「レコードプレーヤー」は、アナログレコードのレトロな雰囲気と音楽を楽しめるオーディオ機器です。
そんな雰囲気たっぷりな見た目、意外な音の良さ、レコードのコレクション性の高さから人気が再燃しています。米国ではCDの販売枚数をレコードが上回る現象が起きており、日本でもアナログレコードで新譜を発売する有名アーティストもいます。
ここでは、「レコードプレーヤー」のAmazonでの売れ筋ランキングと、ピックアップしたおすすめ商品を紹介します。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年9月4日17:00現在)に基づいてランキングを集計しています。
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オーディオテクニカの「サウンドバーガー AT-SB727」は、レトロな見た目とレコードを本体に挟んでセットする独特なスタイルが特徴のレコードプレーヤーです。
ターンテーブルが無い独特のデザインは小型化にも貢献しており、レコードプレーヤーながら片手でも持てるサイズを実現しています。コンパクトなサイズは持ち運びやすさだけでなく、使用しない時は収納などにしまっておけるメリットもあります。
AT-SB727はスピーカーを搭載していないため、再生する際は基本的にBluetoothによるワイヤレス接続で、ワイヤレススピーカーやヘッドフォンから音を出力する形となります。
ライン出力端子も備えているので、ライン入力端子を備えたアンプやアクティブスピーカーなどがあれば、付属のケーブルをつないでスピーカーからのサウンドを楽しむこともできます。
電源はUSBによる充電式を採用しており、最長12時間の連続再生が可能です。
3位となったION Audioの「Vinyl Transport」は、トランク型のデザインが特徴的なレコードプレーヤーです。ふたを閉めることで、繊細なターンテーブルや針を保護しつつ持ち運べます。ハンドルが付いているので単体でも持ちやすくなっています。
ステレオスピーカーを内蔵しているので、別途スピーカーを用意せずともリスニングを開始できるのはうれしいポイントです。
電源はACアダプターのほか、単三形乾電池に対応しているため、電源が無い場所でも再生ができます。さっと持ち運んで好きな場所でレコードのサウンドを楽しめる――そんなレコードプレーヤーです。
2位にランクインしたオーディオテクニカの「AT-LP60XBT」は、アナログレコード初心者でも安心して使えるフルオート再生に対応したレコードプレーヤーです。
本体のSTARTボタンを押すだけで、自動的に針の付いたアームが移動し、レコードの1曲目から再生を開始してくれます。針の落とし方や落とす位置が分からないという初心者でも迷うことなく、リスニングを開始できます。
自分で針を落として再生を開始するマニュアル再生にも対応しているので、慣れてきて針を落とす醍醐味を味わいたくなった時も、しっかり応えてくれます。
またBluetooth接続機能を備えており、Bluetooth対応のスピーカーやヘッドホンにレコードの音をワイヤレスで伝送して再生することもできます。
公式サイトやAmazon販売ページにセットアップ方法を解説した動画が用意されているのも、安心なポイントです。音を実際に鳴らすためには、アンプとスピーカーが別途必要となる点は注意しましょう。
1位となったオーディオテクニカの「AT-LP60X」は、2位となった「AT-LP60XBT」のBluetooth接続機能無しのモデルです。
Bluetooth以外の基本的な性能・機能は「AT-LP60XBT」と同じで、フルオート再生に対応しているため初心者でも安心して使えます。
本シリーズは、レコードの”意外と良い音”を実現するのに重要なフォノイコライザーを内蔵しているので滑らかな音を楽しめるのも特徴です。
アナログレコードは音声を溝として記録する都合上、元の曲のままだと溝が大きくなりすぎてしまう低音や大きな音は小さく、溝が小さくなりすぎてしまう高音は大きめに記録されています。フォノイコライザーはそんな収録時に増減された音を元に戻してくれる機能となっています。
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