ハイミッドのスマートフォンでも8〜10万円台になった昨今、突然の機種変更に迫られた場合、負担を感じる方も少なくないのではないでしょうか。一方で、より安価なローミッドからエントリークラスのモデルも性能や使い勝手が向上しており、端末価格を抑えたい人にとって魅力的な選択肢になっています。高負荷なゲームをプレイしないのであれば、機種変更の候補として十分検討しやすいモデルといえます。
今冬に関していえば、2025年12月に発売された「OPPO A5 5G」などが、そうしたローミッド〜エントリーの手頃な機種です。同機は、一括価格で2万円台半ばであり、MNPなどを利用しつつ、キャリアの端末購入補助プログラムを活用すれば、実質的な負担金額がほとんどかからないこともあります。
本稿では、そんな「OPPO A5 5G」について、3つのポイントを追って、概要をチェックしていきましょう。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
オウガ・ジャパンが展開するOPPO(オッポ)のスマートフォンは、大きく(1)ハイエンドの「Find」シリーズ、(2)バランスの良い「Reno」シリーズ、(3)価格重視の「A」シリーズ──という3つのシリーズに分かれています。
2025年12月4日に発売された「OPPO A5 5G」は、このうち3番目のAシリーズに該当する新モデルです。ナンバリングは1つ飛びますが、2024年に発売された「OPPO A3 5G」の後継機種に相当します。画面サイズは約6.7インチと大きめです。
OPPO A5 5Gは、SoC(システム・オン・チップ)にエントリーからローミッド向けの「MediaTek Dimensity 6300」を搭載します。同じSoCを搭載する機種としては、シャープの「AQUOS wish5」などが挙げられますので、比較対象としてイメージしておくとよいでしょう。
主な販路は以下の通りです。
・MNO:au、UQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイル
・MVNO:IIJmio、AEONモバイル、 HIS モバイル、QTmobile、ピカラモバイル、mineo、LinksMate、LIBMO
・その他:家電量販店、ECサイト、OPPO公式オンラインショップなど
なお、2025年12月時点でのワイモバイルでの価格をチェックしてみると、機種代金が2万6640円(税込、以下同)で、他社からMNPでの割引が適用されると1万6560円が引かれて支払い総額は1万80円になります。48回払いで1〜24回目が1円/月、25〜48回目が419円/月になる仕組みであり、端末購入補助プログラムの「新トクするサポート(A)」を適用して48回払いで購入し、25カ月目に機種変更する場合には、支払い総額は1円で済む計算です。
「OPPO A5 5G」のディスプレイは約6.7インチで、最大輝度1000ニトやリフレッシュレート120Hzに対応するなど、快適に使うための最低限の仕様はしっかりと備わっています。
背面カメラは、広角(約5000万画素)+深度カメラ(約200万画素)の2眼構成で、ポートレートモードの撮影などは可能。前面カメラは約800万画素で、背面・前面の同時撮影にも対応します。こうしたカメラの仕様は価格相応という印象なので、カメラにそれほどこだわらない人向けですね。
バッテリーは6000mAhと大容量で、バッテリー持ちについてはauの製品ページで確認できる連続待受時間=約910時間が参考になるでしょう。競合のAQUOS wish5がLTE接続時で約790時間とされているので比較的長めという印象です。また、独自の急速充電に対応していて、約37分で1%→50%以上の充電が行えることもポイント。ケーブルで接続した周辺機器などを充電できる「リバースチャージ」機能も使えます。
日常利用で便利な機能では、まず、おサイフケータイが使えます。また、IP65準拠の防塵・防水性能を備えているので、水回りで使った際の水しぶきや小雨程度には耐えられます。そして、米国国防総省が定める物資調達規格、通称MILスペックに準拠した耐落下・耐衝撃性能なども備えています。端末価格を踏まえても充実した仕様だと感じます。
そのほか、機能面では手袋をつけたまま操作できる「手袋モード」や、濡れた指でも誤操作を抑えられる「スプラッシュタッチ」機能などに対応していることを押さえておきましょう。
OSはAndroid 15ベースの「ColorOS 15」を採用。ソフトウェアのアップデートが3年間保証されているほか、バッテリーの劣化についても4年間使用して最大容量を80%以上キープできる長寿命設計がうたわれています。
・画面サイズ:約6.7インチ
・画面解像度:1604×720ピクセル(HD+)
・画面輝度:最大1000ニト
・リフレッシュレート:最大120Hz対応
・背面カメラ:広角(約5000万画素)+深度カメラ(約200万画素)
・前面カメラ:約800万画素
・SoC:MediaTek Dimensity 6300
・メモリ:4GB(最大8GBまで拡張可能)
・ストレージ:128GB
・外部ストレージ:microSDXC(最大1TB)に対応
・バッテリー容量:6000mAh
・バッテリー持ち:連続待受時間で約910時間
・SIMカードスロット:nanoSIM + nanoSIM/eSIM/microSD(排他的デュアルSIM)
・Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
・Bluetooth:Ver. 5.4
・生体認証:側面指紋認証 / 顔認証
・おサイフケータイ:対応
・防水・防じん性能:IPX5/IP6X
・タフネス性能:MIL規格準拠
・サイズ:約76(幅)×166(高さ)×8.0(奥行き)mm
・重量:約194g
OPPO A5 5Gは、エントリーからローミッド向けのSoCを採用しているものの、通信を前提としたクラウド型AI処理機能が使えるので、はやりのAI機能の恩恵もある程度受けられます。通信量を節約するために外出時の利用を控えて、自宅などでのWi-Fi接続下でのみ利用する前提でいれば、特に困ることはないでしょう。
具体的に、同社のAI機能群である「OPPO AI」を使えば、以下のような機能が利用可能です。
・AI鮮明度強化:画質の悪い古い写真や、トリミングで解像度が下がった写真の細部をくっきりさせる
・AI消しゴム:写真の背景に写り込んでいる人を、ワンタップで認識して一気に消去できる
・AIぼけ除去:ピンボケや手ブレの写真を鮮明にする
・AI反射除去:ガラス越しの撮影における反射の写り込みを目立たなくする
・AI Studio:写真をもとに画像を生成する
そもそもこの価格帯のスマートフォンを選ぶ方にとって、「最先端のAI機能が使えるかどうは」さほど重要ではないかもしれませんが、先述した「AI消しゴム」や「AI反射除去」といった機能は、撮影した写真を綺麗に整える便利ですので、検討時に気にしているかどうかにかかわらず、使えて損はありません。
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