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「電気ケトル」おすすめ5選 お湯をサッと沸かせて便利【2020年最新版】

» 2020年05月17日 12時00分 公開
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 お湯を必要な量だけ沸かすことができる「電気ケトル」。家電メーカーや調理器具メーカーが税込みで数千円から1万円程度の価格帯で購入できるものを製品化しています。

 しかし、機能がシンプルなだけに、どのように選べばよいのか迷いがちです。そこで、この記事では電気ケトルを選ぶ上で注目すべきポイントと、それを踏まえたおすすめ商品を紹介します。

電気ケトル 電気ケトル、どのように選べばいい?

どのくらい沸かす? 「容量」で選ぶ

 電気ケトルの容量は0.5〜1.0Lの製品がほとんどです。中には2.0Lと大容量の製品もありますが、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

例えば、250mLのマグカップ1杯分のコーヒーを抽出するには、0.5L以上のお湯があれば足ります。また、300mLのカップ麺(2人分)を作るなら、0.6L以上のお湯があれば十分です。

 一度にたくさんのお湯を沸かしたり、大人数で使ったりすることがある人は、1.0L以上と大容量製品を選ぶと良いでしょう。

容量いろいろ 通常、メーカーは複数の容量の電気ケトルをラインアップに用意しています(出典:ティファール)

軽さを重視? 耐久性を重視? 「材質」をチェック

 電気ケトルの本体に使用される材質は「プラスチック」か「ステンレス」がほどんどです。

 プラスチック製のものは、本体が軽くて持ちやすく、汚れが落ちやすいため、手入れがしやすいです。ただし、長期間使用すると劣化してボタンが割れやすくなるというデメリットもあります。

 一方、ステンレス製は耐久性に優れています。コーヒーポット風など「おしゃれなデザインの電気ケトル」も、ステンレス製なので、デザインにこだわる人にもおすすめです。ただし、プラスチック製のものと比べると表面が熱くなるゆえに、ヤケドしやすいというデメリットもあります。

ステンレス製 ステンレス製の電気ケトルは、デザインにこだわったものも多いですが、表面が熱くなりやすいことに注意です(写真はドリテックの「PO-115

注ぎやすさはどう? 「注ぎ口」や「持ち手」をチェック

 電気ケトルの注ぎ口(先端部分)は、根元から注ぎ口にかけて絞られた形状が多いですが、注ぎ口の形状は収納のしやすさや注ぎやすさに影響します

 注ぎやすさを重視するのか、収納のしやすさを重視するのか――注ぎ口の形状にはよく注意したいです。

注ぎ口 注ぎ口は、注ぎやすさと収納のしやすさとある程度「トレードオフ」になります。どちらを重視するのか考えたいです

 注ぎやすさという観点では、電気ケトルの持ち手にも注目したい所です。

 電気ケトルの中には、片手で持ちやすいように持ち手にこだわってた製品もあります。しかし、持ち手が持ちづらいものもあることは事実です。

 持ちやすさは「形状」だけではなく、「熱の伝わり“にくさ”」にも左右されます。持ちにくい持ち手は、湯を注いでいる途中で手を滑らせてしまい、最悪やけどつながるものです。

 沸騰したお湯がなみなみに入っているときでも持ちやすいものかどうかも考慮に入れて選ぶべきです。

沸騰させる必要はない? 「温度調整」や「保温機能」をチェック

 電気ケトルは、基本的にお湯を沸騰させます。つまり、水を95〜100度まで温めるようになっています。

 ただし、注ぐものによっては沸騰した湯でなくても構わないわけです。90度未満の湯を注ぐ機会が多い場合は、◆bgcolo=red◇温度調整機能◆を持つ電気ケトルがおすすめです。10度単位で調整できる製品もあれば、1度単位で細かく調整できる製品もあります。ぬるま湯(30〜40度)を作れるものもあります。

 一度沸騰した(あるいは目標温度に達した)湯を保温できるかどうかも合わせてチェックしておきたいです。保温機能がしっかりしていれば、何度も再加熱する必要もなく、電気代の節約につながります。

温度調整機能 加温目標温度を調節できる製品もあります(出典:ティファール)

おすすめの電気ケトルはこれ!

 上記のポイントを踏まえて、おすすめの電気ケトルを5つ紹介します。

アプレシア プラス BF805170(ティファール、0.8L)

 カップ1杯分(140mL)のお湯を約50秒で沸かせる電気ケトルです。沸いたら自動でスイッチが切れる「自動電源オフ機能」付きで便利です。

 湯量をひと目で確認できる窓が付いています。保温機能はありませんが空だき防止機能を備えています。

BF805170

わく子 PCJ-A101(タイガー魔法瓶、1L)

 カップ1杯分(140mL)のお湯を約45秒で沸かせる電気ケトルです。保温効果や本体が熱くなりにくい「本体二重構造」を採用しています。

 ふた内部に「蒸気キャッチャー構造」を搭載。蒸気孔から出る高温の蒸気にふれてヤケドをする恐れがありません。他にも通電自動オフや空だき防止機能も備えます。

PCJ-A101

アイコナ・ヴィンテージ コレクション KBOV1200J(デロンギ、1L)

 洗練されたエレガンスと1950年代イタリアのレトロ感を融合させたというデザイン性に特化した電気ケトルです。ステンレス素材を使用し、高級感と耐久性を兼ね備えています。

 カップ1杯分(200mL)のお湯を約85秒で沸かせます。取り外し可能なフィルターを備え、注水時の異物混入を防ぎます。他にも、注水量が一目で確認できる水量計や、空だき防止機能を備えます。

KBOV1200J

SDK-170(ホームスワン、1.7L)

 たっぷり沸かせる、1.7Lの大容量が魅力の電気ケトルです。着脱式コードレスで持ち運びやすくなっています。

 お湯が沸くと自動で電気が切れます。プラスチック素材を使用していますが、外面は熱くなりにくい構造です。パイロットランプを備えており、電源のオンとオフの区別がつきやすいです。

SDK-170

IKE-C600T(アイリスオーヤマ、0.9L)

 保温機能や温度調節機能を備えた電気ケトルです。湯沸かし完了後に保温ボタンを押すと、保温が始まる仕様です。保温可能温度は60度〜95度(5度刻み)の間で設定できます。

 お湯を沸かす際にも、温度調節ボタンを押すことで、60度〜100度の間で、5度刻みで温度調節できます。注ぎ口が細いため、お湯の入れすぎを防げます。

IKE-C600T

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