日本デザイン振興会は10月15日、「2025年度グッドデザイン賞」を発表しました。本記事では数ある受賞対象の中から「腕時計」に注目し、3点をピックアップして紹介します。
Fav-Log編集部
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シチズンの「プロマスター エコ・ドライブ プロフェッショナルダイバー 300m」は、深海での作業にも対応する、300m飽和潜水仕様の本格ダイバーズウォッチです。
ダイバーズウォッチに欠かせない、機能性・耐久性・安全性を徹底的に追求した設計が特徴。針とインデックスの大きさや配置のバランスをとり視認性を高めているほか、ラグなしのケースを採用し、装着感や耐衝撃性に配慮するなど、試行と改良を重ねて完成した1本です。
審査委員からは高い機能性に加え、見た目にも美しさや頼もしさを感じられる点などが評価されています。公式サイトでの価格は12万1000円(税込)、ショッピングサイトでは8万円台から販売中です。
オリエントの「バンビーノ 38 ソーラーパワード」は、人気の「バンビーノ」シリーズで初めてソーラー発電を搭載したモデルです。
発電効率を保ちつつ、丸みのある立体的な新形状の文字板を開発。クラシカルな見た目と現代的な機能性を兼ね備えているのが特徴です。また、サステナブルを意識した合成皮革バンドには、リンゴの搾りかすや芯材を活用。手首に柔らかい雰囲気を添える、フェミニンな色合いに仕上げています。
クラシカルな魅力と、ソーラー発電による利便性を両立している点や、清潔感のあるカラーリングなどが審査委員の評価ポイントとなりました。公式サイトでの販売価格は3万7400円(税込)、ショッピングサイトでは2万円台から販売中です。
カシオの「サ時計 SAN-100H」は、サウナ向けに開発した腕時計。「サウナに入っていると、今何分経ったのか分からない」という社員の実際の困りごとから生まれた製品で、「12分計モード」と「通常時刻モード」の2機能を備えた、シンプルながら新しい腕時計です。
サウナを連想させるカールバンドや、空間に溶け込みやすいコンパクトなデザインもポイント。2024年に実施したクラウドファンディングでは大きな反響を呼び、今年10月に一般販売を開始しましたがすぐに完売。追加販売を望む声も上がっています。
審査委員からは独創的な着眼点や、高温多湿環境に対応した高い機能性などが評価されています。公式サイトでの価格は1万6500円(税込)です。
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