「JSDF」は、ケンテックス(KENTEX)が防衛省の協力を得て開発している自衛隊時計シリーズです。
陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、それぞれの隊にちなんだ機能性はもちろん、各隊のエンブレムがデザインに織り込まれているなど、デザイン性も備えているとして人気です。今回は、そんな「JSDF」シリーズの中から、航空自衛隊モデルを5つピックアップして紹介します。
「S715M-02」は、「J-Solar」を採用した「ソーラースタンダード」シリーズの航空自衛隊モデルです。フル充電するとまったく光がない環境でも6か月間稼働するため、電池の心配はありません。また、1000LX(ルクス)以上の光をあてるとわずか数秒で再稼働するクイックスタート機能も搭載しています。
ケース径は42.5mm。手の甲に当たらないよう4時位置に配置したリュウズ、24時間インデックス表記、ソーラーパネルに映されたエンブレムが特徴的なデザインです。
「JASDF PRO」は、陸、海、空、各隊に求められる機能やスペックを搭載したシリーズです。航空自衛隊モデルの「S648M-01」は、クロノグラフ機能を搭載した本格パイロットウォッチ。タキメーターを備えており、手元で平均時速計算を行えます。
航空自衛隊の制服をイメージしたシャイニングブルーのダイヤル、コックピットの計器のようなクロノグラフデザインがおしゃれです。夜間でも使いやすいよう、時分針とダイヤルにスーパールミノバを塗布しています。ケース径は43mmです。
「S789L-02」は、女性自衛官からの要望で作られたレディースモデル。視認性にも配慮した33mmのケースです。
サファイアガラスとメタルベルトを使用しており、現場でも長く使える仕様になっています。12時位置のダイヤモンドは女性らしさを表現。3時位置には日付を表示し、6時位置にはエンブレムを配置しています。インデックス外周には蓄光塗料が塗布されているため、夜間の視認性も備えています。
9月下旬に発売予定の「S778X-02」は、救難活動における「最後の砦」ともいわれる、「航空救難団(通称エアーレスキューウィング)」モデルです。
救難ヘリ「ブラックホーク」をイメージした外装に、航空救難団の部隊標識がデザインされた文字盤が特徴。ケースバックには「That Others May Live -他を救うために-」のスローガンが刻まれています。また、ムーブメントには、腕の動作で発電駆動する「AGS」を採用しています。ケース径は43.5mmです。
「S793M-01」は、2020年に60周年を迎えたアクロバット飛行隊、ブルーインパルスを記念するモデルです。
ケース径は44mm。「T-4ブルー」の功績を讃えたデザインとなっていて、コックピットをイメージした文字盤、機械が透けて見える半透明のダイヤル、機体番号を表したインデックスと5番機パイロットのヘルメットにちなんだ「逆さの5」など、細部にまで世界観が詰まっています。Grade2の純チタンをケースとブレスレットに使用。丈夫かつ軽量です。
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