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» 2020年01月11日 11時00分 公開

「iPhone向け格安SIM」おすすめ3選 決め手は料金だけじゃない【2020年最新版】

大手の携帯通信事業者よりも月額料金を抑えられる、いわゆる「格安SIM」。Appleの「iPhone」での利用を意識したサービスもあります。この記事では、iPhoneで格安SIMを使う上で注目すべきポイントを紹介しつつ、それを踏まえたおすすめサービスを紹介します。

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 大手携帯通信事業者(MNO)から電波と無線通信設備を借りて携帯通信サービスを提供する企業のことを「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と言います。MVNOが提供する携帯通信サービスは、MNOのそれよりも手頃な価格であることから、「格安SIM」と呼ばれることもあります。最近では、Appleの「iPhone」での利用を意識したサービスも見受けられます。

 この記事では、iPhoneで利用する「格安SIM」を選ぶ上で確認したいポイントをチェックしつつ、それを踏まえたおすすめのサービスを紹介します。

山間部・過疎地での利用や「SIM替え」時は特に重要! 「回線」をチェック

 先述の通り、格安SIMはMNOから電波と無線通信設備(以下まとめて「ネットワーク」)を借りています。サービスによって「NTTドコモ」「au」または「ソフトバンク/Y!mobile」のいずれかのネットワークを借りているということです。

 現在でこそ、人口密集地ではMNO次第で「つながる」「つながらない」といった差はめったに生じませんが、場所によっては特定のMNOしかつながらないこともあります。この傾向は特に山間部や過疎地で顕著なので、山に出かける機会が多い人や、過疎地と呼ばれる地域に住んでいる人は、気になる格安SIMがどのMNOのネットワークを借りていて、そのエリア整備状況がどうなのかしっかり確認しましょう。

エリア外 特に山間部は、東京都内であっても「エリア外」となる場所があり、MNOによって「得手」「不得手」もあります。山間部や過疎地に住んでいたりよく出かけたりする場合は、MNOのエリアマップを確認しましょう(画像は東京都と神奈川県の境にある「陣馬山」におけるドコモのエリアマップ)

 また、MNOが販売したiPhoneをそのまま使う、いわゆる「SIM替え」をする場合もどのMNOのネットワークを使っているのか要確認です。

 原則として、MNOが販売したiPhoneにはそのMNOのSIMカードしか認識しない「SIMロック」がかかっています。iPhoneを販売したMNOのネットワークを使う格安SIMを使う場合は、一部を除きロックがかかったままでも使えますが、他のMNOのネットワークを使う格安SIMを利用する場合はSIMロック解除が必要です。

 ロック解除の手続きは有料となることもあります。SIM替えをしたい人は、手持ちの端末と気になる格安SIMの組み合わせでロック解除が必要なのかどうか確認しましょう。

mineoのサービス紹介 オプティムの格安SIM「mineo」では、契約時にドコモ、au、ソフトバンクの3社の回線を選択可能で、SIM替えの場合にSIMロックを極力解除しなくても良いように工夫しています

データ通信はどのくらいする? 「通信容量」をチェック

 コミュニケーションアプリでの通話はもちろん、音楽・動画のストリーミングサービスやゲームなど、スマホでいろいろなことを楽しむとなるとデータ通信は欠かせません。そこでどうしても気になるのが月間のデータ通信容量です。

 自宅に固定インターネット回線があって、朝や夜はそれを使って通信するなら契約する容量を抑えることで月額料金も抑えられます。逆に、自宅に固定インターネット回線がない場合は、契約する容量を大きめにしておくと安心です。

 月によってデータ通信容量が増えたり減ったりする場合は、「データ容量を翌月に繰り越せるか」「容量のプランを月次で変えられるか」をチェックしておきたいです。特に後者については、月額料金の節約に直結しますから、しっかり確認しましょう。

容量 月間のデータ通信容量が月次で変動しやすい人は、プラン(容量)の変更がしやすいかどうかチェックすることをおすすめします(写真は「楽天モバイル」のデータSIM)

