Nintendo Switchをプレイする際に、より高い操作性を実現してくれる「プロコン」。しかし、正規の純正品はいまだに入手性が高いとは言えず、サードパーティー製のコントローラーだとスティックやジャイロの操作性があまり良くないことがしばしばあります。
今回は、そんな悩みを解決する純正プロコン並みの操作性と純正プロコン超える機能性を備えたおすすめのSwitch対応コントローラー「8BitDo ultimate」を紹介します。
さまざまな製品・サービスの「お気に入り」が見つかる情報サイト「Fav-Log by ITmedia」。各ジャンルに詳しい担当編集部員が、ユーザーの製品選びに役立つ情報をお届けしています。
「8BitDo」は、ユニークかつ高性能なゲーミングデバイスがゲーマーから支持を受ける香港のメーカーです。通常のコントローラーからアーケードコントローラー、ワイヤレスのUSBアダプターに至るまでコントローラーに関連する高品質なデバイスを世に送り出しています。
「8BitDo ultimate」は、Bluetooth、USBアダプターを介した2.4G無線接続、USBケーブルでの有線接続に対応。Switchはもちろん、iOS、Android OS、Windowsパソコン、Steam OSに接続可能です。
Switchにはすべての方法で接続可能ですが、おすすめはBluetooth接続。Bluetooth接続の場合、一度ペアリングした後は、充電ドックからコントローラーを持ち上げて振るだけでSwitchのスリープを解除できるのが非常に便利です。
「8BitDo ultimate」は、純正プロコンとほぼ変わらない縦横のサイズに加えて、重量はわずかに軽い228g。純正プロコンからの移行でも違和感少なくグリップできます。
ボタンやスティックもほぼ同じサイズ感かつ精度も高く、純正プロコンと同等以上の操作感を得られます。
ジャイロの操作感についても有象無象のサードパーティー製コントローラーとは一線を画す精度と言えるでしょう。
純正プロコンでも搭載していない機能やカスタマイズ機能を備えているのも「8BitDo ultimate」の特徴です。
アナログスティックには、パーツの物理的接触を伴わない「ホール効果センサー」を採用。摩耗が非常に少なく、スティックに触れていないのに勝手に操作が行われてしまうドリフトが基本的に発生しない長所があります。
さらに好きなボタンを設定できる背面ボタンを2つ搭載し、特定のボタン同士の同時押しやスティックを操作しながらの入力がしやすくなっています。
「8BitDo ultimate」は、Android、iOS向けのアプリもしくはWindows向けのアプリからさまざまなカスタマイズができます。ボタンの割り当てが自由に変更できるほか、アナログスティックのデッドゾーンを含む操作範囲の調整、振動の強弱の調整に対応します。
また、LRボタンにはトリガー方式を採用し、押し込み範囲も細かく設定が可能。プレイするゲームジャンルに合わせて、ボタン配置からスティック、トリガーの反応まで操作感を幅広くカスタマイズできます。
アプリでは任意の入力を再現するマクロ機能も設定でき、ゲーム内のタスクの消化や技の入力などの効率アップに役立てられます。なお、マクロ機能の使用はオンライン機能のあるゲームでは基本的にNGとされているので、使用するタイミングは注意しましょう。
ネットショップの実売価格は9180円(税込)からと純正プロコンよりも2000円ほど高くなっていますが、充電ドックが付属する点、接続可能デバイスの多さや機能性やカスタマイズ性の高さ、スティックの耐久性を考えれば十分に元を取れる価格と言えるでしょう。
純正プロコンがなかなか手に入らずサードパーティー製コントローラーの購入を考えていた人や、純正プロコンを使っていて更なる機能性を求める人、スティックの耐久性が気になる人は、ぜひ検討してみてほしいSwitch対応コントローラーです。
2023年6月14日18:00現在のAmazonランキングより
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.