ランニングを続けていると「次は少し違うメーカーを履いてみたい」「定番以外にも良いシューズがあるのでは?」と感じる瞬間があるものです。
新年度を前に、心機一転新しいメーカーの新しいシューズに出会いたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そんな人にぜひ知ってほしいのが、米国発のランニング専門ブランド「サッカニー(Saucony)」。日本では知る人ぞ知るメーカーですが、世界的には長い歴史を持ち、多くのランナーから信頼を集めています。
今回は、サッカニーの中でもタイプの異なる3モデルをピックアップし、それぞれの特徴や強み、どんなランナーに向いているのかを詳しく紹介します。
藤枝あおい
エンタメ好きのライター。日本のドラマや映画、アニメが好きですが、ジャンル問わず楽しみます。
オーストラリアでのワーホリ中に始めたランニングやハイキングの趣味を継続しながら、今は日本に居住。5年で7回の引っ越しと、住む場所や環境を変えるのも好きです。
GUIDE 18は、サッカニーの中でも“安定感”と“クッション性”を重視したデイリートレーナー用として位置づけられているモデルです。
日々のジョギングや距離走など、走行距離を積み重ねて走り込みたいランナーに向けて設計されており、足への負担を抑えながら快適に走り続けられるのが大きな魅力です。
ミッドソールには柔らかさと反発力のバランスに優れた「PWRRUNフォーム」を採用。着地時の衝撃をしっかり吸収しつつ、次の一歩へとスムーズにつなげてくれます。
さらにこのシューズの大きな特徴が、サッカニー独自の「センターパステクノロジー」です。これは足を中央に導く設計思想で、シューズ内でのブレを抑え、安定したフォームをサポートしてくれる機能です。
このモデルは、ランニング初心者やブランクのある人はもちろん、体重移動や着地が安定しにくいと感じているランナーにも向いています。スピードを追求するというよりは、「安心して毎日履ける一足」を探している人に最適で、ゆっくり長く走りたい人や、けが予防を意識したい人にとって心強い一足です。
KINVARA 15は、サッカニーを代表する軽量モデルで、“軽さ”と“自然な走り心地”を求めるランナーに支持されているシューズです。
無駄をそぎ落としたシンプルかつ軽量構造ながら、ランニングに必要な機能はしっかり備えており、テンポの良い走りを楽しみたい人にぴったりの一足です。手に取った瞬間から感じる軽さは大きな魅力で、足へのストレスを最小限に抑えながら、軽快に走れる設計になっています。
ミッドソールは軽量ながらも適度な反発力とクッション性を確保しています。路面の感覚をほどよく感じられるため、自分の足で走っているリアルな感覚があります。また、柔軟性が高く、足の動きに自然にフィットするため、ピッチを上げたランニングやテンポ走でも扱いやすいのが特徴です。
KINVARA 15は、ある程度ランニング経験があり、軽量シューズに挑戦したい人や軽量シューズのほうが走りやすいと感じているランナー、サブシューズとしてスピード練習用の一足を探している人に向いています。厚底シューズが主流の中で、あえてシンプルな構造のランニングシューズは他にはない快適な走りを実現させてくれます。
ENDORPHIN PRO 4は、サッカニーが誇るレーシングモデルで、レース本番や記録更新を狙うランナーに向けた「勝負用」の一足です。
世界中のエリートランナーからも支持されているこのモデルは、スピード性能と快適性を高い次元で両立しているのが最大の特徴です。
フルレングスのカーボンファイバープレートを内蔵し、サッカニー独自の「Speedrollテクノロジー」と組み合わせることで、着地から蹴り出しまでの動作をスムーズかつ力強くサポートします。自然と前へ転がるような感覚が得られるため、後半になってもスピードを維持しやすいのが魅力です。アウトソールには「XT-900ラバー」を採用し、路面をしっかり捉えるグリップ力と長い期間愛用できる耐久性も兼ね備えています。
このENDORPHIN PRO 4は、フルマラソンやハーフマラソン、10kmレースなどで自己ベストを狙いたい中上級者ランナーにおすすめの一足です。
脚力や走力がある程度備わっている人ほど、このシューズの反発力と推進力を最大限に生かすことができます。
サッカニーのランニングシューズは、安定感重視のGUIDE 18、軽快な走りを楽しめるKINVARA 15、そして勝負に挑むENDORPHIN PRO 4と、用途やレベルに応じたさまざまな選択肢が用意されています。
ランニングライフを充実させるために、ぜひチャレンジしてみてください。
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