WebやSNSの利用はもちろん、エンタメや電子書籍、クリエイティブ用途でのニーズも広がっている「Androidタブレット」。さまざまなブランドから多彩なモデルがラインアップされているので、機種選びが柔軟にできるのも魅力です。
今回は、Androidタブレットの中から、最近の注目モデルのおすすめを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
Androidタブレットは、iPadよりも格安なモデルが豊富にあり、動画視聴や電子書籍・Webサイトの閲覧など、基本的な機能をスマートフォンより大きな画面で利用できることで人気を集めてきました。
もちろん高性能なモデルもあり、「大画面のスマホ」といったコスパ重視のニーズから、ビジネスやクリエイティブ、学習といった分野での活用も広がっています。
マルチタスク性能が強化され、大画面を生かした複数アプリの同時表示、ドラッグ&ドロップによるデータ共有などが行えるようになり、よりパソコンに近い感覚での操作が可能に。また、高精度なペン入力を備えたモデルも増えており、メモやクリエイティブな描画、ドキュメントの校正などでも活躍が広がっています。
高性能チップの採用も広がっており、ゲームや動画編集、高度なマルチタスクを快適に行うためのCPUや8GB超のRAM搭載なども目立ってきています。また、ディスプレイとサウンドの面でも、2Kや4Kといった高解像度のものや高コントラストの有機ELディスプレイ、あるいはドルビーアトモス(Dolby Atmos)などに対応したサウンドシステムの採用も多くなっています。
メーカーはLenovo(レノボ)やXiaomi(シャオミ)といった中国ブランドが活躍していますが、Androidスマホで高いシェアを誇る韓国のSamsung(サムスン)からも、意欲的にタブレット製品が投入されています。
国内ブランドだと、アイリスオーヤマの「LUCAタブレット」やNECの製品などが販売されています。国内ブランドにこだわりたい人は、それらをチェックしてみると良いかもしれません。
Galaxyスマホで人気のSamsungは、「Galaxy Tab」のブランドでAndroidタブレットを展開しています。リーズナブルなエントリーモデルの「Galaxy Tab Aシリーズ」から、コストパフォーマンスの高いアッパーミドルの「Galaxy Tab S FEシリーズ」、プレミアム・ハイエンドの「Galaxy Tab Sシリーズ」まで幅広くラインアップされています。
「Samsung Galaxy Tab A11+」は、2025年11月28日に発売された、エントリーモデルの新機種です。「Samsung Galaxy Tab A9+」よりも約18%向上した高性能なプロセッサー「MediaTek MT8775」を搭載し、より快適な操作を実現しています。5Gモデルも用意されており、そちらではSIMカードを挿し込めば、Wi-Fi環境がない場合でも通信できます。
約11インチの大画面はリフレッシュレート90Hzで滑らかな動きと鮮明な映像表示を実現。6GBのメモリを搭載しており、ゲームの操作もより快適です。ストレージも128GBと大容量で、さらにmicroSDカードを使用すれば最大2TBまで拡張できるので、大量のデータを持ち運べます。
「Samsung DeX」モードを使えば、アプリをウィンドウ形式で使用できるので、よりパソコンライクな作業環境を実現。ビジネスシーンでの活用も望めます。
「Samsung Galaxy Tab A11+」のWi-Fiモデルの価格は3万9600円(税込、以下同)、5Gモデルの「Samsung Galaxy Tab A11+ 5G」は4万7300円です。
コストパフォーマンスの高いスマホが人気のXiaomiは、Androidタブレット「Xiaomi Pad」シリーズを展開。中でも、ミドルハイ〜ハイエンドのモデルを高コスパで提供しています。さらに、エントリーモデルとして「Redmi Pad」シリーズ、リブランドモデルの「POCO Pad」なども用意しています。
3月2日には「Xiaomi Pad 7」の後継モデルとなる「Xiaomi Pad 8」シリーズが発売されました。厚さ約5.75mm、重さ約485gの超スリムボディに9200mAhの大容量バッテリーを内蔵。45Wハイパーチャージにも対応し、場所を選ばない効率的な作業環境を実現します。
約11.2インチのディスプレイは3.2K解像度(3200×2136ピクセル)の表示に対応。3:2のアスペクト比を採用し、ドキュメント作成などのオフィスワークから、Dolby VisionとDolby Atmosによる没入感のあるエンターテインメントまで、さまざまなシーンで快適な画面表示を実現します。
上位モデルの「Xiaomi Pad 8 Pro」は、プロセッサに3nmプロセスを採用した「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載。パソコンレベルの処理能力により、複雑なマルチタスクやグラフィカルな負荷の高いゲームでもシームレスな操作性を提供します。
また「Xiaomi HyperAI」機能により、AI文章作成、AIアート、AI通訳などの機能でビジネスをサポートします。公式サイトでは「Xiaomi Pad 8」が7万4980円、「Xiaomi Pad 8 Pro」が11万9800円で販売されています。
Xiaomiは、大画面と高コスパを両立した、エンタメ・学習向けミドルスペックとしての位置づけで「POCO Pad」シリーズを展開しています。大画面エントリーモデル「Redmi Pad Pro」の兄弟機ともとらえられており、手頃な価格で人気を集めています。
「POCO Pad M1」は、1月22日に発売されたモデル。「Redmi Pad Pro」の仕様をベースにブランド名を変更したリブランドモデルで、基本的な機能は踏襲している一方、背面ロゴやカラーバリエーションが異なっています。
「POCO Pad M1」は、約12.1インチ、2.5K解像度(2560×1600ピクセル)、120Hzリフレッシュレート対応のディスプレイを搭載。映画鑑賞やゲームなどのエンターテインメントで、高精細で滑らかな映像を楽しめます。
さらに、1万2000mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、長時間の使用も安心。また、POCOブランドのタブレットとしては初めて、キーボードケースとスマートペンに対応しており、クリエイティブ分野など、より幅広い仕様シーンで活躍します。公式サイトでの販売価格は4万9980円です。
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