「リファ(ReFa)」は、フェイスケアやボディケア用品などを中心に展開している日本の美容ブランド。リファのドライヤー「リファビューテック ドライヤースマート」は、口コミでも評判の高い商品です。そのため気になっている人も多いのではないでしょうか。
一方で、公式ストアでの販売価格は3万8000円(税込、以下同)と高価なため、購入した後に後悔したくないですよね。
そこで「リファビューテック ドライヤースマート」を愛用している筆者が、実際に使ってみた感想を紹介します。購入を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
主にファッション、スマホ・ガジェットアクセサリー、腕時計記事を担当。以前はメンズ・レディースのファッションメディアで編集者をしていました。最新美容家電を試すのが好き。趣味は観葉植物育成、サイクリング。
「リファビューテック ドライヤースマート」は、2022年11月に発売されたモデル。筆者は本モデルを買う前は1万円台のドライヤーを使用しており、今回はじめて3万円台のドライヤーを購入しました。同価格帯のドライヤーは他にもパナソニックやKINUJO、ホリスティックキュアーズなどから展開されており、どれを購入するか非常に悩みましたが、口コミを参考にしたり、行きつけの美容師さんのアドバイスを聞いたりして、最終的にこの「リファビューテック ドライヤースマート」に決めました。
決め手となったのは、速乾性・軽量コンパクト・デザインです。一番重視したのは仕上がりの良さですが、同価格帯の他モデルのスペックと比較しても大きな違いを感じなかったため、この3点に着目しました。
「リファビューテック ドライヤースマート」を手に取ってまず驚いたのは、とても軽量なこと。本体重量は330gで(電源コード・セット用ノズル含まず)、同価格帯モデルの中でもトップクラスの軽さです。一般的に高機能なドライヤーほど重くなりがちなので、スペックを考慮するとかなり軽い印象です。
これだけ軽量でありながら、パワフルな風速・風圧も実現しています。髪が乾く速さは、「風量」「風速」「風圧」「温度」などの組み合わせによって決まると言われていて、風量だけが強くても早く乾くわけではありません。
「リファビューテック ドライヤースマート」は、前モデルと比較して風量は少ないですが、風速と風圧は高くなっています。実際、筆者が以前使用していたモデルの風量は毎分1.9立方メートルと、「リファビューテック ドライヤースマート」の毎分0.9立方メートルと比べて風量が多いですが、「リファビューテック ドライヤースマート」の方が明らかに早く乾きます。筆者はブリーチなどのヘアカラーをしているため髪が傷んでいて乾きにくいのですが、それでも素早く乾かすことができました。
「リファビューテック ドライヤースマート」は、美しいデザインも魅力。無駄を省いた洗練されたフォルムはインテリアになじみます。また、ハンドル部分はねじりながら折りたためる屈曲構造になっていて、かなりコンパクトに収納できるのもポイント。旅行先にも持っていきやすいです。
ドライヤーは毎日使うものなので、見た目が気に入ることも重要だと考えています。高価なモデルなら特にデザインも納得のいくものを選びたいところ。本モデルは、スペックとデザインどちらも重視したい人にとって有力候補となるでしょう。
「リファビューテック ドライヤースマート」には、仕上がりを良くする複数の機能が搭載されています。その1つがハイドロイオンを発生させる機能。髪の水分を保持しながらしっかりと乾かすことができ、柔らかい「レア髪」をつくります。
この「レア髪」は、しっかり実感できました。乾かした後はサラサラとした質感で、しっかり乾いている実感はありながらもぱさぱさせず、柔らかくまとまりのある仕上がり。さらに驚きなのが、この仕上がりが持続することです。一晩寝ても寝癖がつきにくく、翌朝も髪がまとまっています。髪の扱いやすさが劇的に変わることでヘアケアの時間が短縮され、髪に関する悩みも少なくなりました。
もう1つの特徴的な機能が、「SCALP」モードと「MOIST」モードです。「SCALP」は地肌と生え際3〜5cm程の髪を乾かすために使用するモードで、地肌をしっかりと乾かします。「MOIST」は中間〜毛先に使用するモードで、しっとりとした艶のある髪へ導きます。この2つのモードを使い分けることで、さらに高クオリティな仕上がりになります。
そのほかドライヤーの温度を調整するセンシング機能も付いていて、髪の乾かし過ぎを防止します。
「リファビューテック ドライヤースマート」の短所はないと言えるほど、筆者の満足度は高いですが、稼働音は大きめなので気になる人はいるかもしれません。
またモードの数は多くないので、もっと色々なモードを使いたい人やボリュームアップ機能などが欲しい人にとっては物足りない可能性があります。その場合はボリュームアップモードを搭載したリファの上位モデル「リファビューテック ドライヤープロ」や、モード数が多い他メーカーのモデルを検討した方がよさそうです。
個人的にはとても満足度の高い商品だと感じたので、高級ドライヤーを検討している人にはぜひおすすめしたいです。ドライヤーは日々使用するので、その時間で上質なヘアケアができるのはかなり魅力的といえるのではないでしょうか。筆者のようにヘアカラーなどで髪のダメージが気になる人は、より効果を実感できるはずです。
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