「アウトドアナイフ」は、食材のカッティングから、ナイフ1本で行う薪割り「バトニング」まで、キャンプのさまざまなシーンで活躍するギア。折りたたみ式のコンパクトなものや、堅牢なフルタングタイプなど、さまざまなナイフが登場しています。
日常のちょっとした作業にも便利に使えるのがアウトドアナイフ。ここでは今売れている、おすすめのアウトドアナイフをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2025年8月8日11:00現在)に基づいて制作・集計しています。
小林 カサゴ
Fav-Log編集部でアウトドアや腕時計、家電&ガジェットを担当。ITmediaではITトレンドやネット、ガジェットの取材を長年担当。学生時代からシンプルなキャンプを楽しみ、最近は海釣りが趣味。好きな魚はカサゴとオオモンハタとクロダイ。
アウトドアナイフの定番ブランド、モーラナイフ(MORAKNIV)のハイエンドモデルとなるステンレス製フルタングナイフ「モーラナイフ ガーバーグ 」と、シース(鞘)に装着できるファイヤースターター、ダイヤモンドシャープナーがセットになったモデル。これ1つで薪割りから火起こしまでできるようになっています。
刃長は約109mm、刃厚はバトニングに十分な約3.2mm。ブレードの背とグリップエンドの金属部分が直角にグラインドされており、ファイヤースターターによる火起こしが容易になっています。
国内正規価格は1万4300円(税込)です。
ロゴス(LOGOS)のユニークなアイテムです。見た目ははさみですが、分解するとキッチンナイフとしても使えるのが特徴です。
はさみの状態から工具なしで簡単に分解でき、片方をナイフとして使えます。調理の際、これ1本でさまざまな食材のカッティングに活躍してくれそうです。
全長約19cm、刃体長約8.5cmのステンレス製。刃物の名産地として知られる岐阜県関市で生産されています。
ロゴス公式サイト価格は3960円(税込)です。
アウトドアナイフやマルチツールを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。
銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。
刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法で「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象になっています。
一般的にキャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。(警視庁による解説)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.