10万円から買える最新モデル「iPhone 17e」はどう進化した? 5つのポイントで解説(1/2 ページ)
廉価版iPhoneの最新モデル「iPhone 17e」を5つのポイントでチェックします。
Appleは「iPhone 17e」を2026年3月11日に発売しました。従来の「iPhone 16e」の後継機となる廉価なiPhoneで、最小構成なら一括10万円未満で購入できるのが魅力。なるべくコストをかけずにiPhoneを新調したい人にとって、有力な候補となるでしょう。
本稿ではそんなiPhone 17eについて、5つのポイントで概要をチェックしていきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
ノッチあり世代だけどアクションボタンありのデザイン
まず、iPhone 17eのデザインをチェックしていきましょう。
iPhone 17eは、6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。ディスプレイ上部には凹状の切り込みが設けられた旧式のデザインを採用しており、背面カメラは単眼です。ただし、側面には「アクションボタン」が備わっているなど、最近のiPhoneの特徴も兼ね備えています(一方の「カメラコントロール」は非搭載です)。こうした特徴は前世代モデルのiPhone 16eに共通していますね。寸法も変化していません。
一方で、目に見えない仕様面では、iPhone 16eから進化した特徴もあります。押さえておきたいのは、ディスプレイ面の表面に、新たに「Ceramic Shield 2」が採用され、耐擦傷性能が3倍に上がったこと。とはいえ、最大輝度は1200ニト(HDRコンテンツ視聴時)、通常800ニトであるなど、ディスプレイそのものの仕様は変化していないので、地味な変化ではあります。
また、カラーバリエーションには、16eにもあった「ブラック」「ホワイト」だけでなく、新たに「ソフトピンク」が加わっています。要するに、新色の存在を除けば、外観の変化はほぼないということです。
カメラは単眼だけど2倍望遠までOK
続いて、カメラについて。背面カメラは、メインカメラ(4800万画素)のみを備えたシングルカメラ構成。前面カメラは1200万画素です。従来のiPhone 16eと比べて、スペック上の変化はありません。そのため、超広角カメラが使えるスタンダードモデルや、超広角カメラと望遠カメラが使える上位のProシリーズと比べると、撮影できる画角の自由度で劣るのはこれまで通りです。
ただし、最近のiPhoneのメインカメラは、イメージセンサーの中央の画素のみを駆使して、擬似的に光学2倍ズームを再現できる、いわゆる「クロップズーム」のような仕組みに対応した「Fusionメイン」と呼ばれるカメラになっています。要するに2倍ズームは可能になっているため、手元の影を含めずに食事を撮影するようなシーンには十分対応可能です。
撮影機能に関しても、スペック表を見る限りiPhone 16eと比べて大きな変化はないようです。ただし、ポートレートモードに関しては、17eだと記述が「フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代ポートレート」に変わっており、ポートレートモードを選択せずに撮影した場合でも、自動で記録された深度情報を元に、写真撮影後に被写体と背景のぼかし具合を調整できるという差があります。
一方、iPhone 16eと同様、iPhone 17eには背面カメラのレンズが1つしかないため、「マクロ撮影」や「空間ビデオ/空間写真」「アクションモード」「シネマティックモード」「デュアルキャプチャ」などの撮影機能を使うことができないのはこれまで通り。購入検討時には、この点が問題ないかも忘れずにチェックしておきましょう。
チップが進化したもののeSIMオンリーに
搭載するチップセットは、16eが「A18」だったのに対し、17eでは最新世代の「A19」へと順当に進化しました。CPUの処理性能の例としては、2019年モデルの「iPhone 11」より最大2倍高速だとうたわれています。何とも言いがたい比較ですが、5~6年ぶりの乗り換えなら、スタンダードモデルから乗り換えても十分魅力的だということでしょう。
従来世代から大きな変化はありませんが、ユーザー視点では、(1)Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)に類するAI機能群をしっかり使えること、(2)App Storeで公開されているAAAタイトルのゲームアプリをプレイできること(しかも、リアルな光の処理を行うための「レイトレーシング」機能にも対応)──の2点を押さえておけばOKです。
ちなみに、A18→A19の進化としては、GPUのコアごとにNeural Acceleratorが備わっていることがトピック。Apple IntelligenceなどのAIモデルをより高速に処理できるようになっています。
一方、ユーザーにとって重要な変化は、SIMがいわゆる“eSIMオンリー”に変わったこと。手持ちのiPhoneで物理的なSIMカードを利用している場合には、機種変更に合わせてeSIMへの変換が必要になることに気をつけましょう。
ちなみに、通信とチップに関連したトピックとしては、搭載するモデムが16eの「C1」から「C1X」と更新されていることもあります。一応、消費エネルギーが「iPhone 16 Pro」のそれより30%少ないとうたわれていますが、前世代の16e、17eのバッテリー持ちを比べてみると、ビデオ再生(ストリーミング)で最大21時間と変化していないので、そこまで意識しておかなくて大丈夫でしょう。
MagSafe対応に
前世代モデルのiPhone 16eの弱点といえば、ワイヤレス充電(最大7W)はできるものの「MagSafe」が使えないことが挙げられました。iPhoen 17eはしっかりMagSafeとQi2をサポートし、改良が図られています。マグネットで固定できる周辺機器を利用でき、最大15Wのワイヤレス充電も使用可能です。
ただし、スタンダードモデルのiPhone 17(最大25W)と比べてみると、MagSafeワイヤレス充電時における最大のワット数が少し低くなっているのがわかります。マグネット固定はできるようになったものの、ワイヤレス充電速度はまだ劣っていることは理解しておきましょう。
最小ストレージが2倍に
iPhone 16eでは、ストレージの最小構成が128GBで、256GB、512GBも選択できるというラインアップでした。一方、iPhone 17eでは最小が256GBになり、これまで通り512GBも選択可能です。しかも最小モデルの価格は9万9800円(税込)で据え置きというから驚きです。
これまでの廉価モデルは、安価な反面、ストレージの少なさゆえに一括購入での長期運用が難しく、キャリアの端末購入補助プログラムが前提になるという特徴がありました。しかし、iPhone 17eではこのデメリットが見事に解消されています。先述の通り、ディスプレイの強度もアップしており、一括購入のうえで長期運用を見据えたとしても、安心して選びやすい端末になったと言えるでしょう。
「SIMフリースマートフォン」最新ランキング
【Amazon】今売れアイテムTOP5【2026年4月版 Fav-Log】
- [リズデイズ]2way トートバッグ レディース ナイロン 軽量 ショルダーバッグ
- [ザ・ノース・フェイス]ロングパンツトレーニング モーションジョガーパンツ NB12595
- [ザ・ノース・フェイス]ロングパンツ バーサタイルパンツ NB32651
- [RafiCaro]ミニ財布 レディース エトゥープ/ヌメ a73889
- [ニューバランス]Walking Fresh Foam 880 v7 フレッシュフォーム
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.