「Pixel 7a」や「Pixel Fold」など　Googleの新製品をおさらい　コスパモデルのお買い得度をチェック

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Pixel 7a

　Googleブランドのスマートフォン「Pixel」シリーズからは、「a」シリーズの最新世代である「Pixel 7a」が発表されました。Google ストアのほか、大手キャリアのNTTドコモ、au、ソフトバンクからも5月11日に発売されています。

　aシリーズといえば、前年に発表されたハイエンドモデルから一部スペックダウンすることで、手頃な価格を実現したシリーズです。一方で、搭載されるチップセットは上位モデルと共通しており、そのコストパフォーマンスの高さが評価されています。例えば、2022年に発売された「Pixel 6a」は、ミッドレンジでは同年を象徴するモデルとなりました。

　今回発表されたPixel 7aも、こうした流れを踏襲し、上位機のPixel 7シリーズと同じ第2世代Tensorチップ（Tensor G2）を搭載していることがポイント。それでいて、Google ストアでの価格は6万2700円（税込、以下同）と手頃です。

　前世代モデルの「Pixel 6a｣と比べると、画面のリフレッシュレートが60Hzから90Hzへと向上。カメラのセンサーサイズや画素数なども改良されています。また、aシリーズとしては初めてワイヤレス充電もサポートしました。

　カラーバリエーションは「Sea（水色）」「Snow（白）」「Charcoal（黒）」「Coral（橙色）」の4色。Coralは、Google Store限定です。

Pixel Fold

　これまでもうわさを耳にする機会は頻繁にありましたが、ようやくPixelシリーズ初となるフォルダブルスマートフォン「Pixel Fold」が正式に発表されました。こちらは6月20日から予約開始で7月中旬に発売予定。Google ストアのほか、ドコモ、au、ソフトバンクでも取り扱い、価格は25万3000円です。

　同機のディスプレイサイズは、広げた状態で使うディスプレイが7.6インチ、主にたたんだ状態で使う背面のディスプレイが5.8インチです。

　チップセットにはPixel 7シリーズやPixel 7aと同様、Tensor G2を搭載。5年間のアップデートが保証されています。

　端末の重さは約283gで、「Galaxy Z Fold4」の約263gと比べると少しだけ重めです。防水仕様としては、IPX8をサポートします。

　カラーバリエーションは、ホワイト風の「Porcelain（ポーセリン）」、ブラック風の「Obsidian（オブシディアン）」の2種類です。

　背面には、広角（4800万画素、F1.7）、超広角（1080万画素、F2.2、画角 121.1度）、望遠（1080万画素、F3.05）というトリプルカメラを搭載します。なお、前面カメラは800万画素、F2.0となっています。

Pixel Tablet

　「Pixel Tablet」は対角10.95インチのディスプレイを備えたタブレット。付属の充電ドック（充電スピーカー ホルダー）は、スピーカー機能を兼ね備えており、端末をセットした際には、「Nest Hub」シリーズを思わせるスマートディスプレイのような状態になります。バリエーションはPorcelainと、グレー系のHazel（ヘーゼル）の2色です。

　Google ストアでの価格は、7万9800円。5月11日から予約販売が開始されており、6月20日に発売を迎えます。折りたためなくても問題なければ、Pixel Foldよりこちらの方がコストパフォーマンスは良いでしょう。チップセットも共通してTensor G2を搭載しています。ただし、カメラは背面・前面ともに800万画素、F2.0ですので、スマートフォンのそれと比べると見劣りします。

　機能面では、Chromecastをサポートしたことがポイント。スマートフォンから、ホルダーにセットしたタブレットに向けて、音楽や動画をキャストできます。

　さて、上記では割愛してきましたが、購入時には、一部のGoogleサービスを数カ月無料で利用できるといった特典も用意されています。また、Pixel 7aやPixel Foldについては、他社製スマートフォンも下取りの対象になっています。こうした特典を把握する意味でも、興味がある場合には、まずGoogleストアからチェックしてみるのが良いでしょう。

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