出張のついでに山へ足を延ばすことが多く、ビジネス用とアウトドア用のバッグを使い分けるのが悩みでした。パソコンや着替えをしっかり持ち運べて、そのまま山にも行けるリュックがあればと思って見つけたのが、パタゴニアの「レフュジオ・デイパック 30L」です。
日常使いから旅まで対応できる定番モデルとして知られるシリーズで、筆者は1月まで販売されていた旧型モデルを使用しています。
今回は、実際に出張やハイキングで使ってみて感じた使い心地や特徴、気になった点をレビューしていきます。なお今回紹介するのは、先述した通り旧型モデルとなります。
立山 亜樹
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員の経験を活かし、登山やキャンプをはじめとしたアウトドアアイテムから、日常を便利にする生活グッズ、仕事の効率を高めるビジネスツールや最新ガジェットまで、幅広いアイテムのレビューを執筆。自身の体験をベースに、実際に使って感じたリアルな視点で、読者が「これ欲しい!」と思えるような情報をお届けします。
パタゴニアの「レフュジオ・デイパック 30L」を選んだ理由は、仕事とアウトドアの両方に使えるバッグを探していたからです。出張先で仕事を終えた翌日、そのまま近くの山を歩くことが多く、パソコンや書類、着替えまでまとめて入れられる容量が必要でした。
「レフュジオ・デイパック30L」は、普段使いから旅まで幅広く対応する定番モデルとして長く展開されているシリーズ。筆者が使用している旧型は、現在ショッピングサイトで2万円前後で販売されています。
容量は約30Lで、サイズは約48(縦)×30(横)×17(奥行)cm。パソコンなどの普段の荷物に加えて、着替えや履き替え用のシューズまで入れられる余裕があります。実際に出張の荷物を詰めてみてもスペースには余裕があり、そのままハイキング装備を追加できました。
また、通気性のある背面構造のおかげで長時間背負っても蒸れにくく、街中でも山道でも快適に使えます。一般的なビジネスリュックよりも収納力がありながら、アウトドア用バックパックほど大げさな見た目にならない点も魅力でした。
仕事の荷物に加え着替えなどを入れても余裕がある一方で、日帰りの外出や打ち合わせだけの日には、この容量がやや大きく感じることもあります。そこで便利だったのが、外側に備わった伸縮性コードです。
荷物が少ないときはコードを締めることでバックパック全体を引き締められます。内部の荷物が動きにくくなり、歩いているときの揺れも減りました。この仕様のおかげで、荷物の量に合わせて使い分けが可能。満員電車に乗るような場面では少し大きく感じるものの、圧縮しておけば扱いやすくなります。
上部にはジッパー付きのアクセサリーポケットがあり、財布や鍵、イヤホンなどの小物を分けて収納できます。ポケットの深さは約20cmで、7枚入りのマスクがそのまま収まるサイズです。
深すぎず浅すぎないため、中身を取り出しやすいのも特徴。ジッパーが大きく開くので、上からのぞくだけで何が入っているかすぐに確認でき、小物を探す手間がかかりません。
筆者が選んだカラーはNoble Grayです。グレーとブラウンを基調に明るい黄色が差し色として入った配色で、アウトドアらしさと落ち着いた印象のバランスが取れています。
真っ黒のリュックは重たい印象になりがちですが、かといってカラフルすぎるものは仕事用には使いにくいもの。このカラーはその中間の雰囲気で、仕事にも違和感なく使えています。
見た目はビジネスリュックに近い印象ですが、生地には耐久はっ水加工が施されており、小雨程度なら気にせず使えます。ぬれても乾きが早く、アウトドア用としても安心感がありました。
そして、15インチまでのノートパソコンが入る取り外し可能なパッド入りスリーブが付属しているのも魅力。パッドは肉厚で安心感があり、パソコンを衝撃から守りながら山を歩くことができます。
質感はしっかりしていて長く使えそうですが、旧型モデルはすでにリニューアルされています。大手ショッピングサイトや一部アウトドアショップなどでは現在も旧型を購入可能ですが、今後入手しにくくなる可能性がある点は少し気になるところです。それでも仕事とアウトドアを1つのバッグでまかないたい人には、頼れる選択肢になるでしょう。
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