブザー:近隣に配慮しつつ防犯するなら、サイレントモード付きがおすすめ
緊急時には大きな音で威嚇することが大切ですが、住宅密集地で警報音が鳴ると、周辺住民を驚かせてしまうかもしれません。近隣へ配慮しながら防犯もしたいという場合は、「サイレントモード」が搭載されたモデルを選びましょう。
サイレントモード付きなら、異変があったときでも警報音を出さずに、ライトによる警告を行い、同時にリモコンへ異常事態を知らせてくれます。
また、マンションに住んでいる場合は、高層階だとアラームで不審者を威嚇することはできても、自分たちがいるところまでは聞こえないという可能性があります。駐車場と離れている場合に便利なのが「通信機能」です。手元の端末で異常事態を把握することができます。
ただし、通信距離には制限があります。150~300mなど通信距離が記載されていることがあるので、購入前に確認しておきましょう。
車用防犯ブザー:おすすめモデルはコレ!
カーメイト「SQ80 ナイトシグナルアラームEX-R」
カーメイトの「SQ80 ナイトシグナルアラームEX-R」は、乾電池タイプの車用防犯ブザー。ダッシュボードの上に置くだけで設置できるので、機械に不慣れな方でも安心です。
高感度衝撃センサーを搭載しており、衝撃を検知すると、LEDライトの点滅や警報音を鳴らして、異常事態を知らせてくれます。警報音は100dBの大音量で、衝撃検知回数に応じて3ステップで警報時間が変化します。
最初の衝撃では1秒、2回目は3秒、3回目は15秒というように、段階的に警報音の鳴る時間が増えていきます。雨が降ってセンサーが連続で反応する場面では警報を鳴らさない「誤作動キャンセル機能」が付いています。
カーメイト「SQ900 カーセキュリティー」
カーメイトの「SQ900 カーセキュリティー」は、車のOBDコネクタに挿して使う給電タイプのモデル。乾電池不要で使えるので、電池交換のランニングコストは掛かりませんし、電池切れの心配もありません。
車のキーレスリモコンに連動して、セキュリティー機能のオン・オフが切り替わります。異常を検知した際は、サイレン、LEDライトの点滅、車両ハザードの点滅で、警告を発します。約115dBの大音量サイレンで、不審者を威嚇します。
ライトの点滅パターンは7種類から選択可能です。また、2段階衝撃センサーの他、傾斜センサー、ドア開放センサー、イグニッション・オン・センサーを搭載しており、幅広いシーンに対応できます。
ユピテル「カーセキュリティー Aguilas VE-S37RS」
ユピテルの「カーセキュリティー Aguilas VE-S37RS」は、シガーソケットにつないで使用する給電タイプのモデル。工具不要で簡単に設置できる製品です。補助電源としてソーラー充電にも対応しているので、電池切れの心配なく使えます。
自動警戒モードに設定しておけば、エンジンを切ってドアを閉めるだけで、自動的にセキュリティーがオンになります。異常を検知した際は、高輝度3色LEDの点灯と、大音量サイレンにより、不審者への威嚇および危険の周知を行います。
「弱衝撃警告」「強衝撃警報」「ドア開警報」「傾斜警報」という4種類の警報があり、状況に応じて警報のパターンを変えてくれます。また、音を鳴らさずにLEDを点滅させ、リモコンへ異常事態を知らせる「サイレントモード」も搭載されています。
ユピテル「カーセキュリティー Aguilas VE-S14」
ユピテルの「カーセキュリティー Aguilas VE-S14」は、シガーソケットにつないで使用する給電タイプのモデル。自動警戒モードに設定しておけば、エンジンを切りドアを閉めるだけで、自動的にセキュリティーがオンになるので、面倒な操作はいりません。
3色5個の高輝度LEDが特徴的で、現在警戒中であることを周囲にアピールすることができ、車上荒らしなどの犯罪への抑止効果が期待できます。状況に応じ、1分間の衝撃警報と、2分間のドア開警報を鳴らし、不審者を威嚇します。
こちらの記事も要チェック!
関連記事
今売れている「ドライブレコーダー」おすすめ3選&ランキング ルームミラー型が人気上昇、売れ筋は高コスパな前後カメラ【2023年1月版】
「ドライブレコーダー」(ドラレコ)はもはや必須装備と言えるカー用品。今売れてるモデルをランキングからピックアップして紹介!「電動空気入れ」おすすめ5選 片手で持てるコンパクトモデルも! あらゆるタイヤに対応できる【2022年最新版】
自転車やバイクなどのタイヤメンテナンスで便利な「電動空気入れ」。ボタンを押して適正な空気圧になるまで待つだけと、手動に比べて非常に手軽です。今回は、そんな電動空気入れの選び方とおすすめのモデルを紹介します。小型で高性能なものを中心にピックアップしていますので、外出先で使いたい、収納スペースを節約したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。2022年に買って良かった「カー用品」4選 元ディーラー営業マンの2022年ベストバイ Amazonレビュー高評価の人気アイテムも
ちまたには多くのカー用品が販売されています。選び方は、インターネットの口コミを見たり、友人・知人の評判を聞いたりする場合もあれば、店頭で直感で選ぶなどさまざまでしょう。筆者はどちらかといえば前者の方で、特に口コミを参考にしますし、商品の値段で決めることもあります。今年も多くのカー用品を購入して使用してきましたが、「本当に買って良かった」と感じたものを4点紹介します。「ふるさと納税返礼品のドライブレコーダー」おすすめ5選 360度撮影できるモデルも! いざという瞬間を逃さない、解像度の高い製品を紹介【2022年最新版】
あおり運転や当て逃げなど、運転中はいつどんなトラブルに巻き込まれるか分かりません。もしもの事態に備えて、「ドライブレコーダー」を設置しておきましょう。”ドラレコ”があれば、トラブル時の映像を録画し、第三者に証拠として提出することができます。今回は「ふるさと納税返礼品のドライブレコーダー」をピックアップしました。「タイヤの空気圧」を管理する便利グッズ5選 積んでおきたいエアーコンプレッサー&空気圧を常時チェックできるセンサーも要チェック【2022年最新版】
みなさんは愛車のタイヤの空気圧チェックを定期的に行っているでしょうか。タイヤに入っている空気は自然と減っていくので、燃費の低下や乗り心地の変化が発生し、最悪の場合パンクやバーストを引き起こすこともあります。そこで今回は、「タイヤの空気圧管理ができる便利グッズ」を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.