ひげそり用のカミソリを使っているときに、そり負けて肌を痛めてしまったことはありませんか? 肌をいたわりながら、でもしっかりそりたい、そんなときこそ「電気シェーバー」が役立ちます。
電気シェーバーなら、肌への負担が少ないだけでなく、短時間で効率良くひげそりを完了させることができます。今回はAmazonや楽天の売れ筋ランキングから、人気のある電気シェーバーをピックアップしました。
駆動方式や刃の枚数、防水性など選ぶ際の注目ポイントにも触れているので、購入時の参考にしてみてください。
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
電気シェーバーの駆動方式は、大きく「往復式」「ロータリー式」「回転式」の3つのタイプに分けられます。往復式は、内刃が左右に往復するタイプです。深ぞりに強いとされており、ひげが濃い方に向いています。
ロータリー式は、日立が開発した構造で、内刃が扇風機の羽のように回転するのが特徴。ひげを巻き込むようにして駆動するため根元からきれいに深ぞりできるとされています。
敏感肌の方には回転式をおすすめします。3つの丸いシェーバーヘッドを搭載しており、肌へのフィット感に優れているのが特徴です。往復式に比べて深ぞりには向かないとされていますが、ソフトで優しいそり心地を実現しており、肌への刺激や負担を抑えながら、快適にシェービングできます。
また、回転式は静音性に優れたモデルも多いため、時間や場所を気にせず使用したい方にもおすすめです。
刃の枚数は、そり心地や取り回しに関わってくる大事な部分なので、しっかり確認しておく必要があります。例えば、旅行先や出張先に持って行って、ひげをそりたいというケースでは、1枚刃か2枚刃を採用したモデルがおすすめです。
刃が少ない分、製品のサイズも小さく、コンパクト設計になっていることが多いので、かばんや製品によってはポケットに入れて手軽に落ち運べます。他のものに比べてそり味はいまひとつですが、商談前の身だしなみとしてそっておきたいという場合に便利です。
ひげが薄めという方には、3枚刃のモデルが良いかもしれません。ひげが濃かったり、硬かったりしなければ、十分きれいに仕上げることができます。価格も安めなので、ひげの薄い方にとってはコストパフォーマンスの良いタイプと言えるでしょう。
硬いひげや濃いひげに、しっかりアプローチしたいという場合は4〜6枚刃のモデルを選びましょう。本体サイズは大きくなるので取り回しの点では他のものより劣りますが、広範囲のひげを短時間で一気にそることが可能。ツルツルに仕上げたい方にもおすすめです。
シェービングフォームやジェルを使って、肌をいたわりながら、ひげそりしたいという方もいるはず。あるいは、浴室で体を洗うついでにひげそりしたい方もいるでしょう。ウエットな状態でひげそりすることを想定している場合は、防水性を確認しましょう。
「IPX7以上」の防水性を備えたモデルなら、浴室でも安心して使用できます。製品によっては、シャワーを浴びながらのシェービングに対応していることもあります。敏感肌の方は、防水等級と利用可能なシーンについて事前に良く調べておきましょう。
また、防水性に優れているモデルの場合、本体の丸洗いに対応していることがほとんど。たまったひげや皮脂などの汚れをサッと洗い流せるので、楽にお手入れできますよ。
フィリップスの「フィリップス シェーバー 5000シリーズ S5445/03」は、360-Dフレックスヘッドを搭載した電気シェーバー。3つの円形のヘッドが優しく顔に密着し、27枚のパワーカット刃でひげを効率良くカットしていきます。
ウエット&ドライ仕様なので、そのまま使うドライシェービングだけでなく、フォームやジェルを使ったウエットシェービングにも対応できます。IPX7の優れた防水性を備えているため、浴室でシャワーを浴びながらひげをそることも可能です。
水洗いに対応しているのはもちろん、ワンタッチオープンヘッドを搭載していることもあって、ひげや皮脂などの汚れを簡単に洗い流せます。約1時間の充電で約40分使用でき、約5分間の急速充電で1回分のひげそりが行えます。
ブラウンの「密着シリーズ5 充電式シェーバー 51-M1200s」は、3連密着ブレードを搭載したモデル。3枚刃が顔の形にフィットして、そり残しを防ぎます。往復式で硬いひげや濃いひげにもアプローチしていきます。
人工知能テクノロジーを採用しており、ひげの濃さに応じて自動的にパワーを調整してくれます。防水設計なので浴室でのウエットシェービングにも対応。水洗い可能で、たまった皮脂やひげくずを手軽に洗い流せます。
付属の「キワゾリトリマーアタッチメント」を使うことで、もみあげを丁寧に整えられます。約1時間の充電で約50分使用でき、約5分の急速充電で1回のひげそりが行えます。
フィリップスの「ドライ電気シェーバー 1000シリーズ S1133/41」は、3つのヘッドを搭載した回転式のモデル。4方向可動ヘッドを採用しているので、顔のデコボコにも滑らかにフィットします。優しいそり心地でありながら、しっかり深ぞりできます。
IPX7の優れた防水性を備えており、ウエットシェービングも可能。本体の丸洗いに対応しているだけでなく、ワンタッチオープン式を採用しているので、内側からひげくずや皮脂などの汚れを洗い流せます。
コードをつなぎながらの使用も、充電後のコードレス使用も可能。約8時間のフル充電で、約40分使用できます。
ブラウンの「メンズ電気シェーバー シリーズ8」は、音波振動テクノロジーを採用しており、肌への負担を抑えながらスムーズに広範囲のひげをカットします。深ぞりを可能にするディープキャッチ網刃や、そり残しを防ぐ高速振動トリマー刃を含む、4枚刃を採用しています。
4枚刃の往復式で濃いひげにも、しっかりアプローチ。人工知能テクノロジーを搭載しており、ひげの濃さに合わせてパワーを自動調整してくれます。防水設計モデルなので、フォームやジェルを使ったひげそり、浴室でのウエットシェービングにも対応しています。
約1時間の充電で約60分使用でき、約5分の急速充電で1回分のひげそりが行えます。
ブラウンの「シリーズ3 充電式シェーバー 3010s ブルー」は、3連サスペンションヘッドシステムを採用したモデル。独立した3枚刃が肌にフィットして、無精ひげも効率良くカットします。
IPX7の高い防水性を備えており、お風呂でのひげそり、フォームやジェルを使ったウエットシェービングに対応。本体は水洗いが可能で、楽にメンテナンスできます。約1時間の充電で約45分使用でき、約5分間の急速充電で1回分のシェービングが可能です。
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