空調の効率を上げ、電気代の節約が期待できる「シーリングファン」。インテリアとしても人気で、さまざまなデザインのものが販売されています。本記事ではそんなシーリングファンの中でも、ライト搭載モデルや広い部屋でも設置可能な、実売価格2〜4万円台の製品を紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
シーリングファンは「天井扇」とも呼ばれるもので、天井に取り付けて、扇風機やサーキュレーターのような役割をしてくれるものです。エアコンが普及する前は、レストランや公共の場所などにおいて空調の主役であったこともあり、レトロなムードを演出してくれるアイテムでもあります。
現在は、エアコンと一緒に使用することで空調の効率を高める使い方が主流となっており、冷暖房の効率アップが望めます。電気代の節約になるほか、湿気も循環してくれるので、洗濯物の部屋干しにも効果的です。また、空気清浄機の効果も高めてくれます。
シーリングファンの設置は、主にシーリングライト用の引掛ローゼットや引掛シーリングに取り付ける形になります。これらがない場合には別途工事が必要となる場合もあるので、購入時に店員さんやメーカーに相談するのが良いでしょう。
なお、シーリングファンは天井に取り付けるため、その多くがライトを搭載したモデルとなっています。ファンのみのモデルを選びたい場合には、部屋の照明をどうするのかを検討してから選ぶことをおすすめします。
「LIT000171-WH」は、家具のネット販売を手掛ける、ぼん家具のライト付きシーリングファン。静音性が高いDCモーターを搭載しているため、仕事部屋や寝室での使用にもおすすめです。
リモコン操作で、4段階の風量調節や5段階の調光などが可能。設定メモリー機能を搭載しており、照明・ファンともに前回使用時と同じ設定で起動できるのもポイントです。
ファンは回転方向の変更も可能なため、空調に合わせて空気を効率よく循環させられます。カラーはホワイト・グレー・ブラックの3色を用意。ショッピングサイトでは2万円台から販売中です。
「サーキュライトEZシリーズ スイングモデル」は、ドウシシャのシーリングライト&サーキュレーター。角型引掛シーリングを含む、多くの取り付け器具に対応しており、さまざまな天井に本体をそのまま取り付けられます。
2段階のスイングや回転機能をはじめ、10段階の調光、7段階の調色など細かく調整できるのも特徴。操作はリモコンのほか、主要な機能が操作できるボイスコントロール機能を搭載しています。
6・8・12畳対応の各モデルを用意しており、ショッピングサイトでは12畳向けモデルが3万円台から販売中です。
「WF249P」1は、照明器具大手メーカーであるオーデリックのシーリングファン。DCモーターを採用しているほか、6枚羽根のモデルとなっており、自然でソフトな風を送ることができます。
リズム回転や風向きの切り替えが可能。ファンで室内の空気を対流させることで温度のむらがなくなり、冷暖房効率を向上できます。特に天井の吹き抜け空間などでは効果的です。
延長パイプが別売りで用意されており、天井の高さに合わせてさまざまな位置に設置できます。ショッピングサイトでは4万円台から販売中です。
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