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「スマートスピーカー」ポイント別の選び方とおすすめモデル【2019年最新版】

» 2019年12月14日 14時00分 公開
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 「Hey,Siri(ヘイ、シリ!)」「OK,Google(オッケー、グーグル)」などなど、声でスマートフォンを操作したり、ネット検索したりできる音声アシスタントサービス、すっかりおなじみになりましたね。

「スマートスピーカー」 なにかと話題の「スマートスピーカー」。そろそろ始めてみませんか

 その音声アシスタントをスマホを使わずに呼び出せる「スマートスピーカー」と呼ばれるデバイスも登場しました。

 スマートスピーカーは、家事や育児、身支度の最中などでスマホを手にできないときでも、天気予報やスケジュール確認などのちょっとした調べ物、音楽やラジオをかけるなど、まるで誰かに話しかけるように用事をこなしてくれます。

 最近はディスプレイが付いたスマートディスプレイもありますが、今回はスピーカーのみのモデルを選ぶ時のポイントとおすすめ製品をご紹介します。

手軽にはじめて自分なりの使いこなしを

 スマートスピーカーはGoogle製の「Google Nest(グーグルネスト)」「Google Home(グーグルホーム)」とAmazon製の「Amazon Echo(アマゾンエコー)」が2大勢力。そして、スマートスピーカーは本体そのものの機能より、提供されるネット上のサービスが日々進化していますので、アプリをアップデートするようにできることが増えていくのが特徴です。

 またスマートスピーカーのような新しい機器は購入時点で活用方法がイメージできないことも多いですから、NestでもEchoでも、低価格なモデルから気軽に始めるのがおすすめです。

「Echo Dot(エコードット)第3世代」 「Echo Dot(エコードット)第3世代」は5980円

 Nestの小型モデル「Nest mini」は価格が6050円(税込、以下同)、Echoの小型モデル「Echo Dot(エコードット)第3世代」は5980円。どちらもセールや割引などでさらに安く買える場合があります。

将来的な家電連携も視野に選ぶ

 スマートスピーカーは単にネットサービスを音声で提供するだけでなく、照明をオン/オフするなど、スマート家電を操作する窓口にもなります。

 テレビやエアコンも音声でコントロールできるものが増え、将来、家中のさまざまな機器を音声でコントロールするのが当たり前になるかもしれません。

照明をオン/オフするなどスマート家電を操作することも 照明をオン/オフするなどスマート家電を操作することも

 ちょっと先の拡張性も見据えてスマートスピーカーを選ぶのも1つの方法です。前述のようにスマートスピーカー(と支える音声アシスタント技術)はGoogleとAmazonがメジャーな存在ですが、他の家電メーカーなどに技術を公開して、音声コントロールできる家電や機器を増やそうとしています。

スピーカーなんだから音質の良さが大事

 スマートスピーカーは“スピーカー”であり、スマホの音楽や映像を大きな音で再生できる機種もあるため、音質にも期待してしまいますよね。それに応えるよう、大きめサイズで重低音もカバーするモデルが用意されています。

スピーカーなんだから音質も気になります スピーカーなんだから音質も気になります

 音質で選ぶならGoogleとAmazonだけでなく、オーディオメーカー製のスマートスピーカーも選択肢に入ります。その場合、GoogleかAmazonの音声アシスタントを搭載している製品であれば、2社製品と同様にネットサービスが利用できて便利です。

Apple製の「HomePod」 Apple製の「HomePod」

 またiPhoneユーザーでとにかく音質にこだわるなら、Apple製の「HomePod」もいかがでしょうか。3万6080円とお高いのですが単体でも音の良さを追求したモデルで、2台を組み合わせてステレオ構成で音楽を楽しめるユニークな製品です。もちろん「Hey,Siri(ヘイ、シリ!)」で呼びかけます。

おすすめモデルはコレ

最初の1台なら「Google Nest Mini」

 初めてのスマートスピーカーにおすすめなのが、まんまるな見た目が印象的なGoogleの小型スマートスピーカー「Google Nest Mini」(6050円)です。もっと安い製品もありますが、Googleのおなじみのサービスを音声で使う分かりやすさがポイントです。

「Google Nest Mini」 「Google Nest Mini」

 前モデルは「Google Home mini」と呼ばれていましたが、「Google Home」というブランド名が「Google Nest」に変わったため、新機種はNest Miniとなりました。周囲の音に合わせてボリュームを変えるなど、スマートさがアップしています。

 壁掛け用の穴があるなど、設置場所の自由度も上がりました。カラーはチャコール、スカイ、コーラル、チョークの4色です。

スマート家電連携も目指すなら「Amazon Echo Plus」

 声でネットサービスなどを利用するスマートスピーカーの基本的な使い方に加え、家電のコントロールなども試してみたいなら、「Amazon Echo Plus」(1万7980円)はいかがでしょうか。

「Amazon Echo Plus」 「Amazon Echo Plus」

 Amazon Echoシリーズは「スキル」と呼ばれる機能が豊富で、使いこなしがいがあります。更に、別売りのAlexa対応家電コントローラーと組み合わせれば、すでにあるテレビやエアコンもスマート家電化が可能です。

 ここまでは他のスマートスピーカーでもできるのですが、「Echo Plus」はさらにZigbeeというスマート家電に使われる通信規格に対応しており、単体でスマート家電のハブになる機能を搭載。接続するスマート家電を声でセットアップするなど設定のしやすさも魅力です。

高音質でコスパ◎ 持ち運びもできる「JBL Link Portable」

 音質の良さをうたうスマートスピーカーは多くあり、先に触れたAppleの「HomePad」やAmazonの「Echo Studio」(2万4980円)など、本格的なオーディオ技術をもりこんだ製品が存在します。ただ価格の高さがネックです。

 もう少し手頃で、音質の良いスマートスピーカーの1つがJBL製の「Link Portable」(1万6280円)です。オーディオメーカーが手掛けるだけに音質の良さに定評があります。

「JBL Link Portable」 「JBL Link Portable」

 バッテリー内蔵で持ち運びができますから、自宅はもちろん、キャンプやパーティーなど外出先でもスマホと組み合わせて高音質の音楽を楽しめます。防水仕様のため水辺での利用も安心ですね。

「JBL Link Portable」 「JBL Link Portable」

 音声アシスタントはGoogleアシスタントに対応。「OK,Google(オッケー、グーグル)」と呼びかけて音楽をかけることができます。スマホ用のBluetoothスピーカーにスマートスピーカー的な機能を追加した製品と言えるでしょう。もちろんリビングに設置しておけば、他のスマートスピーカーと同じように活用できます。

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