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「オフィスチェア」もし自分が買うなら……候補はこれ 「高コスパ」「実用的」「高機能」3モデルをチョイス【2025年7月版】(1/2 ページ)

» 2025年07月15日 17時06分 公開
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 リモートワークが浸透した結果、自宅内で作業をするための環境づくりも重要となってきました。中でも一日中座ることになる「オフィスチェア」は、正しい姿勢で作業を行い、体への負担を軽減するためにも、慎重に選びたいところです。

 「オフィスチェア」の選び方について考えた前回に引き続き、今回は「筆者がもし購入するならどのような製品を選ぶか?」という視点から、おすすめのモデルを紹介します。

森坂光郎

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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コスト重視で選択肢となる1万円以下のモデル|無印良品 ワーキングアームチェア 背メッシュ(2023)

写真 無印良品 ワーキングアームチェア 背メッシュ(2023)(出典:Amazon

 もし筆者が新しいオフィスチェアを今すぐ購入する必要があるなら、真っ先に候補に挙がるのは安いモデルです。良品計画の「無印良品 ワーキングアームチェア 背メッシュ(2023)」は、無印良品らしいシンプルなオフィスチェアで、公式ネットストアでの価格は8990円(税込、以下同)。1万円を切るリーズナブルさにひかれます。安心の国内ブランドというのも、迷わずチョイスできるポイントの一つですね。

 機能面では、後方へのロッキング機能があり、スムーズにリラックス姿勢が取れます。また、アームレストは4段階で高さが調整できるほか、取り外すことも可能なので、立ったり座ったりの動作が多いのなら外しても快適かもしれません。

 高さ調整はガスシリンダー方式を採用しているので、座ったままスムーズに高さを調整できそうです。背もたれはメッシュタイプなので、夏でも蒸れずに涼しく使えそう。これだけの機能を備えた国内ブランドのモデルが1万円以下というのは、実にありがたいことです。

実用的なものであれば家具屋さんのモデル?|ニトリ オフィスチェア OC707 エラストマーメッシュ

写真 ニトリ オフィスチェア OC707 エラストマーメッシュ(ブラック)(出典:楽天

 初めからより実用的なものを…と考えるのであれば、3万〜5万円ぐらいのモデルが選択肢に上がってきます。事務機メーカーの本格的なモデルはさらに高くなる、と考えると家具メーカーが頭に浮かびます。中でも国内のリーズナブルなブランドと言えば「ニトリ」ですよね。

 ニトリのオフィスチェア「OC707」は、オフィスチェアらしい機能を数多く備えたモデルです。そのため、一通りの機能を試してみて、どの機能が自分に必要か、また、どの部位がどのようであればより自分にとって快適なのかを知ることができるので、「入門用」としてもためになるチェアになりそうです。

 ロッキング機能は4段階で固定できるので、シーンに合わせて好みの角度で座り続けることが可能。ランバーサポートもついており、腰の負担を軽減してくれるので、長時間の作業も快適にできそうです。アームレストは「3Dひじ掛け」となっており、上下のほか、前後移動や角度調整ができます。ヘッドレストは角度と高さを調節可能。簡易的なオットマンのようなフットレストまでついているので、居眠りの際に便利ですね。

 全体にメッシュ素材を使用しており、座面までメッシュ素材となっているのも、個人的にはうれしいポイント。特に筆者の場合、仕事も趣味にもパソコンを使用するので、起きている時間はずっと座る形になりますし、蒸れにくさは重視したいところです。

 ニトリ公式通販の「ニトリネット」での価格は3万4990円。カラーはホワイト、グレー・ブラック、ブラック、ベージュの4色が用意されています。筆者の場合は、よく飲み物や食べ物をこぼすので、汚れが目立ちにくいブラックを選びたいところです。

本格的な10万円超のモデルは高級感もポイント|関家具 Ergohuman PRO2 Ottoman

写真 関家具 Ergohuman PRO2 Ottoman(出典:Amazon

 無限の予算が許されるのであれば、「成功者のオフィスチェア」ともいえる、ハーマンミラーの「アーロンチェア」を選びたいところですが、もう少し現実的な価格で長く使えるものを……と考えるならば、やはり国内ブランドの10万円超程度のクラスのものが頭に浮かびます。

 関家具(福岡県)の「エルゴヒューマン(Ergohuman)」は、人間工学をもとに「独立式ランバーサポート」のフィット感とサポートに重点を置いて設計された高機能チェアブランド。2005年の販売開始から実績を重ねており、信頼度は十分に高いと言えるでしょう。

 エルゴヒューマンのチェアは「独立式ランバーサポート」が最大の特徴とされており、体格や姿勢に応じて自動でポジションが調節され、着座時は常に腰をサポートし快適な座りを維持できるように開発されています。

 「Ergohuman PRO2 Ottoman」は、エルゴヒューマンの全機能を搭載したフラッグシップモデル。収納式のオットマンを搭載し、集中したいときは前傾チルト機能、リラックスしたい時はオットマンを使って、作業時と休憩時の切り替えをスムーズに行えるので、効率的なデスクワークを実現できそうです。

 型番「EHP2-LPL-DR」のメーカー希望小売価格は260,700円となっていますが、ECサイトでの実売価格は12万円台からとなっているようです。少し頑張れば手が届きそうなモデルと言えるでしょう。

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