シチズンの「エコ・ドライブ」は、光発電で駆動するため定期的な電池交換が必要ありません。メンテナンスにあまり時間をかけたくない人におすすめです。
エコ・ドライブの中でも「リングソーラー」を採用したモデルは、多様な文字盤のデザインが特徴となっています。
ここでは、「リングソーラー」を採用した腕時計のおすすめモデルをピックアップ。おすすめ商品を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
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シチズンは、1976年に世界初のアナログ式光発電時計を開発しました。そのテクノロジーは改良を重ね「エコ・ドライブ」と名付けられ、太陽光や室内のわずかな光を電気に換えて時計を動かし、余った電気を二次電池に蓄えることで高効率・長寿命を実現しています。
そんなエコ・ドライブのバリエーションとして登場したのが「リングソーラー」です。文字盤の外周部にリング状のソーラーセルを配置することで、側面から光を取り入れる設計となっており、文字盤に光を透過する素材を使う必要が無いため、デザインや素材の自由度が高い点が魅力となっています。
時計の基本性能とデザインを追求したシチズンコレクションの1本です。リングソーラーならではの金属文字盤が特徴で、高級感のあるダイヤルのデザインを楽しめます。
ケース・バンド・ダイヤルはオールブラックで統一されており、スタイリッシュな印象を与えます。さらにメッシュバンドを組み合わせることで上品さもプラス。スーツスタイルはもちろん、モードな服装にもハマりそうです。
実売価格は約2万2000円台から。
ケースサイズ:41(幅)×11.2(厚さ)mm
重量:100g
主な機能・特徴:1年間メーカー保証、日常生活用強化防水(10気圧)、クリスタルガラス風防、光発電エコ・ドライブ、フル充電時約6カ月可動
月・日付・曜日の表示に対応するトリプルカレンダーとムーンフェイズを搭載した腕時計です。「リングソーラー」のムーブメントを用いることで、多層構造と金属製ダイヤルを配置したデザインを実現しています。
ケースの素材には、独自の加工技術と表面硬化技術(デュラテクト)を施した「スーパーチタニウム」を採用。ステンレスに比べて40%軽いだけでなく、5倍以上の表面硬度を誇ります。
「BU0060-09H」は、シルバーのケースとグレー基調の文字盤、ブラックレザーベルトを組み合わせた統一感のあるシックなデザインに仕上がっているのが特徴。複雑な機構を備えつつも、上品なまとまったデザインでビジネスシーンでも好印象でしょう。
実売価格は約5万円。
ケースサイズ:42(幅)×12.2(厚さ)mm
重さ:67g
主な機能・特徴:防水(10気圧)、サファイアガラス(クリスタル)風防(無反射コーティング)、光発電エコ・ドライブムーブメント、スーパーチタニウムケース
シチズンの高級時計ブランド「カンパノラ」の腕時計です。カンパノラは“宙空の美”をデザインコンセプトにしており、「BU0020-71E」も宇宙をモチーフにデザインされています。
まず注目したいのは、銀河を表現した6時位置のサブダイヤルです。宇宙の黒はうるしで表現し、輝く星々は螺鈿(らでん)で再現。うるしと螺鈿という日本の伝統的な装飾技法を使用してぜいたくに宇宙を描いています。
また12時位置のサブダイヤルは電気鋳造でパターンを作成するほか、ムーンフェイズの月は版を8回重ねてディテールを表現するなど、細部にこだわったデザインが特長のモデルです。
外縁部にソーラーセルを配置するリングソーラーセルを採用することで、金属を使用した複雑なデザインの文字盤を実現しています。
公式サイト価格は36万3000円(税込、以下同)。
ケースサイズ:43.5(幅)×14.8(厚さ)mm
主な機能・特徴:防水(10気圧)、デュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)風防、光発電エコ・ドライブムーブメント、カレンダー(曜日、月、日表示)
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