ハードディスクドライブ(HDD)は、画像や動画、音楽データなどの保存領域としてパソコンに欠かせないもの。また、テレビの録画用機器としても一般化しており、私たちの生活に身近な存在と言えます。
そこで今回は、HDDの中でもリーズナブルな価格の「2TBモデルのパソコン用HDD」のおすすめを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
市販の外付けHDDには、主にパソコン向けとテレビ向けがあります。テレビ向けのHDDは、基本的に電源が常にオンの状態で作動しているため、比較的耐久性が高く設計されていることが特徴。また、これからテレビ向けHDDを購入するのであれば、「SeeQVault」という機能に対応しているモデルがおすすめです。
従来録画した番組はコピープロテクトの関係で、録画した機器でしか再生できませんでしたが、SeeQVault対応HDDでは、同じメーカーのものであればテレビを換えても再生可能。また、SDメモリーカードや専用アプリを使うことによって、スマートフォンやタブレットでも録画コンテンツを楽しめます。
一方、今回取り上げるパソコン向けのHDDは、シンプルで扱いやすいものが多くなっています。容量もさまざまで、1〜2TB程度の一般的なサイズから10TB以上の大容量モデルまで、用途に合わせて選べます。データの読み書きの速度も多様なため、予算に応じてより高速なものを選ぶのが良いでしょう。
エレコムの「ELD-CED020UBK」は、USB3.0規格対応の容量2TB外付けHDD。USB2.0の約10倍である、最大5Gbps(理論値)の高速転送が可能です。
エアフロー空冷構造を採用し、本体内部の空気の通り道を確保することで、長時間安定した動作を実現します。また、パソコンの電源オン/オフに連動して、自動的にスタンバイ状態にする「電源連動機能」を搭載しているため、無駄な消費電力を削減できるのもポイントです。
縦置き・横置きの両方に対応しており、使用環境に合わせて設置スタイルを選べます。エレコム公式オンラインショップでの販売価格は、1万7582円(税込、以下同)。4TBモデルのELD-CED040UBKも用意されており、価格は2万6136円です。
「HD-PCG2.0U3-GBA」は、バッファローのポータブルHDD「HD-PCGU3-Aシリーズ」の2TBモデル。HDDの容量に合わせた厚みで、無駄のないボディー設計が特徴です。狭いスペースにも設置しやすいコンパクトサイズモデルとなっています。
底部の衝撃吸収材が、設置時などにかかる本体への衝撃を吸収。また、ボディーのUSBコネクター周りを凹ませ、USBケーブルのモールドの一部分を筐体に差し込む設計により、USBコネクターへのストレスを低減し、故障リスクを軽減します。
カラーはホワイトとブラックを用意しており、バッファロー公式オンラインショップでの販売価格は1万5840円。他容量のモデルは、500GBモデルが1万780円、1TBモデルが1万2100円となっています。
「EX-HDD2UT」は、アイ・オー・データ機器の容量2TBの外付けHDD。縦置き・横置きどちらでも設置できるので、設置場所に困りません。
国内工場での組立工程において、全数通電検査を実施するなど厳しく品質をチェック。また、Windows専用アプリ「診断ミレル」を利用し、HDDの状態を定期的に確認できるのも特徴です。
amazonでの販売価格は1万2280円。4TBモデルのEX-HDD4UTは1万4480円、6TBモデルのEX-HDD6UTは1万8480円、8TBモデルのEX-HDD8UTは2万7980円となっています。
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