アウトドア人気がさらに広がる中、Fav-Logでは2023年もさまざまなアウトドア・キャンプ用品を紹介してきました。テントやチェア、テーブル、シングルバーナー、焚き火台──などなど、キャンプに必要な道具は多岐にわたります。ブームを受けてさまざまな新商品が登場する一方、実績のある定番商品も根強く支持されています。
ここでは、アクセス数などから2023年に最も読者が注目したアウトドア・キャンプ用品をピックアップして紹介します。ぜひチェックしてみてください。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
キャンプに欠かせないシングルバーナーの定番モデル、イワタニ(岩谷産業)の「ジュニアコンパクトバーナー」(CB-JCB)が今年も高い人気を維持しました。
入手しやすいイワタニのカセットガスボンベ(CB缶)が純正品として使える手軽さに加え、使用時の安定性やコンパクトな収納サイズなど使い勝手にも優れており、ソロキャンパーからの支持が厚いモデルです。一体型テーブルやゴトクなど、サードパーティー製拡張パーツも豊富で、カスタマイズして自分だけのバーナーを作り込んでいくのも楽しみの1つです。
今年はイワタニが展開するアウトドアブランド「FORE WINDS」(フォアウィンズ)から、リニューアルモデル「COMPACT CAMP STOVE」(FW-CS01-JP)が登場。ステンレス製器具栓つまみの採用などが変更点です。従来モデルと併売されています。
コールマン(Coleman)の「インフィニティチェア」も高い人気を維持しています。“無重力チェア”などとも呼ばれるリクライニングチェアの定番モデルです。
足の位置がお腹より高くなるほどのリクライニングの深さや、無段階リクライニングや通気性のよいメッシュのシート、上下位置を調節できるヘッドレスト──など、定番にふさわしい座り心地・寝心地の良さと機能性を備えています。
今年はコールマン純正のドリンクホルダー「カップホルダーIC」が発売されたほか、豪華版とも言える「インフィニティチェアマックス」が登場。天然木のアームレストやカーフクッションなど、装備の充実で快適性を高めています。
ジュニアコンパクトバーナーと並んで人気のCB缶バーナー、SOTO(ソト)の「レギュレーターストーブ ST-310」も高い支持を受け続けています。
人気の理由の1つが「マイクロレギュレーター」の搭載。気温が低いと火力が落ちてしまうのがCB缶の弱点ですが、マイクロレギュレーターのおかげで低温時でも高出力を維持。25度〜5度の環境下で常に一定の火力を発揮できるとしており、春先や秋のキャンプを積極的に楽しみたい人にとっては大きなアドバンテージになります。
こちらも純正・サードパーティー製のオプションパーツが豊富。ニーズに応じたカスタムを楽しめます。
今年登場したキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)「トレッカー カセットガスバーナーコンロ」(UF-26)にも読者は注目。OD缶用の定番バーナー「オーリック」で知られるキャプテンスタッグ初のCB缶バーナーです。
115(幅)×115(奥行き)×115(高さ)mmというコンパクトな直結タイプ。ゴトクとスタンドが一体となり、ゴトクに掛かる荷重をスタンドが直接受け止める構造により、安定性と強度を高めています。ゴトクが開閉式(最大160×160mm)になっており、シェラカップなどの底が小さいものから、直径18cm程度のクッカーまで対応できるのがポイントです。
最後は、キャンプでは持っておくと何かと便利なアウトドアナイフの定番モデル、モーラナイフ(Morakniv)の「コンパニオン ヘビーデューティー(ステンレス)」です。
同じく定番の「コンパニオン」(刃厚約2.5mm)と比べ刃厚が増しており(刃厚約3.2mm)、ブッシュクラフトなどで活躍してくれます。必要十分な刃長(約10.4cm)や頑丈で握りやすいハンドル、約3000円という手頃な価格も人気のポイントです。
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