いまiPhoneの購入を検討している人は、スタンダードモデルとして完成度を高めた「iPhone 17」と、賛否がはっきりと分かれつつも新しいシリーズとしての楽しさがある「iPhone Air」とで、どちらを選ぶべきか悩むこともあるでしょう。
本稿ではあらためて、両機種の特徴について5つのポイントで比較していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
iPhone 17は、6.3インチのディスプレイを備えた標準的なサイズのスマートフォンです。サイズは、149.6(高さ)×71.5(幅)×7.95mm(厚さ、最薄部)で、(厚さ11.4mm程度の背面カメラ部を除けば)フラットな形状をしています。本体にはアルミニウムフレームを、背面にはカラーインフューズドガラスを採用。ディスプレイ面には傷に強い「Ceramic Shield 2」が使われています。
重量は177g。iPhone Airとの比較では分が悪いものの、このサイズ感のスマートフォンにしては、そこまで重いわけでもありません。
一方、iPhone AirはiPhone 17よりもひとまわり大きな6.5インチのディスプレイを備えています。サイズは156.2(高さ)×74.7(幅)×5.64(厚さ)mm。薄さが際立ちますが、厚さは最薄部の数値で、実はカメラ部の厚みはiPhone 17のそれとほぼ変わりません。
本体にはチタニウムフレームが採用され、前面には「Ceramic Shield 2」、背面にも「Ceramic Shield」が使われることでスリムながらも強度を確保しています。ちなみに、背面の仕上げには特別な名称はつけられていないようですが、こちらも光沢を抑えたマットな質感です。
重量は165gで、iPhone 17よりも12gほど軽くなっています。ただし、もし別売のワイヤレスモバイルバッテリー「iPhone Air MagSafeバッテリー」(約126g)を装着して使うことになると、合計で約291gになります。数値だけを見ると、軽いような、重いような……。
とはいえ、店頭で実機を手に取りながらデザインを比較してみると、薄くて大画面なiPhone Airの方に、ワクワクする方も多いのではないかと思います。
iPhone 17のディスプレイは6.3インチ。スタンダードモデルでありながら、常時表示やProMotionテクノロジー(≒リフレッシュレート120Hz)をサポートし、上位のProシリーズと同等の使い勝手を実現したのがトピックです。画面輝度も標準で1000ニト、屋外で3000ニトあり、直射日光下での視認性も優れています。
iPhone Airのディスプレイは6.5インチで、最上位の「iPhone 17 Pro Max」の6.9インチにこそ及びませんが、iPhone 17よりはひと回り大きいです。こちらも常時表示やProMitionテクノロジーに対応。輝度の数値も共通しています。
表示領域の広さという点では、iPhone Airにメリットがありそうです。
iPhone 17は背面カメラに、4800万画素のメインカメラ+4800万画素の超広角カメラのデュアルカメラシステムを備えます。望遠カメラこそないものの、メインカメラではイメージセンサーの中央部のみを使って解像感を保ったズームを実現する2倍のクロップズームに対応しており、構図を整える程度のちょっとしたズームならば利用できるのがポイントです。
iPhone Airの背面カメラは、4800万画素のメインカメラのみ。こちらも2倍クロップズームには対応しています。ただし、超広角カメラは搭載していないので、広角撮影のみならず、「空間写真」「マクロ写真」「空間ビデオ」「シネマティックモード」といった超広角カメラで生きる撮影機能が軒並み使えなくなっているということはデメリットとして把握しておきましょう。
1800万画素の正方形様のイメージセンサーを搭載。縦持ちのまま横長の写真を撮影できるなどの柔軟に利用や、センターフレーム機能への対応といった特徴が共通します。
映像作品を作るような凝った撮影をする上ではiPhone 17を選んだ方ができることはかなり多いでしょう。一方で、「空間ビデオやシネマティックモードは別に使わないよ」という人ならばiPhone Airを選んでもさほど困らないのかな、という印象です。
iPhone 17シリーズやiPhone Airでは、チップセットの刷新や、ディスプレイの進化、eSIM化などが影響してか、過去のシリーズと比べてバッテリー持ちが大幅に良くなっています。
iPhone 17では、ビデオ再生が最大30時間、ストリーミングでのビデオ再生が最大27時間になり、丸一日を動画を視聴しつづけられるレベルに達しているのが分かります。
一方、薄型ゆえにバッテリー持ちが懸念されやすいiPhone Airも、公称値ではビデオ再生で最大27時間、ストリーミングでのビデオ再生で最大22時間とされており、十分なスタミナ力を備えていることが分かります。
ちなみに、もし「iPhone Air MagSafeバッテリー」を併用する場合には、ビデオ再生が最大40時間までアップしますので、周辺機器に手を伸ばせるほど予算に余裕があるならば、バッテリー持ちの心配はさほどしなくて良いのかもしれません。
また、充電に関しては、MagSafeでのワイヤレス充電を行う際の対応W数に差があります。具体的には、iPhone 17は最大25Wに、iPhone Airは最大20Wに対応しています。
ということで、バッテリー持ちや充電に関しては、iPhone 17の方が堅実ではあるものの、iPhone Airもネット上で散見されるほどの懸念はあまりないのかな、といったところですね。
iPhone 17シリーズとiPhone Airではストレージの最小構成が256GBになったことがトピック。従来の128GBモデルと比べると、ストレージの管理をせずに快適に運用できる期間が伸び、OSのアップデートも行いやすいので、コストパフォーマンスの面でも魅力的です。
オンラインのApple StoreにおけるiPhone 17の価格(税込、以下同)は、256GBモデルで12万9800円、512GBモデルで16万4800円であり、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。
一方で、iPhone Airは256GBモデルで15万9800円、512GBモデルで19万4800円、1TBモデルで22万9800円となっており、プラス3万円のコストがかかります。
なるべく予算を抑えたい場合は、やはりiPhone 17の方が魅力的に感じるに違いありません。一方で、予算は気にしないという場合には、iPhone Airも新しい機種ということでワクワクしながら試せる端末になると思いますよ。
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