キャッシュレス決済が普及し、現金よりもスマホ決済などを活用する場面が多くなりました。スマホでのQRコード・バーコード決済以外にも、クレジットカードや電子マネーなどで支払う場合もあるので、カードを持ち歩く人も多いでしょう。
一方、持ち歩くカードの枚数が多くなると、それを1つにまとめておいた方が便利です。薄型でバッグに入れてもかさばらないものが良いですよね。
そこでこの記事では、GUの「ミニカードウォレット」をレビューしていきます。キャッシュレス時代に合ったサイズなのか、カードや現金の出し入れはしやすいのかなど、実際の使い勝手を紹介していきます。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
普段からあまり現金を持たない人は、コンパクトサイズの財布や、カード類とお札のみを入れるウォレットを使うことがあると思います。GUの「ミニカードウォレット」のサイズは、12.5(縦)×7.5(横)×1(マチ)cmです。スマホ(写真はiPhone 8)よりも小さいので、ジャケットやパンツのポケットに入れることもできます。また小銭入れもありますが、マチがない分すっきりとしています。
素材は本体が合成皮革、別布がポリエステルとなっています。水をはじくので、多少雨にぬれても問題なさそうです。
カードを入れる場所は5カ所あります。表に4つ、小銭入れとカード入れの間にポケットが1つあり、ここにもカード類を入れることができます。
カード入れには、電子マネーのカードやクレジットカードを差し込むことができます。
ポケット部分は、カードの他にお札を4つに折って入れることもできます。ここもマチはないので、カードを何枚も入れてしまうと取り出しにくくなってしまいます。使用頻度が低いポイントカードなどを入れておくとよいかもしれません。筆者はお札の他に、月に1回行く美容室の会員カードと病院の診察券を入れています。筆者は計6枚のカードを収納しています。
実際にクレジットカードや電子マネーのカードを入れてみました。購入時には全体的に硬さがあるので、出し入れしにくいです。その後もしばらく使っていますが、カードの出し入れはそれほどスムーズではありません。特にカードを4枚入れてしまうと窮屈になるようで、出すときに少々手こずります。
でも出し入れがスムーズではないということは、カードが抜け落ちてしまう心配がないともいえます。トラブルを防ぐためには、このくらいきつい方が安全だといえるでしょう。
GUの「ミニカードウォレット」には現金を入れることもできます。ファスナー付きなので、小銭を落としてしまうこともなさそうです。
お札は4つに折れば小銭入れに入りますが、ファスナーの開口部があまり広くないので、出し入れはしにくいです。お札は小銭入れよりも、カード入れとの間にあるポケットに入れた方が取り出しやすいです。
また小銭入れに小銭を入れてみても、やはり開口部が大きく開かないので取り出しにくいと感じました。しかも、指を入れると中の小銭が見えなくなってしまいます。100円玉を取ろうと思っていたけれど、実際につかんだのは10円玉だった……ということもありました。でも、いったん全て出してしまえば、この問題は解決できます。
GUの「ミニカードウォレット」は3色展開です。筆者が使っているのはオフホワイトですが、他にブラックとブルー(水色)があります。オフホワイトやブルーは春らしい色合いで、ブラックは洋服にも合わせやすい定番の色ですね。
販売価格は990円(税込)です。スマホショルダーなどの小さめバッグで出かけるときなどに、このようなすっきりとしたカードウォレットがあると便利でしょう。ただ出し入れはスムーズではないので、詰め込みすぎに注意が必要といえます。
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