折りたたみケータイみたいなスマホ「MIVE ケースマ」 テンキーもアプリも使いたい人にぴったり(1/2 ページ)
折りたたみケータイのようなスマホ「MIVE ケースマ」を紹介します。
3月末にドコモが3Gサービスを終了することに伴い、いわゆる“ガラケー”からスマホへの買い換えが進(勧)められています。
これを機会にスマホに変えるのももちろん良いのですが、長年使ってきた物理キーを捨てがたいという人もいるでしょう。ただ、各社のケータイラインアップを見てみると、物理キー搭載ケータイの選択肢はごくわずかです。
そんな中、韓国のモバイルデバイスメーカーALT(アルト)の日本法人であるALT JAPANが、物理キーを搭載した折りたたみケータイ(フィーチャーフォン)のようなAndroidスマホ「MIVE(マイブ) ケースマ」を発売しました。
2月19日に発売されたALT JAPANの「MIVE ケースマ」。インディゴブラック(右)とパールホワイト(中央右)の2色展開。メーカー希望小売価格3万4800円(税込)。左の閉じている2モデルは韓国で販売された前モデル
房野麻子
大学卒業後、新卒で某百貨店に就職。その後、出版社に転職。男性向けモノ情報誌、携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年にフリーランスライターとして独立。モバイル業界を中心に業界動向を追っている。
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見た目はケータイ、中身はスマホ
MIVE ケースマのキャッチコピーは「ガラケーみたい、だけどちゃんとスマホ」。この製品の特徴を一言で表しています。見た目は折りたたみケータイそのものですが、少ないメモリーでも動かせる軽量OS「Android 14 Go Edition」を採用した、れっきとしたAndroidスマホです。
ディスプレイは4.3インチ(480×800ピクセル)、本体サイズは127.8(高さ)×65.3(幅)×16.2(厚さ)mm、重量は195gです。やや大きめですが、折りたたむと手のひらに収まるサイズ。閉じた時の前面には1.83インチのフルカラーサブディスプレイがあり、日時、バッテリー残量、通知などを表示します。バッテリーは1日持ち歩いても安心の2100mAh。IPX4/IP5Xの防水防塵性能を備えています。
右側面にはSOSボタン、3.5mmオーディオジャック、ストラップホールがあります。左側面には音量キーとカードスロット。カードスロットにはnanoSIMカードとmicroSDカード(最大1TB)を入れることができます
端末を開くと1つずつ独立した押しやすい物理キーと十字キーがあり、文字入力やカーソル移動は従来のケータイのように操作できます。日本語入力システムはオムロンの「iWnn」をAndroid向けに最適化した「iWnn IME for Android」。iWnnは定評のある日本語入力システムですので、賢い予測変換で快適に文字入力できます。
タッチ操作、アプリインストールもできる「ちゃんとスマホ」
ケースマは一見、従来型のケータイに見えますが、「スマ」が付いている通り、中身はちゃんとスマホです。
まず、メインディスプレイは通常のスマホ同様、すべてタッチで操作できます。筆者はスマホに慣れてしまっているので、文字入力もキーが小さいながらもタッチで入力した方が速かったほどで、タッチレスポンスに問題はありません。なお、「画面タッチロック」をオンにすると、物理キーのみで操作するようにもできます。ただし、アプリによっては使える機能が制限されるケースがあるようです。
Androidスマホなので、アプリストアの「Google Play」からLINEなどのアプリをダウンロードし、利用できます。ただし、Google Playを利用するにはGoogleアカウントが必要です。スマホは本当に初めてという人は、アカウント作成で少し戸惑うかもしれません。
ただ、Googleアカウントを設定せずとも、電話やメッセージ(SMS)は使えます。電話アプリを起動せずとも、ホーム画面を表示したまま、いきなりテンキーで電話番号を入力して電話を発信できるのはケータイ同様です。
また、FMラジオ、拡大鏡、歩数計、音声レコーダーがプリインストールされていて、すぐに使えます。ケータイでそれらを便利に活用していた人にはうれしいポイントでしょう。
SOSボタンなど安心・便利機能が充実
ケースマは基本的にシニアをターゲットにした製品なので、安全安心に配慮した機能が充実しています。
例えば、右側面のSOSボタン。このボタンを5秒以上押し続けると、あらかじめ登録しておいた保護者に位置情報をSMSで発信します。ちなみに、短押しするとよく使うアプリを起動することもできます。
また、一定時間、端末の開閉やキーボード入力などの操作がなかった場合に、登録した保護者に位置情報を含めたメッセージを送信する「安心メッセージ」という機能も搭載されています。
使いやすさに配慮し、時刻や着信を音声で案内する「通知の読み上げ」機能も用意されています。毎時の定刻に「午後5時です」、電話の着信時に着信音と一緒に「○○さんから電話が来ました」と音声で通知するように設定できます。
MVNO各社、量販店で取り扱い。サポートセンターも利用可能
ケースマはすでに販売されています。ビックカメラ、ヨドバシカメラのほか、イオンモバイル、HISモバイル、J:COM MOBILE、LIBMO(リブモ)といったMVNOでも取り扱います。今後、取り扱いチャネルが増える可能性もあります。
メーカー希望小売価格は3万4800円(税込)。MVNOではそれより高額で販売されている場合もありますが、分割払いを利用して負担を分散させることができます。
また、ALT JAPANではサポートセンターを用意しています。端末の設定や操作方法、修理の問い合わせなど、責任をもって様々な問い合わせに対応するとのこと。安心して購入できそうです。
MIVE ケースマは、ケータイ同様の物理キー操作、電話とメッセージ中心の使い方ができますが、アプリをインストールし、タッチ操作も完璧に対応するので、スマホユーザーの筆者が使ってみると思った以上にスマホ寄りだと感じました。“ガラケー”を使い続けたい人はもちろんですが、「物理キーははずせない、でもLINEを使いたい」というような人におすすめしたい製品です。
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