この夏の本命コスパスマホ！　「Galaxy A36 5G」を3つのポイントでチェック【2025年7月版】（1/2 ページ）

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エントリーモデルながらもAI機能が使える

　「Galaxy A36 5G」は、エントリーモデルのスマートフォンで、Samsungオンラインショップでの価格は5万490円（税込）。大手キャリアではNTTドコモで取り扱われるほか、SIMフリーモデルも販売されています。

　搭載するプロセッサーは、エントリーからミッドレンジ向けの「Snapdragon 6 Gen 3」。このプロセッサーは、ある程度のAI処理にも対応できるように強化されているのがポイントです。

　手が届きやすい価格帯のスマートフォンでありながら、AIを活用した写真編集機能など、トレンドを押さえた使い方までカバーしているのが特徴です。

　例えば「AI消しゴム」機能を使えば、撮影した写真から不要な被写体を検出して削除できます。記念撮影の背景に映り込んでしまった通行人や、インテリアの撮影に紛れていたホコリなどを取り除くといった編集が可能です。

　また「フィルター」機能では、既存の写真をもとに色味やスタイルを抽出して独自のフィルターを作成できます。つまり、好みのフィルターを作成・保存しておけば、撮影した写真の雰囲気を統一できるということ。SNSへの投稿などで作風に一貫性持たせられます。

　ちなみに、背面カメラの構成は、メインカメラ（約5000万画素、F値1.8）、超広角カメラ（約800万画素、F値2.2）、マクロカメラ（約500万画素）という3眼構成。日々の撮影を楽しむには十分な仕様と言えるでしょう。

大画面かつ高速充電対応で基本仕様も◎

　ディスプレイには、約6.7インチのFHD+ Super AMOLEDを採用。ディスプレイサイズは、スマートフォンとしては大きめの部類です。

　また画面の最大輝度は1200ニトで、リフレッシュレートも120Hzをサポート。屋外でもある程度視認性を確保できる明るさがあり、大画面を生かした動画視聴やブラウジング、ゲームプレイなどにも適した仕様だと言えます。

　この価格帯のスマートフォンとしては珍しく、大型のベイパーチャンバー（放熱部品の一種）を内蔵していることも注目ポイントです。

　バッテリー容量は5000mAh。公称値で動画再生時間は最大29時間とされており、日常使用におけるスタミナ面での心配ほぼないでしょう。

　最大45Wの超急速充電にも対応し、NTTドコモ版の仕様では充電時間は約80分とされています。対応の充電器を使用すれば、朝晩のちょっとした時間に充電するだけでもバッテリー管理は十分かもしれません。

　ただし、ワイヤレス充電には対応していないので、もしQi規格対応の充電器を使いたい場合には注意が必要です。

6世代分の更新で長く使える

　Galaxy A36 5Gは、最大6世代分のAndroid OS、およびメーカー独自のホーム画面であるOne UIのアップデート、6年間のセキュリティアップデートが保証されています。手頃な価格帯のスマートフォンでありながら、しっかりと長期運用をカバーしているのがうれしいポイントです。

　IP68に準拠した防塵防水性能を備えていることも見逃せません。キッチンや洗面台など、水回りでスマホを扱う機会が多い人も安心して使えます。

　ただし、この防水性能は水深1.5mまでの淡水に30分間水没させた環境下での試験結果に基づく性能であり、あくまでもお守り程度の存在。ビーチやプールなどでの使用は推奨されていないので「防水だから大丈夫」とレジャーシーンでじゃぶじゃぶ水没させるのはやめておきましょう。

　前面のカバーガラスには、Corning製の強化ガラス「Gorilla Glass Victus+」が採用されており、キズやひび割れに対する耐久性を備えています。

　本体カラーは、「オーサムラベンダー」「オーサムホワイト」「オーサムライム」「オーサムブラック」の4色展開。FeliCaにも対応していて、おサイフケータイも使用可能です。

　コストパフォーマンス重視で選ぶのであれば、有力な選択肢となる一台となるでしょう。

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