収納家具を選ぶとき、「見た目の良さ」と「使い勝手」のどちらも妥協したくないもの。加えて、特にキッチン周りは、水や汚れにも強いものを選びたいところです。
筆者はこれまで、無印良品の「スチールユニットシェルフ」を家中で使ってきました。その流れでキッチンにも同じシリーズを取り入れたいと思い、より耐水性に優れた「ステンレスユニットシェルフ」を購入。スチールユニットシェルフに比べて価格は高めですが、本当に買ってよかった! と思えたアイテムです。
そこで今回は、無印良品「ステンレスユニットシェルフ」の魅力と気になる点をレビューします。
立山 亜樹
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員の経験を活かし、登山やキャンプをはじめとしたアウトドアアイテムから、日常を便利にする生活グッズ、仕事の効率を高めるビジネスツールや最新ガジェットまで、幅広いアイテムのレビューを執筆。自身の体験をベースに、実際に使って感じたリアルな視点で、読者が「これ欲しい!」と思えるような情報をお届けします。
キッチンで使う収納は、水や油汚れへの強さが気になります。そこで選んだのが、無印良品の「ステンレスユニットシェルフ ステンレス棚セット 大」です。サイズは約58(幅)×175.5(高さ)×41(奥行)cm、価格は2万9900円(税込、以下同)。同サイズのスチールタイプは1万4900円なので約2倍します。
それでも選んだ理由は、素材の安心感。ステンレスは鉄よりも水に強く、さびにくいのが特徴です。油はねなどで汚れても、水拭きできれいに保てるのがメリットです。
キッチンのシンクや調理器具とも質感がなじみやすく、統一感が出るのも魅力でした。棚板は「ヘアライン仕上げ」という細かな筋が入った加工が施されていて、光沢が強すぎず上品な印象。無骨なデザインがかっこよく、それでいて家庭のキッチンにもなじむ絶妙なバランスです。
ユニットシェルフはパーツが多いため、組み立てが大変そうなイメージを持つ人も多いかもしれません。実際今回のように、自分の身長以上の高さがある大型サイズはパーツの数が多いです。
しかし構造自体はシンプル。筆者の場合は1人で約30分ほどで組み立てることができました。
無印良品のユニットシェルフシリーズは、スチールタイプと同様に組み立て方法が統一されているため、一度経験しているとスムーズに進めやすいのもポイントです。
また、完成後の安定感も十分。棚板1枚あたり約30kg、全体で約100kgの耐荷重があり、大型のオーブンレンジも問題なく設置できました。収納力も優秀で、家電・食材・調理器具などを、自分好みの位置にまとめて置けるため、キッチンの動線が整理されます。
このシェルフを使っていて感じるのはデザインの良さ。飲食店の厨房のような清潔感と機能美があります。細いポールとシンプルな棚板からなり、直線的で無駄がないため、置くだけで空間をすっきり見せてくれます。
また、無印良品の収納アイテムと相性が良いのも大きな魅力です。ポリプロピレンケースやバスケットを組み合わせることで、見た目も整い、使いやすさもアップします。
今回のシェルフには、オーブンレンジや調理器具を置きつつ、下段には収納ケースを入れて食材や小物を整理しています。オープン収納のため取り出しやすく、日々の料理もスムーズになりました。
満足度の高いアイテムですが、気になる点もあります。まず価格については、同サイズのスチールタイプと比べると約2倍の価格で、リーズナブルとは言いづらいです。見た目や耐水性を重視するかどうかで、評価が分かれるポイントです。
また、公式サイトで購入すると送料が高くなるため、筆者はAmazonの公式ショップを利用しました。購入方法によって総額が変わるため、事前にチェックしておくのがおすすめです。
もうひとつ気になったのは、若干の揺れ。正しく組み立てても、背の高いシェルフだからか、少しぐらつきを感じることがあります。特に上段に重いものを置くと揺れやすい印象です。
対策としては、重いものは下段に置く、もしくは突っ張り棒などで天井と固定するのがよいでしょう。少し工夫することで、より安心して使えるようになります。
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