名品・ノースフェイスの「アルパインライトパンツ」をはいてみた！　はき心地抜群で登山が快適

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アルパインライトパンツは愛用者多数の定番！

　「アルパインライトパンツ」は、ザ・ノース・フェイスのパンツの中で最も有名といっても過言ではない定番モデル。はき心地の良さや、すっきりとしたシルエットは唯一無二で、登山愛好者はもちろんのこと、登山をしない人にもファンが多い一着です。ショッピングサイトでは、1万5000円前後で販売されています。

　使用されているのは「APEX」と呼ばれるザ・ノース・フェイスが独自開発したソフトシェル素材で、ナイロン92％、ポリウレタン8％の混紡。薄すぎず、厚すぎない生地のため、ほとんどの季節で登山に使えるのが魅力です。

　カラーバリエーションも豊富で、定番のブラックやファルコンブラウン（画像色）、ニュートープ、アーバンネイビーなど、着回ししやすいカラーをラインアップしています。新色が出るたびに、新しい1着を新調するファンも少なくありません。

ストレッチ性が高く、立体裁断で動きやすさ抜群

　アルパインライトパンツが長年人気を集める理由は、はき心地の良さにあります。ナイロンとポリウレタンは伸縮性が高く、柔らかいのが特徴です。加えて、膝周りは立体裁断が施されているため、膝がつっぱることなくスムーズに足上げができます。

　段差を登ったり、大きな岩をまたいだりするシーンが多い登山では、足上げのスムーズさが非常に重要です。快適なパンツをはくことで、長時間ストレスなく動き続けられます。また、膝周りにゆとりがあるため、昼食時に体育座りをしたり、椅子に座ったりする際にも締め付けがありません。

シルエットがきれいで普段使いもしやすい

　多くの人が絶賛するのが、アルパインライトパンツの「美しいシルエット」です。腰回りはゆとりがあり、ややテーパードがかかったデザインで、足のシルエットがきれいに出ます。筆者は下半身がややガッチリしているのですが、写真の通りすっきりとした見た目に！膝周りや裾がダボつきすぎず、野暮ったさがないのもポイントです。

　また、太もも部分にロゴがあしらわれているだけのシンプルなデザインのため、タウンユースにもおすすめ。ウインドブレーカーやフリースパーカー、スウェットなどとの相性が抜群です。

日本人に合ったサイズ感

　日本人に合ったサイズ感も、アルパインライトパンツを支持する人が多い理由の一つ。海外メーカーのトレッキングパンツは、現地の人のサイズに合わせて作られているため、丈が長すぎたり、細すぎたりすることがあります。一方、アルパインライトパンツは日本人にちょうどいいサイズ感なのです。

　筆者は身長155cm、普通体型の女性ですが、レディースモデルのSサイズがぴったり。海外メーカーのパンツは丈が長すぎて体に合いませんでしたが、アルパインライトパンツは驚くほどフィットし、快適にはけました。くるぶしほどの丈なので、ローカットの登山靴やスニーカーを履くとすっきりと見えます。

防風性・撥水性も高い

　アルパインライトパンツは、防風性や撥水性が高いのも魅力。稜線などで風が吹いた際にも、ほとんど風や寒さを感じません。また撥水性が高く、少しの水なら写真のようにはじくため、多少の雨であればしのげます。ただし、大雨をしのぐほどの防水性はないため、雨が強くなってきたらレインウェアを着用しましょう。

ポケットはファスナー付き＆メッシュで落とさない・ムレない

　両サイドとヒップ部分にあるポケットは、ファスナー付きです。そのため、スマホやカギ、小銭などを入れておいても落とすリスクを減らせます。また、内側はメッシュになっているためムレにくく、不快感を感じにくいのも魅力です。

アルパインライトパンツの気になるところ

通気性がやや低いため夏は暑いこともある

　とても気に入っているアルパインライトパンツですが、防風性が高く、通気性がやや乏しいため、真夏の低山などでは暑さを感じることもあります。そんな時は、アルパインライトパンツよりも薄手の「バーブライトパンツ」がおすすめです。ストレッチ性があり動きやすく、軽いため、夏でもサラッとはけます。

熱に弱いので、たき火や乾燥機使用に注意！

　アルパインライトパンツに使われているナイロンやポリウレタンは、熱に弱い素材です。そのため、たき火の火の粉が飛ぶと穴が開く可能性が高いため、キャンプなどでは使用を控えるのがおすすめ。また、乾燥機を使用すると生地が傷むリスクがあるため控えましょう。

　はき心地が良く、見た目もおしゃれなアルパインライトパンツは、1着持っていて損はない名品です。まだ試したことのない人は、ぜひ一度はいてみてはいかがでしょうか。

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