自宅に設置することで、すぐにおいしい水を飲めたり、お湯を出したりできる「ウォーターサーバー」。導入に興味はあっても、気になってしまうのは置き場所ではないでしょうか。
「家のどこに置くのがベストか分からない」「そもそも置き場所がない」と悩んでいる人のために、ここではウォーターサーバーの置き場所について解説し、省スペースで設置できるウォーターサーバーを紹介します。
ウォーターサーバーの置き場所は、使用シーンに合わせた場所を選びましょう。
料理や炊飯の水、インスタントのコーヒーやスープを作るお湯としてウォーターサーバーの水を使いたいならキッチンに。リビングで長く過ごすならリビングの、椅子やソファーに近い位置に置くと便利です。生活導線や、家具・家電の配置に合わせて利便性の高い置き場所を見つけましょう。
起床時や就寝時に白湯を飲む習慣があったり、服薬したりする人は寝室に置くと良いでしょう。ただ、寝室のような静かな場所に置く場合はコンプレッサーの音が気になりやすいので、枕元には置かないか、静音設計のものを選ぶことをおすすめします。
ウォーターサーバーは背面と左右に10cm程度の空間が必要です。他の家電や家具、壁にくっつけて置くとうまく放熱できないためです。その空間を考慮して置き場所を決めましょう。
直射日光があたる場所や、高温多湿な場所はウォーターサーバーの故障につながるので避けてください。
また、本体の置き場所と同時に考慮すべきなのが、使用前・使用後のボトルの保管場所です。ウォーターサーバーによっては、配達された新しいボトルや、業者の回収を待つ使用済みのボトルが発生するので、それを置く場所が必要になります。
一人暮らしでワンルームに住んでいる人や、自宅に物がいっぱいで置き場所が確保しにくい人など、ウォーターサーバーの置き場所に困る人は省スペースなウォーターサーバーを検討してみてはいかがでしょうか
例えば「卓上タイプ」のものであれば大きめのテーブルやキッチンカウンターの上に置いて使えます。また、水道水を浄水して使うタイプのものであれば、ボトルの配達や回収がないため、ボトルの保管場所は必要ありません。
「ハミングウォーター」は、水道水をタンクに注いで使用する浄水型のウォーターサーバーです。
ボトルがないため、その保管場所が不要になります。サイズは約26(幅)×37(奥行き)×120(高さ)cmとコンパクトです。
2段階式の浄水フィルターにより、水道水の不純物をしっかりカット。月額3300円(税込み、以下同)で使い放題です。1日約10Lの水を浄水できるので、家族で充分に使えるでしょう。
「アクアバンク」は、水道水を注ぐだけの浄水型なのでボトルの保管場所が不要です。
水道水から不純物を除去し、水素水を生成できるのが大きな特徴。ミネラルとアルカリ度がアップしたお水を飲めます。設置を自身で行うことにより、設置料を節約できるのもメリットです。ロングタイプとショートタイプの2種類があり、ショートタイプであればサイズは約31(幅)×32(奥行き)×91(高さ)cmです。
「キララウォーター」は水道直結型のウォーターサーバー。もちろんボトルのストックは不要です。
取り付けは専門業者が30〜60分程度で行います。原状復帰が簡単にできる作業内容のため賃貸住宅でも安心とのことです。
サーバーは「FAMILLIA2(ファミリア)」「LUSSO(ルッソ)」「NUOVO(ヌゥーボ)」の3種類。どれも卓上タイプがあるので、キッチンにも省スペースで置けます。「NUOVO(ヌゥーボ)」の場合、サイズは約18(幅)×51.4(奥行き)×40.9(高さ)cmです。
「ウォーターワン」は卓上タイプのモデルがあるウォーターサーバーです。ボトルタイプではありますが、使用後のボトルは潰して捨てられるワンウェイ式なので、回収待ちの使用済みボトルが部屋に溜まることがありません。
富士山の水、南阿蘇の水、島根の水、沖縄県久米島の水のいずれかを選べるのも、ウォーターワンの大きな特徴。それぞれ料金が異なるので要確認です。
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