夏の登山では、天候の急変や稜線での冷たい風に備えるために、軽量かつ動きやすい「ソフトシェルジャケット」があると安心です。
今回は、1万円前後で購入できる「夏の登山向けソフトシェルジャケット」を3モデルご紹介。軽快に山を楽しみたいこの季節にぴったりの一着が見つかるはずです。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
ザ・ノース・フェイスの「マウンテンソフトシェルフーディ」は、夏の稜線歩きや高所登山に最適な軽量ソフトシェルジャケット。ショッピングサイトでは1万円台前半から手に入るコストパフォーマンスの高さも魅力です。
透けるほど薄く、着ているのを忘れるほど軽やかな着心地ながら、尾根道の強風や朝晩の冷え込みからしっかりと体を守ってくれます。
ナイロンとポリウレタンを組み合わせた素材は、優れたストレッチ性を持ち、立体裁断と相まって腕や肩の可動域を妨げません。岩場や急登でも動きを制限せず、快適に行動できます。
また、頭部にしっかりフィットするフードは風の影響を受けにくく、視界をキープ。はっ水加工が施されているため、夏山特有の急な雨にも対応可能です。
ミズノの「コンパクトウォーターリパレントジャケット」は、公式サイトでの販売価格が6490円(税込、以下同)という手頃な価格ながら、撥水性と防風性を兼ね備えた優秀な一着です。
素材には50デニールの薄手ポリエステルを採用しており、風をしっかり防ぎつつ軽やかな着心地を実現。早朝の登山道や稜線でも体温を守ります。
フードにはシャーリング加工が施され、風の強い状況でも頭にしっかりフィット。視界を妨げにくく、実用性の高い設計です。
さらに、コンパクトに収納できる専用ポーチが付属し、バックパックの隙間にも収まりやすいため、気温差のあるアウトドアシーンで“お守り”のように携帯しておきたいアイテムです。
コロンビアの「ライトキャニオンソフトシェルジャケット」は、ショッピングサイトで1万円台前半から購入できるコスパの高い一着。軽量で動きやすい着心地が魅力で、アウトドアでの快適な行動をサポートします。
生地には高いストレッチ性とキックバック性を備えた素材を採用しており、急な登りでも腕や肩の動きにしっかりと追従。体の動きを妨げない設計で、行動中のストレスを最小限に抑えてくれます。
また、紫外線カット機能と撥水加工が施されており、強い日差しや急な小雨にも安心。パッカブル仕様でコンパクトに収納できるのも魅力です。夏の標高差がある登山や日帰りトレイルなど、荷物を軽くしたいシーンでも活躍します。
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