3月11日、東日本大震災の発生から13年が経ちます。毎年あらためて防災に意識を向ける日になっていますね。また1月1日には能登半島で地震が発生し、災害への備えを見直した人もたくさんいることでしょう。
災害はいつ発生するか分かりません。今から少しずつそろえてみてはいかがでしょうか。
この記事では、筆者が100均を活用してそろえた「防災グッズ」を紹介します。停電・断水の経験をもとに、備えているものです。今回は後編です。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
防災グッズというと、必要なものがセットになったものも販売されています。でも、住んでいる地域やライフスタイルなどによって必要なものが異なることもあります。
自分や自分の家族に必要なものを考えていくと、防災セットには入っていないものが結構あります。その際、100円均を活用するのも1つの方法。コストを抑えながら、防災グッズを買い足していくことができます。後編では、筆者が購入したダイソーのアイテムを中心に紹介します。
災害時に水道が止まってしまうと非常に困りますが、もっとも困ることの1つが“トイレ”ではないでしょうか。水が流れなくなりますし、地震で排水管が壊れていると汚水が逆流する恐れもあり、バケツなど汲み置きの水で流すのも避けるべきとのこと。このようなときに備えて、携帯トイレを常備しておくと安心です。
筆者は、ダイソーの「携帯ミニトイレ」をまとめ買いしています。
「携帯ミニトイレ」は災害時だけではなく、アウトドアなどでも使えます。また、車で遠出をする際に持っていると安心です。使用したら、その分を補充して常備しています。価格は110円(税込、以下同)です。
筆者は普段から、ダイソーなどの100均の衛生用品を使っています。その際、災害に備えて多めに購入するようにしています。
例えば、「ばんそうこう」や「キズテープ」などの応急処置に使えそうなものや、「不織布マスク」、「除菌シート」なども用意しておくと安心です。ダイソーではありませんが、「生理用品」も備えています。その他、小さい子供がいる家庭なら「おむつ」や「おしり拭き」なども必要でしょう。
各家庭によって必要な衛生用品は違いますし、その時々でも異なります。定期的に防災グッズを見直すようにしたいですね。
防災グッズはリュックに入れていますが、入りきらなかったものはダイソーの「フタ付収納BOX(衣装)」に収納しています。ふたをファスナーで閉めることができるので、長期保存してもほこりなどが入る心配はありません。また、内側にはポリエチレンコーティングが施されているのもうれしい点です。
もしこれを持ち運ぶとしたら、手に持つことになるので、生理用品やティッシュなどの紙類や薄手のアウター、タオル類など軽量なものを入れています。
ダイソーの「フタ付収納BOX(衣装)」のサイズは59(幅)×23(高さ)×39(奥行)cmと、たっぷりサイズ。価格は550円です。
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