「家計簿」おすすめ4選 初心者でも続けやすい! 収支を管理して節約につなげよう【2023年最新版】
日々の収支を管理するのに便利な「家計簿」。項目ごとに支出を記録することで、どこにどの程度のお金が使われているのか、お金の流れを把握することができます。余計な出費を見つけられれば、節約につなげたり、貯蓄を増やしたりすることも可能です。今回は、そんな家計簿の選び方とおすすめの商品を紹介します。
日々の収支を管理するのに便利な「家計簿」。項目ごとに支出を記録することで、どこにどの程度のお金が使われているのか、お金の流れを把握することができます。余計な出費を見つけられれば、節約につなげたり、貯蓄を増やしたりすることも可能です。
最近はアプリで家計簿をつける方も多いですが、紙に記録していくアナログの方法もまだまだ人気があります。ノート式は、スマートフォンに慣れていない方や、スマホを開くとつい他のことをしてしまうという方にもおすすめです。
また、紙ならインターネットにつながっていないので、情報流出のリスクが低いのもメリットです。今回は、そんな家計簿の選び方とおすすめの商品を紹介します。
木島祥尭
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
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家計簿:収支を正確に把握したいなら、項目の多いものが便利
家計簿を選ぶ際は、記載されている項目の数に注目しましょう。お金の流れを正確に把握したいなら、項目の多いタイプが便利ですよ。
食費、交通費、電気代、ガス代、水道代などから始まり、交際・レジャー費、医療費、教育費、美容費、日用費に至るまで、項目が細かく分かれています。
項目数が多いため、きちんと情報を書き込むには、それなりに時間が掛かります。しかし、支出を細かく分解できるので、大まかな項目よりも節約できるところを見つけやすいのはメリットです。家計簿をつけるのが苦ではない、しっかり派の皆さんにおすすめです。
一方、家計簿をつけることに興味はあるけど、時間は掛けたくない……という方は、項目の少ないタイプを使ってみましょう。
ざっくりとした項目なので、収支を正確に把握することは難しいですが、書き込む情報量が少ないので続けやすいですよ。
家計簿:全体を把握するなら「月間タイプ」、お金の流れを細かく見るなら「週間タイプ」
家計簿の中のレイアウトも重要なチェックポイントです。毎月の収支を把握できれば十分という場合は「月間タイプ」の家計簿が良いでしょう。項目ごとに支出を記録して、見開きでその月のお金の流れを確認することができます。
収支の全体像を眺めることができるので、前月との違いがはっきり分かりますし、どこに支出が偏っているのかもひと目で分かります。月1回くらいは、家計を見直しておきたいという場合にピッタリです。
もっと細かく支出を管理したいという場合は、「週間タイプ」が役立ちます。見開きに7日分の記入欄が設けられているのが特徴です。週単位で収支を把握できるので、今週は支出が多かったなと感じたら、来週は交際費を減らそうなど、週単位で消費行動を見直すことができます。
基本的に週間タイプは、日別に記入欄があるので、毎日のように書き込むことになります。手間ではありますが、「毎日、夕飯の後に書くようにしよう」など、支出の記録を習慣化することができます。
毎日家計簿をつけていれば、毎週何曜日に出費が多いのかなど、支出の傾向をつかむことができますし、節約の意識も芽生えてくるはずです。
家計簿:月間スケジュールや年間収支表など、その他のページもチェック
家計簿やメモ帳、スケジュール帳など、いろいろあると管理しづらいと感じる場合は、複数の機能が備わったタイプがおすすめです。月間スケジュール表が付いているものなら、支出を管理しつつ、カレンダーに毎日の予定を書き込むこともできます。
メモ欄が大きめに用意されているものもあるので、簡易的なメモ帳として利用することも可能です。貯蓄や保険、投資に関してまとめて管理できるページや、パスワードリマインダーとして使えるページが収録されていることもあります。
先ほど紹介した、月間タイプと週間タイプの両方のページを収録している家計簿も多く、これなら週単位で細かく管理しつつ、月の決算で収支の全体像を把握することも可能です。中には、年間収支表でその年の決算を記録し、1年の振り返りができるものもあります。
また、レシートを入れるクリアポケットが付いていると、後で書き込む予定のものを一時的に保管しておけて便利ですよ。
家計簿:おすすめモデルはコレ!
学研ステイフル「てるてる天使 B5家計簿 くも」
学研ステイフルの「てるてる天使 B5家計簿 くも」は、B5サイズの少し大きめの家計簿。標準的なノートと同じくらいのサイズなので、読みやすく、書きやすくなっています。可愛らしい表紙が付いており、中身はフルカラー仕様で、ページごとにさまざまな絵柄が描かれています。
見開きで7日分の収支を記録できる「週間集計ページ」を収録。日別に食費、医療、交際、交通、娯楽・レジャー、日用品、美容などの項目が設けられており、細かく管理できます。ページ下部にはメモ欄も付いています。
1カ月の決算をまとめる「月間集計ページ」や1年間を振り返る「年間収支一覧表」も収録されています。パスワードリマインダーもあります。スライダー付きポケットが付いているため、レシートや文房具等をしまっておくことが可能です。
ダイゴー「ギンガムチェック家計簿 A5 ブルー J1236」
ダイゴーの「ギンガムチェック家計簿 A5 ブルー J1236」は、月間スケジュール表付きの家計簿。カレンダーに予定を書き込んで、管理することができます。見開きで7日分の収支を記載できる週間タイプのページを収録しています。
項目としては、主食費、副食費、調味料、嗜好品、住居・光熱、衣料・器具、教育・教養、交通・通信など、他にも細かく分かれています。ページ下部には、クッキングメモの欄も設けられており、料理が趣味の方や、食費を細かく把握して節約したい方にピッタリです。
月間タイプのページも収録されており、週間ページと同様に項目が細かく設定されています。クレジットカード使用控えや預貯金、保険料、家賃など、毎月の支出を詳細に記入し管理することが可能です。
ミドリ「家計簿 A5 月間 かんたん トリ柄」
ミドリの「家計簿 A5 月間 かんたん トリ柄」は、項目の少ない家計簿。支出項目は食費だけが設定されており、それ以外の項目は自分で自由に作ることができます。
見開き1ページで、月間の収支を管理できるようになっています。毎月の収入や支出合計など月の決算に関する情報はページ脇に記入する形です。ページ中央には、日別に出費を記入する欄があり、毎日の出費を細かく記録できます。
裏表紙にはクリアポケットが付いており、レシートや文房具を入れておけます。
コクヨ「家計簿A5 かがりとじ 56枚」
コクヨの「家計簿A5 かがりとじ 56枚」は、毎日記入するタイプの家計簿。見開き1ページに、2週間の収支を日別で記入していきます。項目としては、食費、生活用品、衣服、教養、娯楽、交際、医療など、比較的少なめです。
毎月の収支については、月間ページに記録できます。月の決算を把握できるだけでなく、隣のページにはマンスリースケジュール表が付いており、予定を管理することも可能です。年間決算表も収録されているので、1年の振り返りに使えます。
その他、貯蓄・保険のまとめ、お中元・お歳暮などのチェックリスト、各ページのメモ欄など、収録内容が充実しています。
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