接続設定は手動? 自動? 「APN構成プロファイル」の有無をチェック

 iPhoneには、主要なMNOのSIMカードの接続設定がプリセットされています。しかし、MVNOの接続設定は原則として自分で設定する必要があります。

 その設定に使うデータが、「APN構成プロファイル」です。契約時に付属する台紙あるいは書面にダウンロードと設定を行う方法が記されている場合は、その指示に従えば大丈夫です。格安SIMの提供事業者のWebサイトに設定方法が掲示されている場合はそれを参考にしても大丈夫です。

 ただし、APN構成プロファイルを導入する際にはWi-Fi(無線LAN)接続が必要となるので、自宅や公衆Wi-Fiスポットなどで設定する必要があります。

設定手順サイト 多くの格安SIMでは、WebサイトでiPhoneでの設定方法を詳しく説明しています(画像は「LINEモバイル」のもの)

 なお、一部のiPhoneでAPN構成プロファイルの導入が不要な格安SIMもあります。対象となる格安SIMと、自動設定可能なiPhoneは以下の通りです。

  • UQ mobile(iPhone 6s/6s Plus/SE/7/7 Plus/8/8 Plus)
  • BIGLOBEモバイル(同上)(au回線を利用するプランのみ)

おすすめの格安SIMはこれ!

 以上3つのポイントを踏まえた上で、おすすめの格安SIMを3つご紹介します。

UQ mobile:安定した通信に定評 iPhoneセットも選べる

 UQコミュニケーションズ(沖縄県以外)とUQモバイル沖縄(沖縄県のみ)が提供する格安SIM「UQ mobile」は、au回線を利用するサービス。他の格安SIMと比べると混雑しやすい時間帯でも安定して通信できると定評があります。

 iPhoneを正規に取り扱う数少ないMVNOの1つで、SIMカード単体での契約に加えて「iPhone 6s」「iPhone 7」のセット販売も行っています。「難しいことを考えずにiPhoneと一緒に格安SIMデビューを目指したい」という人にもおすすめです。

UQ mobile

mineo:コミュニティ機能が魅力 3キャリアのネットワークを選択可能

 オプテージの格安SIM「mineo(マイネオ)」は、コミュニティサイト「マイネ王(まいねおう)」が何よりの特徴です。このサイトではユーザー同士(時には「中の人」も)が活発に意見交換や質問をし合っており、それが新しいサービスに結び付くこともあります。

 その1つが「フリータンク」。ユーザーが余ったデータ通信容量を入れておくと、足りなくなったユーザーがそれを引き出して補充できるというものです(引き出しには一定の条件があります)。家族以外のユーザーとの間でデータ通信容量を融通し合う「パケットギフト」もあります。

 回線をau(Aプラン)、ドコモ(Dプラン)、ソフトバンク(Sプラン)の3キャリアから選択できるのも強み。Webでは独自に新品やCPO(※1)のSIMロックフリーiPhoneとのセットも購入可能です。

(※1)Certified Pre-Owned:Appleがクリーニングと部品の新品交換を行った再整備(中古)品。新品と同様のメーカー保証が受けられます

mineo

IIJmio:ドコモ回線とau回線から選べる SIMカードの複数枚発行にも対応

 インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJmio(アイアイジェイみお)」は、同社の個人向け格安SIMサービスです。料金プランは「ミニマムスタートプラン」「ライトスタートプラン」「ファミリーシェアプラン」の3つで、ファミリーシェアプランは最大10枚(※2)、その他のプランは最大2枚までSIMカードを発行できます(※3)。

 回線はドコモ(タイプD)かau(タイプA)から選択可能。複数枚のSIMカードを発行する場合は、両者を混在させてもOKな上、両者が混在していてもデータ通信容量をシェアできるようになっています。

 同一名義の音声通話SIM同士の通話料金が20%オフなのもポイントで、アプリ利用型の通話割り引きサービス「みおふぉんダイアル」(基本月額無料、要申し込み)とも併用できます。

(※2)音声通話SIMは1人(1契約)当たり5回線まで
(※3)SIMカードの追加発行手数料や月額料金はプランやオプションによって異なります(条件によっては無料となることもあります)

IIJmio

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