「アウトドアナイフ」は、食材のカッティングから、ナイフ1本で行う薪割り「バトニング」まで、キャンプのさまざまなシーンで活躍するギア。折りたたみ式のコンパクトなものや、堅牢なフルタングタイプなど、さまざまなナイフが登場しています。
日常のちょっとした作業にも便利に使えるのがアウトドアナイフ。ここでは今売れている、おすすめのアウトドアナイフをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2025年6月11日11:00現在)に基づいて制作・集計しています。
小林 カサゴ
Fav-Log編集部でアウトドアや腕時計、家電&ガジェットを担当。ITmediaではITトレンドやネット、ガジェットの取材を長年担当。学生時代からシンプルなキャンプを楽しみ、最近は海釣りが趣味。好きな魚はカサゴとオオモンハタとクロダイ。
ナイフの老舗ブランド、モーラナイフ(Morakniv)とモーラナイフ製品の国内販売を手がけるアンプラージュインターナショナル(UPI)が、防災用品として共同開発したステンレス製ナイフです。
「コンパニオン スパーク (S)」がベースになっており、全長は約220mm、刃長は約99mm、刃厚は約2.5mm。刃先は安全性に配慮して丸みのある形状に加工され、こじ開けやねじ回しなどにも使えるようにしています。ブレードの中央部はロープなどを切りやすい波刃になっています。
ハンドル部にはファイアースターターが内蔵され、ブレードの背を使って火起こしができます。プラスチック製シース(さや)とラバーハンドルは、視認性の高いエマージェンシーカラーとしてレッドとオレンジが採用されています。
公式サイト価格は5280円(税込)です。
ユニフレーム(UNIFLAME)のステンレス製フォールディングナイフです。
刃長95mmという料理に使いやすいサイズで、先端のギザ刃がかみ込んで切りやすくなっています。収納時は約12cmになり、ソロクッカーなどにも収納できるコンパクトサイズになります。
日本製ですが、ユニフレーム公式価格は1650円(税込)とコスパも良好です。
アウトドアナイフやマルチツールを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。
銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。
刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法で「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象になっています。
一般的にキャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。(警視庁による解説)
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