iPhoneのデータバックアップに役立つ！　「Type-C対応の小型SSD」おすすめ3選【2025年10月版】（1/4 ページ）

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　そこで今回は、iPhone 15以降のUSB Type-C対応モデルで使いやすいコンパクトなSSDを3つピックアップして紹介します。

バッファロー「SSD-SCHU3A」シリーズ

　1つ目に紹介するバッファローの「SSD-SCHU3A」シリーズは、2024年10月に発売されたスティックタイプのコンパクトな外付けSSDです。

　本体にUSB Type-Aコネクタを搭載していますが、Type-C用アダプタが同梱されており、Type-C世代のiPhoneで使えます。容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4種類です。

　USBの仕様は、USB3.2（Gen 2）に対応しており、リード速度は約1050Mbps以上、ライト速度は約900Mbps以上。高速なデータ転送に対応しており、iPhone Proシリーズで使うのにも十分な仕様です。

　特筆すべきは、同社が提供する無料バックアップアプリ（※）の「写真バックアップ」での動作が保証されていること。同アプリと組み合わせて使うことで、iPhone内の写真や動画を簡単に保存できます。SSDを接続したタイミングで、写真などのデータが重複なく保存されるので、日常的なバックアップ作業を効率よく進めたい人におすすめのアイテムです。

　実売価格は、250GBモデルが約6500円から（税込、以下同）となっています。

トランセンドジャパン「ESD420」

　2つ目は、トランセンドジャパンが2025年8月に発売した「ESD420」。手のひらサイズで約48gというコンパクトなポータブルSSDで、MagSafeを使ってiPhoneの背面に磁力で固定できるのが特徴です。

　　iPhoneには付属のUSB Type-C to Cケーブルで接続する仕組みです。MagSafeによる固定ではワイヤレス充電機能を使うわけではないので、iPhone 16eのようなMagSafe非対応機種でも、MagSafe対応ケースを使うことで固定できます。

　米国防総省が定める物資調達規格の「MIL-STD-810G」準拠の落下試験をクリアするなど、耐衝撃性にも優れているのもポイントです。

　ちなみに、同製品は最大20Gbpsの高速転送に対応しているのがうれしいポイント。iPhone Proシリーズと組み合わせれば、外部ストレージにデータを保存しつつ大容量な4K ProRes動画を撮影でき、パソコンなどへの吸い出しも効率的に行えます。

　容量のラインアップは1TB、2TB、4TBの3種類。アイロングレーとシャンパンゴールドの2色のカラーバリエーションもあります。ストレージ管理だけに使うとなるとオーバースペック気味かもしれませんが、4TBの選択肢もあるポータブルSSDとして押さえておきたい一台です。

　実売価格は、1TBのもので1万8000円前後からとなっています。

エレコム「ESD-ESK」

　最後は、エレコムが2025年8月に発売した「ESD-ESK」シリーズです。既に紹介したバッファローの製品と同じスティックタイプですが、こちらはUSB Type-Cコネクタを採用しており、アダプタ不要でiPhoneに直差しして使えるのが特徴です。

　キャップのないノック式でUBS Type-C端子を引き出せる構造を採用しているのがポイント。取り出し時に自動でシャッターが閉じて端子が収納される仕組みもユニークです。ケーブルやキャップを紛失することがない、ストレスフリーで使えるSSDです。

　USB 3.2 Gen 2（10Gbps）に対応し、リード速度は最大1000MB/秒、ライト速度は最大800MB/秒です。容量のラインアップは250GB、500GB、1TBの3種類。カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色が用意されています。

　実売価格は、250GBモデルが約8000円からとなっています。

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